変化に軽く乗る

ふと立ち止まってみると、いろんなことが変化していることに気づきます。

松下電器産業がパナソニックに社名を変更したかと思いきや、三洋電機を吸収合併するらしい。
昨年は、ビクターがケンウッドと経営統合をしました。
新聞等によると、まだまだ電機業界の再編は続くかも知れないらしい。

iPod+iTuneのアップルは、世界最大の音楽会社とも言えるでしょうし、携帯型音楽機器メーカーとしては最大売上げの会社となってしまいました。
以前から放送と通信の融合、ということは言われていましたが、既にすっかり電機業界とパソコンなどのIT機器業界は、融合してしまったように思います。
またここに来て、話題の超格安5万円パソコンがすごく売れているみたいですね。

政治の世界は詳しくありませんが、アメリカも初の黒人大統領が誕生するかもしれないようです。
日本でも自民党政権がかなり危うくなってきたようです。
また経済分野でも、世界的な金融危機が、実体経済まで大きな影響を及ぼしてきたし。
プロ野球の世界でも、アマチュアの選手が日本のプロを経ずに、大リーグに行く選手が出てきました。
北京オリンピックの柔道で金メダルを獲った21歳の選手が、プロの総合格闘技に行くことにしたらしいですね。
今朝のニュースを見ていたら、音楽プロデューサーの小室さんが詐欺容疑で任意同行されたみたいだし。
自分の仕事やライフスタイルも、携帯電話とパソコンで劇的に変わったように思います。

以前、流れない水は淀んで汚れるものだから、さらさらと流れた方がいい。
世の中も同じで変化しないより、変化した方が健全である、と聞いたことがあります。
確かにその通りかも知れませんが、最近の世の中の変化はあまりにも激しすぎて、「想定内」とか「想定外」を越えて、「なんも言えねえ」って感じです。
このようなときは、流れに逆らうのは論外ですが、その流れを利用するというのも、かなりの危険を伴うように思います。
だから「変化に軽く乗る」ぐらいが、いいように思うのですが。