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トラベクロトミー(線維柱帯切開術)の特徴

2017年04月01日 | トラベクロトミー 線維柱帯切開術

線維柱帯切開術(トラベクロトミー)という手術は、線維柱帯切除術(トラベクレクトミー)に較べて眼圧の下降は劣るものの視機能に影響を与える術後の合併症の頻度が低いのが特徴といえます。


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緑内障の手術:トラベクロトミー(線維柱帯切開術)の利点、欠点

2015年12月25日 | トラベクロトミー 線維柱帯切開術

トラベクロトミー(線維柱帯切開術)
の特徴(トラベクレクトミーとの比較において)

【利点】
①晩期合併症が少ない:濾過胞感染、遷延性低眼圧なし
②術後処置が少ない
③白内障同時手術と相性がよい(1~2mmHgの追加眼圧下降)
④きちんと手術をすれば、予測性の高い術後成績

【欠点】
眼圧下降効果が弱い:術後平均眼圧15~17mmHg
②病型により眼圧下降効果が異なる
③多くの場合眼圧下降点眼継続の必要あり
④術後早期の合併症:一過性眼圧上昇(スパイク)(15~40%)(深層強膜弁切除・シヌソトミー併用で頻度低下)

あたらしい眼科29(11):1483~1489,2012より


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