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チモロール点眼が効かなくなる場合

2016年01月16日 | β遮断点眼剤(チモプトール・ミケラン等)

【盛岡 眼科 土曜 日曜診療 緑内障】

β遮断薬(緑内障点眼)は長期に使用していると効果
が減弱することが知られています。

この現象を緑内障医はlong-term driftと
呼んでおり、あまり望ましい現象ではありません。

β遮断薬を含む点眼名は
・チモプトール
・ミケラン
・リズモン
・ベトプティック
・ハイパジール
・ミロル
・ザラカム
・デュオトラバ
・コソプト

などがあげられます。

どのくらいの期間でlong-term driftが
生じてくるかは定かではありませんが、
点眼開始から通常2~5年の年月を経過して認められます。

点眼を変更するかどうかは視野の
状態や網膜神経線維の厚さなど
から総合的に判断します。

参考文献: Boger WP:Long-term experience with timolol ophthalmic solution in patients with open-angle glaucoma. Ophthalmology 85: 259-267,1978


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