防衛白書、公表延期…「日韓併合100年」配慮か
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100728-OYT1T00009.htm
政府は27日、30日に予定していた2010年度版「日本の防衛」(防衛白書)の閣議了承と公表の延期を決めた。
白書を巡っては毎年、竹島(韓国名・独島)を「わが国固有の領土」とする記述に、領有権を主張する韓国が抗議しており、今年は8月に日韓併合100年となることを踏まえ、韓国側に配慮して公表時期をずらしたとみられる。
防衛省は延期の理由について、「白書の内容について政府内で種々の意見があった」(前田哲報道官)としている。しかし、同省関係者によると、すでにほぼ印刷を終えていた白書の公表に対し、首相官邸側から延期の指示があったという。
政府関係者によると、8月に日韓併合100年を迎えることから、韓国側の対日感情が悪化する可能性を踏まえ、政府内で6月ごろから「発行時期に配慮すべきではないか」という意見が出始めたという。防衛省は「予定通り発行すべきだ」として準備を進めていたが、首相官邸側が「韓国内の反日感情を刺激するより、延期したほうがよい」と判断したとみられる。公表は9月になる見通しだ。
防衛白書は、防衛省が過去1年間の政策や自衛隊活動について国民の理解を得るために発行している年次報告書だ。例年、日本周辺の安全保障環境の説明で、「わが国固有の領土である北方領土や竹島の領土問題が依然として未解決のまま存在している」と記し、巻末の日本地図にも竹島を掲載している。今回も同様の記述を予定していた。韓国では、8月15日が日本の植民地支配からの解放記念日で、29日には日韓併合条約に基づく植民地支配開始から100年を迎えることになっている。
(2010年7月28日03時03分 読売新聞)
「韓国に配慮」防衛白書を異例の公表先送り
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100728/plc1007280018001-n1.htm
政府は27日、当初30日に予定していた平成22年版防衛白書の閣議了承を先送りすることを決めた。白書では、日本固有の領土でありながら韓国が不法占拠を続ける竹島について、「領土問題が未解決のまま存在」と明記しており、これに対する韓国側の反発に仙谷由人官房長官が配慮し、防衛省に先送りを指示した。日韓併合100年を迎える8月29日以降まで了承を控える。外交問題を理由にした了承先送りは異例で、防衛省内には「弱腰すぎる」との不満もくすぶっている。
防衛白書では平成18年版から毎回、「わが国固有の領土である北方領土や竹島の領土問題が依然未解決のまま存在している」と明記しており、22年版でも同様の記述を盛り込む。
韓国側はこれまでも防衛白書に竹島を日本の領土と明記することに繰り返し反発している。韓国の「2008年版国防白書」では表紙に竹島のカラー写真を掲載するなど、日本への対決姿勢も強めている。
これに対し、日本側は民主党政権下で、「不必要な摩擦を招かないため、その言葉(不法占拠)は使わない」(岡田克也外相)との発言に象徴されるように過剰な配慮が際立つ。白書の了承先送りも、その延長線上にある。
政府内には了承先送りについて「不法占拠を続ける韓国を利するだけだ」(外務省幹部)との批判も強い。先送りしても竹島を「わが国固有の領土」との記述自体を削除するわけではなく、了承時には韓国側が反発を強めるのは必至だからだ。日韓併合100年という節目の後までずらすだけの場当たり的な対応は、問題をクローズアップさせただけともいえ、「官邸の政治センスを疑う」(政府高官)との指摘もある。
表向き防衛省も、年末に改定予定の「防衛計画の大綱」に関する記述など、竹島以外の手直しも官邸側から求められていると強調する。だが、白書はすでに約1千部が印刷されており「事業仕分けの無駄排除と矛盾する」(同)と揶揄(やゆ)する声もある。
防衛白書は防衛問題について国民の理解を得るために毎年刊行し、22年版で36回目。例年、7月から8月上旬に閣議で了承し、公表している。
2010.7.28 00:15
【政治】「竹島は固有の領土」2010年版防衛白書の発表を延期 日韓併合100年を前に韓国の反日感情を避けるためか
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1280263477/
【政治】「竹島」で韓国に配慮か 防衛白書の閣議報告が先送りされるのは極めて異例
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1280243803/
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100728-OYT1T00009.htm
政府は27日、30日に予定していた2010年度版「日本の防衛」(防衛白書)の閣議了承と公表の延期を決めた。
白書を巡っては毎年、竹島(韓国名・独島)を「わが国固有の領土」とする記述に、領有権を主張する韓国が抗議しており、今年は8月に日韓併合100年となることを踏まえ、韓国側に配慮して公表時期をずらしたとみられる。
防衛省は延期の理由について、「白書の内容について政府内で種々の意見があった」(前田哲報道官)としている。しかし、同省関係者によると、すでにほぼ印刷を終えていた白書の公表に対し、首相官邸側から延期の指示があったという。
政府関係者によると、8月に日韓併合100年を迎えることから、韓国側の対日感情が悪化する可能性を踏まえ、政府内で6月ごろから「発行時期に配慮すべきではないか」という意見が出始めたという。防衛省は「予定通り発行すべきだ」として準備を進めていたが、首相官邸側が「韓国内の反日感情を刺激するより、延期したほうがよい」と判断したとみられる。公表は9月になる見通しだ。
防衛白書は、防衛省が過去1年間の政策や自衛隊活動について国民の理解を得るために発行している年次報告書だ。例年、日本周辺の安全保障環境の説明で、「わが国固有の領土である北方領土や竹島の領土問題が依然として未解決のまま存在している」と記し、巻末の日本地図にも竹島を掲載している。今回も同様の記述を予定していた。韓国では、8月15日が日本の植民地支配からの解放記念日で、29日には日韓併合条約に基づく植民地支配開始から100年を迎えることになっている。
(2010年7月28日03時03分 読売新聞)
「韓国に配慮」防衛白書を異例の公表先送り
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100728/plc1007280018001-n1.htm
政府は27日、当初30日に予定していた平成22年版防衛白書の閣議了承を先送りすることを決めた。白書では、日本固有の領土でありながら韓国が不法占拠を続ける竹島について、「領土問題が未解決のまま存在」と明記しており、これに対する韓国側の反発に仙谷由人官房長官が配慮し、防衛省に先送りを指示した。日韓併合100年を迎える8月29日以降まで了承を控える。外交問題を理由にした了承先送りは異例で、防衛省内には「弱腰すぎる」との不満もくすぶっている。
防衛白書では平成18年版から毎回、「わが国固有の領土である北方領土や竹島の領土問題が依然未解決のまま存在している」と明記しており、22年版でも同様の記述を盛り込む。
韓国側はこれまでも防衛白書に竹島を日本の領土と明記することに繰り返し反発している。韓国の「2008年版国防白書」では表紙に竹島のカラー写真を掲載するなど、日本への対決姿勢も強めている。
これに対し、日本側は民主党政権下で、「不必要な摩擦を招かないため、その言葉(不法占拠)は使わない」(岡田克也外相)との発言に象徴されるように過剰な配慮が際立つ。白書の了承先送りも、その延長線上にある。
政府内には了承先送りについて「不法占拠を続ける韓国を利するだけだ」(外務省幹部)との批判も強い。先送りしても竹島を「わが国固有の領土」との記述自体を削除するわけではなく、了承時には韓国側が反発を強めるのは必至だからだ。日韓併合100年という節目の後までずらすだけの場当たり的な対応は、問題をクローズアップさせただけともいえ、「官邸の政治センスを疑う」(政府高官)との指摘もある。
表向き防衛省も、年末に改定予定の「防衛計画の大綱」に関する記述など、竹島以外の手直しも官邸側から求められていると強調する。だが、白書はすでに約1千部が印刷されており「事業仕分けの無駄排除と矛盾する」(同)と揶揄(やゆ)する声もある。
防衛白書は防衛問題について国民の理解を得るために毎年刊行し、22年版で36回目。例年、7月から8月上旬に閣議で了承し、公表している。
2010.7.28 00:15
【政治】「竹島は固有の領土」2010年版防衛白書の発表を延期 日韓併合100年を前に韓国の反日感情を避けるためか
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1280263477/
【政治】「竹島」で韓国に配慮か 防衛白書の閣議報告が先送りされるのは極めて異例
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1280243803/