コピーライターを目指す人の日記

言葉と、人と、文章を書くことが、僕はきっと好きです。

「嫌われる勇気」を読んで

2014-02-03 14:32:02 | 日記
「嫌われる勇気」という哲学に関する本を読んでいます。

面白いことが書いてありました。


「引きこもりの青年」には
何らかの原因があったから引きこもりになった。
一般的には、そう考えがちです。

「原因論ではなく、目的論で考える」ということをこの本は主張します。
原因があったのではなく、
「外に出たくない」という目的を達成するために、
原因を作り出しているのだと。

つまり、「外に出ず、部屋の中の安住を求める人間なのだ」と。

少し、厳しいようですが、
なるほど。
納得できるところはあります。


ということはですよ。
仮に付き合っている恋人に浮気をされた人がいるとして、
その人が失望のあまり浮気を繰り返す人間になったとしたら。

それはそもそも「浮気をしたい人間だった」ということだろうか。
そのための手段を手に入れたにすぎない。
そういうことになるだろうか。


それはそうかもしれない。
正直、そう考える自分がいます。

せつない。