サードウェイ(第三の道) ~白井信雄のサスティナブル・スタイル

地域の足もとから、持続可能な自立共生社会を目指して

浜松市になった山村 ~水窪と春野

2008年04月16日 | 環境と森林・林業
浜松市は、多くの山村地域と合併して、政令指定都市になった。

その山村地域である旧市町村は、
北から、水窪、佐久間、春野、龍山、天竜である。

そのうち、水窪と春野を、
鈴木さん(高校同級生の市議会議員さん)と一緒にたずねた。

鈴木さんは、浜松の市街地出身だが、
三遠南信の活動をしているNPOさんの縁で、山間部を訪れるよう
になったとのこと。

私は、同じく浜松市と合併した三ケ日出身だが、
実は山間部にあまり行ったことがなかった。

鈴木さんが、合併して、元気がない山間部に想いがあることを知り、
希望して同行させてもらった。

春の日差しになごみ、また山道で
車酔いをしながらも、地域の夢を語りあい、とても刺激を受けた
2日間となった。

コンクールで世界一になったお茶や、
アマゴの甘露煮、
鹿肉の刺身、
山うなぎ(自然薯)と川うなぎ(普通の鰻)を両方のせた
料理の試食会
山菜のてんぷら
など、

食の彩り、盛りだくさんだった。

雑木林の芽吹きや、山桜の古木、断崖絶壁、
すみれやカタクリの花、山野草のオープンガーデン、
川の流れ・水音、ホトトギスの鳴き声、
マムシと目があったと冬眠の目ざめを喜ぶおばさん、
自分の山でもないのに、人の山を使った地域おこしの
プランを語る皆々、

数々の刺激を受けることができた。

そして、案内をしてくれた、楽しい面々・。

東京で仕事を依頼した人と、山の中で偶然であったり、
私の祖母の在所が、たずねた先で元町長をやっていたり、、
人とのつながりも感じることが出来た。

限界集落など、地域の課題は深刻にみえる。
しかし、山村はそれでも魅力的な場所だ。

その魅力を活かし、継承していくことを
皆で考えなければ。。。

とり急ぎ、第一報。

現地調査の分析レポートは、別の記事で。。
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