浜松市は、多くの山村地域と合併して、政令指定都市になった。
その山村地域である旧市町村は、
北から、水窪、佐久間、春野、龍山、天竜である。
そのうち、水窪と春野を、
鈴木さん(高校同級生の市議会議員さん)と一緒にたずねた。
鈴木さんは、浜松の市街地出身だが、
三遠南信の活動をしているNPOさんの縁で、山間部を訪れるよう
になったとのこと。
私は、同じく浜松市と合併した三ケ日出身だが、
実は . . . 本文を読む
飯田橋でのヒアリング調査に遅れそうになり、急いで近道をしてみると、ひば工房という、魅力的な店があった。ひばの木工品などがおいてあるようだ。ヒノキオールのかぐわしい香りに誘われたが、さすがにその場ではよることができず、ヒアリングの帰りによってみた。
お店のおばさんに、ついつい質問をしてしまう。
Q.「ひば」って、静岡の掛川のお城をつくったときに、わざわざ青森から取り寄せていましたね。なんで . . . 本文を読む
月曜日、火曜日と愛媛県に森林関連の取組の視察に行って来た。
その中で、内子町のバイオマス利用、四国電力の石炭火力発電所を視察したが、両者の対照が面白かった。
内子町は、内子座や歴史的町並みで有名なところ。その町並みの近くに、木造平屋の中学校が建設されたが、木質ペレットによるボイラーの床暖房が導入されている。日本中で数少ない事例であろう。木質ペレットの年間使用量は20t程度という。
太 . . . 本文を読む
「四万十 よんでんの森」
「私の青空 高知龍馬空港・梼原の森」
「損保ジャパン・いきいき共生の森」
「未来を鏡に~四銀絆の森」
「住友大阪セメント~須崎 未来を拓く森」
「三菱UFJ信託・『想い』をつなぐ森」
「コクヨ-四万十 結の森」
「日本興亜・畑山の森林(もり)」
これが何かわかるだろうか。そう、企業が森に自分たちで名前をつけているのである。
このアイディアを施策として実施し . . . 本文を読む
実際の二酸化炭素収支においては森林による吸収量は小さい訳ではないが、化石資源の消費による二酸化炭素排出を打ち消すほどのものではない。化石燃料の消費量を抑制することが最優先の課題となる。
化石資源の消費を抑制する手段として、森林資源由来の製品による化石資源由来の製品の代替が効果的である。森林資源由来の製品は、持続可能な森林経営のもとでは、”カーボン・ニュートラル”であり、”代替による二酸化炭素排出削減効果”を発揮することができる。地球温暖化を防ぐ森の力の多くは、この代替効果にある。
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林業振興、廃棄物の有効利用、地球温暖化防止等の公益的側面から期待されている木質バイオマス・エネルギーであるが、事業採算上の課題解決は一筋縄ではいかないだろう。より経済効率性を高めるための複数の工夫を組み合わせ、徹底させていくとともに、公益的・波及的な効果を最大化する方法を模索していくことが不可欠である。都市住民、地域住民等の参加を得て、事業展開することも1つの方法である。この際、木質バイオマスが住民に親しみやすい燃料であることが利点となる。
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午前中に東京大学の松野先生訪問、午後は林野庁の山村力コンクールの審査委員会、その後に会社に戻り、明日の打ち合わせ資料作成、夕方は環境情報科学の編集委員会という1日だった。
年末となり、打ち合わせや会合をめぐり歩く日々。 . . . 本文を読む
高知市内に一泊したが、10年前と同様、市内には椋鳥の大群が飛び交っている。街路樹に停まっていたり、チョウチョの群のように低空を行き来したり、異様な景色。東京のカラスどころではない。どうなっているのか。 . . . 本文を読む