新横浜 占いの真龍堂

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神社めぐり 1605 田無神社

2021-04-15 05:00:04 | 占い
新横浜 占いの真龍堂です

安産祈願の神社を巡ります

今回は 田無神社 です

田無神社の主祭神は、級津彦命(しなつひこのみこと)・級戸辺命(しなとべのみこと)、
大国主命であります。
大国主命は出雲大社の祭神であり日本各地の神社でお祀りされています。
「古事記」によれば、素戔嗚尊の娘神である須勢理比売命と婚姻し、
海の向こうからやってきた少彦名命と協力して日本国の開拓経営に尽力され
葦原中国(日本国の異称)の主となられました。
その後、天照大御神の葦原中国平定の命を受け天降った武御雷神に国譲りをし、
幽界にお隠れになられました。非常に多くの異称とご利益を持つ神様です。
また、尉殿大権現と称されていた創建当初より
級津彦命 (しなつひこのみこと)・級戸辺命( しなとべのみこと)をお祀りしております。
この二柱は龍田大社や伊勢神宮・内宮の別宮である風日祈宮、
外宮の別宮である風宮などでお祀りされる風を司る神様です。
元寇の際に神風を吹かせ、日本の国土をお守りくださった霊験あらたかな神様であられます。
現在は五行思想に基づき本殿に級津彦命(しなつひこのみこと)・級戸辺命(しなとべのみこと)として
金龍、境内各所に黒龍、白龍神、赤龍、青龍を配祀し五龍神として信仰されております。

田無神社の創建は、正応年間(1288〜1293)あるいは建長年間(1249〜1256)と伝わり、
いずれも13世紀・鎌倉時代とされています。当初は現在の鎮座地より北へ1キロほど離れた
谷戸の宮山に鎮座しており、尉殿大権現と称しておりました。
時代は下り江戸時代になると、慶長11~12年(1606〜1607)の江戸城増改築に際して、
漆喰の原料である石灰運搬のために青梅街道が開かれました。
これに伴い、幕府の命令により谷戸の住人たちは青梅街道沿いに移り住むこととなり、
宿場町として田無の町の歴史が始まりました。
このような歴史の経緯の中で、宮山に鎮座する尉殿大権現は、
元和8年(1622)に上保谷(住吉町)に上保谷尉殿権現(現尉殿神社)として分祀されます。
その後の「遷座・分祀」の歴史は諸説あり、はっきりとしたことは分かっていません。

子育て犬

木彫りの犬の親子像です。
古来より多産で安産である犬は、出産に縁起が良いとされており、
12日に1度の戌の日に安産祈願をする風習があります。
また、犬は子供の面倒をよく見て外敵から守るため、子育てにも縁起が良いとされております。

◇所在地

東京都西東京市田無町3-7-4

◇交通アクセス(最寄りの駅)

西武新宿線「田無駅」北口より徒歩6分

<田無神社 ホームページより >
http://tanashijinja.or.jp/



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