【人生100年時代】シニアの仕事

生涯現役めざす実践者&ナビゲーター
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【毎日がワクワクする自分発見術 人生100年時代の社会人基礎力その3】

2019-10-17 07:33:30 | 日記
こんにちは!シンライフワークのウーマンユニットの倫です。

今日は「社会人基礎力」その3ということで第3回目です。

1回目→「前に踏み出す力(アクション)」
https://shinlifework.co.jp/2019/10/03/【毎日がワクワクする自分発見術%e3%80%80人生100年時代-2/
2回目→「考え抜く力(シンキング)」  
https://shinlifework.co.jp/2019/10/10/【毎日がワクワクする自分発見術%e3%80%80人生100年時代-3/

「チームで働く力」(チームワーク) ~多様な人々とともに、目標に向けて協力する力~

その能力の中にある能力要素は

1. 発信力(自分の意見をわかりやすく伝える力)
2. 傾聴力(相手の意見を丁寧に聴く力)
3. 柔軟性(意見の違いや立場の違いを理解する力)
4. 情況把握力(自分と周囲の人々や物事の関係性を理解する力)
5. 規律性(社会のルールや人との約束を守る力)
6. ストレスコントロール力(ストレス発生源に対応する力)

お、多いですね6つの要素があります。実はここは私の得意分野です(笑)
今日はそのうちの2つについてお話をします。これはとても大事な要素です。

「発信力」と「傾聴力」
「アウトプット」と「イントプット」

自分の意見、気持ちを分かりやすく相手に伝える力が「発信力」
相手の気持ちや、意見を丁寧に聴く力が「傾聴力」

です。

たぶん、どちらかが苦手でどちらかが得意ということはあまりない気がする
というのが持論です。
というのも・・・しっかり聴くことをすれば、頭にも入るし、
それがどういう意味なのかを正しく言葉の因数分解をして伝えることもできるのかと。

私自身も多くのクライアント様のコンサルテーションをする中で、
この2つの重要性は実感しています。

伝え方は100通りもあり整理して話される方もいれば
思いつきで話をされる方もいます。
受け手がそれを整理して理解する力をいかに持っているかが重要ですね。
だってクライアント様にいえませんものね。
「もっと整理して話してください」なんて。
そんなこと言ったら口つぐんでしまう(笑)
逆にプロだったら、混乱しているクライアント様の頭を整理して
すっきりとした状況にしてあげたい!とそう思うわけです。

「発信力」は「発言力」とは違います。
「影響力を与える言葉」を使うというものではありません。
「言い負かす」とか、「説得する」とかそういう力わざでもありません。

あくまでも聞き手の方にフォーカスをして
相手がわかる言葉を選び、整理して伝えて「そうそう!」と頭の上に
ピカーっと豆電球が光るようなその瞬間をいっぱい作る、そんなイメージ。
 
しかし年齢や職位があがると、ビジネス用語がわかる人に囲まれていることもあり
難しい言葉(特にビジネスで使われる言葉)を多用したり、
概念で語ったり、伝え方をはしょったりなどコミュニケーションが雑になりがちです。
ちなみにうちの父はいまだにビジネス用語を母の前で乱用し
母が困惑すると、「おまえは専業主婦だからわからないな」なんて
馬鹿にするので、横から私が母に応戦をするという図式になっています。
社会からちょっと離れるとつい、そういう権威を示したいという父のスタンスが
うかがわれます。話がそれたので戻します。(笑)

自分が理解をしているからといって全ての人が同じ頭ではありません。
今、目の前の聞き手にフォーカスを当てて、
その人が「ごっくん」と飲みこめる言葉を選べる力こそ発信力か思います。

最近シニアの方や20代の若者と話をする機会も多かったので、
このスキルは彼らによって磨かれました。
それは大変だったけど今思うと感謝以外ないです。
もちろん、今なお進行形です。

ビジネスで使われる当たり前の言葉をどの人にも
わかりやすく伝える言葉選びができるようになるために
老若男女問わず話す機会を持つことも必要ですね。

そして、今、口から出る言葉。
目の前の人が受け取りやすい言葉で伝えていますか?
そんな言葉選びをしていますか?

ちょっと話す前にひと呼吸。饒舌よりは丁寧にいきましょう。



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