9月26日、本会議終了後、議会棟で行われたスポーツ議員連盟主催の講演会に参加しました(私は副会長をしています)。
講師は、2004年アテネパラリンピック1600mリレーの銅メダリストの副島正純さんでした。
副島さんは、暴走族だった。父、母を恨み、自分が人に迷惑をかけて親が謝る。それは当たり前と思っていたという。
副島さんが24歳。家業を手伝う中で、鉄板に挟まれて脊髄を損傷した。そのとき父が泣きそうな顔で自分の手を握ってくれていた。副島さんは「これが親不孝なのか・・・・」と泣いた。
そんな彼の人生を車椅子が変えた。2000年のシドニーパラリンピックで友人がメダルを取った。自分もやりたい。アテネに行きたいと必死に練習した。
副島さんは、障害者のスポーツだって、見ている人が熱くならなければならない。感動を与えられなければならない。と語る。
「今は両親に感謝しています。その母が来週手術をすることになった」と語ったときに副島さんの目から大粒の涙が流れた。
自分を支えてくれている人に「感謝」できるようになった。すると勝とうというモチベーションが高まり結果がついてくるようになった。と目が輝いていた。
今日は、素晴らしい人生ドラマを伺った。自分もいつまでも「感謝」の心を忘れない人生であり続けようと思いました。