（もう一回）松浦亜弥

”Aya Matsuura 松浦 亜弥 - Fan Club Event 2010 Maniac Live Vol.3”を

Parte １から Parte 7まで全部観た（youtube）

全く噛まない驚異のMCと、音程が全くズレない見事な歌唱に酔いしれた。

今、ayayaは全く芸能人としての発信がなく

そのことが残念でならない。

病気とか結婚とか、いろいろ事情もあるだろうけど

これだけのパフォーマンスができる人が

何もしていないなんて

日本芸能界の大きな損失だと思う。

 

ずっとayayaの歌唱を見ていると

日本語で正しく発音して、正しく感情を込めたら

こういう歌いっぷりになるだろうなと実感する。

もっとドラマティックに、説得力抜群に歌える歌手は

他にいるだろうけど

これほど「正しい歌唱」は他に知らない。

彼女のルーツは、案外、日本語のアクセントとかに一家言あった

藤山一郎ではないのか、と思ったりする。

24歳の若さでそういうニュアンスを伝えられるのは

まさに「天賦の才」というしかないだろう。

「正しさ」がうとましく感じられるときも時にはあるが

そうでない限り、ayayaの歌はいつも日本人の魂の奥底に響くだろう。

日本語の歌詞の美しさを分かり始めたこの年代になって

あらためてayayaの歌の素晴らしさを再発見できたのだろうと思う。

 

もちろん、可愛いけどね、

美しくて、艶があって、華があって、それ以上にカワイイ。

「神」です、ayaya。