サードウェイ(第三の道) ~白井信雄のサスティナブル・スタイル

地域の足もとから、持続可能な自立共生社会を目指して

青森のひば工房

2008年03月01日 | 環境と森林・林業
 飯田橋でのヒアリング調査に遅れそうになり、急いで近道をしてみると、ひば工房という、魅力的な店があった。ひばの木工品などがおいてあるようだ。ヒノキオールのかぐわしい香りに誘われたが、さすがにその場ではよることができず、ヒアリングの帰りによってみた。

 お店のおばさんに、ついつい質問をしてしまう。


Q.「ひば」って、静岡の掛川のお城をつくったときに、わざわざ青森から取り寄せていましたね。なんでも、市長が青森に大きなひばがあることを見て、築城を思い立ったとか。でも、ひばって、ソリがひどいよね。

A.寒いところでそだつから、年輪が詰まっていて、その分、ソリがでるっていうよ。でも、ソリにあわせて、建築しています。


Q.「ひば」の香りって、ヒノキチオールの成分でしたっけ。

A.そう。「ひば」は、ひのき科で、ヒノキチオールをたくさん含んでいます。でも、日本のひのきにはヒノキチオールは含まれないです。台湾のひのきには、含まれています。


Q.このお店の商品は、どこから取り寄せているの?

A.下北半島から。いろいろな製作者がいます。


・・・私は、ひばの製油を買った。おまけに、ひばのチップを網にいれたものをいくつか、くれたので、会社に戻り、持続研のみんなにあげた。

詳しくは下記。木のよさや不思議さを教えてくれる店。

 ひば工房
 http://www18.ocn.ne.jp/~hiba/


注)写真は、自宅で咲いた梅。ひばとは無関係。

 
  
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