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【創立者 井上円了 生誕150周年記念講演会】荒俣宏・桶谷秀昭氏

2008-09-23 09:14:39 | 26 学生街散歩・古書店街巡り
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■『井上円了と福澤諭吉』─井上円了生誕150周年記念講演会(10/18)に際し慶應義塾福澤研究センター所長からのメッセージ
井上円了生誕150周年に際し、かねてより井上円了記念学術センターと交流のある、慶応義塾福澤研究センターの小室正紀所長よりメッセージをいただきました。
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『井上円了博士と福澤諭吉』

慶應義塾福澤研究センター所長
小 室 正 紀

 東洋大学の創設者、井上円了博士の生誕150年を、一学徒としてばかりでなく慶應義塾の一員として心より御慶び申し上げます。

 このように申しますのは、井上博士と慶應義塾の創設者福澤諭吉は、日本の近代に立ち向かったという点で、深いところで強い共通性をもっているからです。東洋哲学に日本の近代化の基礎を求めた井上博士と欧米文明を模範とした福澤諭吉とは、正反対の思想家であると考える方も多いと思います。しかし、それは皮相的な見方です。

 井上博士は、なによりも個々人の哲学を、近代の基礎と考えられましたが、拝金宗の教祖のように言われる福澤も、実は、主著『文明論之概略』で論じているように、真の近代化の鍵を「精神」に置いていました。慶應義塾での講義に関しても、福澤は明治の初期に、経済学の講義は高弟小幡篤次郎に任せ、それ以降は、本人は主にウェーランドの『修身論』を講義したと言います。また、福澤が唱えた「実学」は、往々にして、実務学と誤解されがちですが、これは誤りです。「実学」は、「虚」の学に対する「実」の学を意味します。権威ある古典的教説を盲信する虚学に対して、実証的学問を「実学」して唱道したのです。このことは福澤が「実学」にサイエンスと振り仮名を付けていることからも明らかです。

 このように考えてみると、井上博士はサイエンス(近代の科学的学問)の方法で東洋哲学を深く考察し、福澤は、同じくサイエンスにより欧米文明を考察したわけです。そして、この明治の二人の巨人は、ともに我々の社会を支える「精神」を求めていました。

 しかも、このように井上博士と福澤が同じ前線で戦った背後には、さまざまな共通性があります。両人がともに、官職、位階を求めず、無位無冠の思想家として生涯を通したことは、われわれが銘記すべき共通性でしょう。

 また浄土真宗も共通性の一つです。井上博士は真宗寺院の子弟として生を受けられましたが、福澤家の宗派も真宗でした。福澤自身は信仰者ではありませんでしたが、おそらく真宗に最も強い親近感を抱いていました。そのことは、種々の言説から明らかです。このためか、福澤の時代の慶應義塾には多くの真宗僧侶が入学しています。この中には、仏典をもとめ、チベットを目指しチベットに消えた能見寛のように、慶應義塾と東洋大学で学んだ若き真宗学僧もいました。

 井上博士は長岡藩の御出身ですが、同藩は最も多くの人材を慶應義塾に送り込んだ三つの藩の一つで、慶應義塾の「三藩」とさえ言われます。この結びつきは、大参事として維新後の長岡を指導した三島億二郎が福澤の思想に共鳴し交流が密であったことも一因でした。長岡からの入学者の中には、後に慶應義塾で塾長を務めた藤野善蔵や蘆野巻蔵も含まれています。

 井上博士の学問の出発点は長岡洋学校でしたが、同校は、三島億二郎をはじめとする長岡の指導者達が、福澤の助言も受けながら、明治五年に開設した学校です。また、開設に際しては、上に述べた福澤門下の藤野善蔵が赴任し創立のことに当っています。井上博士が入学したのは、創立二年後の明治七年のことですが、この学校には、おそらく新時代に向かって清新の息吹が満ちていたのでしょう。その息吹の中で教育を受けたことが、井上博士の真の意味での革新性や批判精神の原点を形成したのではないでしょうか。

 現在、世界中の多くの人々が、自からよって立つ精神の基盤を失い、心の漂流を始めようとしています。このような時にあたり、かつて近代アジアの産声のなかで、東洋の精神と欧米の精神に、それぞれに取り組んだ二人の巨人、井上円了博士と福澤諭吉の遺産を、いかに継承するかを我々は考えなければなりません。その一方の当事者である慶應義塾の一員として、井上円了博士が創設した東洋大学が大きく発展し、今年、同博士の生誕150年を迎えられたことを、まさに同志として心より御祝い申し上げる次第です。
(2008.9.16)

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【創立者 井上円了 生誕150周年記念講演会】
・日時:2008年10月18日(土)13:30~17:15
・東洋大学白山キャンパス・井上円了ホールにて(入場無料)

■ご聴講希望の方はこちらからお申し込みください→お申し込みフォーム
※申込期間終了後「受講証」をお送りいたします。なお、定員を超えた場合は抽選とさせていただきます。

■記念講演会の詳細はこちらをご覧ください→PDFファイル

■この記念講演会に関するお問い合わせは
東洋大学エクステンション課 TEL 03-3945-7555



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【出典】www.toyo.ac.jp/












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