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トラバタンズからデュオトラバへの変更

2016年07月13日 | デュオトラバ®

【眼科 正常眼圧緑内障治療 盛岡市 緑内障専門】

プロスタグランジン関連製剤(キサラタン®やトラバタンズ®)
単剤で効果が弱い場合、ザラカム®やデュオトラバ®などの
β遮断薬配合剤への変更が検討されます。

ただし、β遮断薬の追加眼圧下降効果はさほど期待
できないため、ザラカム®やデュオトラバ®は正常眼圧
緑内障の患者さんで、もう1~2mmHgほど眼圧を
下げたい場合に使用されるケースが多いのが
実情です。

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キサラタンとタプロスは違うの?-緑内障治療のプロスタグランジン製剤

2016年07月09日 | 正常眼圧緑内障

正常眼圧緑内障 キサラタン タプロス 違い 盛岡市 眼科】

正常眼圧緑内障に対してキサラタン点眼とタプロス点眼のどちらが眼圧下降効果があるかという研究があります。

キサラタンを4週以上点眼していた患者さんに対してタプロス点眼に変更した場合の眼圧を比較した研究です。

キサラタンを4週以上点眼されてた方の平均眼圧は12.9mmHg。その後、休薬期間をおくことなくタプロスに点眼変更したところ、8週後には眼圧が11.8mmHgに有意に下降したということです。
【参考文献: 中室隆子 中野聡子 山田喜三郎ほか:正常眼圧緑内障に対するタフルプロストとラタノプロストの眼圧下降効果の安全性の比較. 新しい眼科30(1):113-116,2013】

正常眼圧緑内障の点眼治療はキサラタン点眼が主流でありますが、もう少し眼圧を下げたい場合にはタプロス点眼も治療の一つの選択肢と言えるでしょう。

ちなみに、キサラタンタプロスなどのプロスト系点眼薬の効果は、点眼後6~10時間後で最大です。 通常、眼圧は明け方~午前中が 一番高いため、プロスト系の点眼薬は夜に点眼してもらうと 効果が午前中に最大となるので効果的と言われております。【緑内障 専門医 岩手県盛岡市】 


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