天上界と下界の狭間で、死んだ<ぼく>の魂は漂っていた。するとプラプラという天使?が話しかけ、<ぼく>が抽選に当たり、もう一度下界に戻って再挑戦するチャンスが与えられたと告げる。
こうして、<ぼく>の魂は自殺したばかりの「小林 真」という名の中学生の体に入りこみ「小林 真」になって生きる事になる。
「真」は、家庭では彼が軽蔑する父、不倫中の母、出来の悪い弟を馬鹿にする兄に囲まれ、学校でも友達も無く成績も最低であった。また、密かに思いを寄せる後輩は援助交際をしていた。
しかし、「真」として生きる<ぼく>のまわりでは、様々なことが動き出す。そして、<ぼく>は『ある事』に気づくのだった…
後輩の援交を目撃、同時に母親の不倫そんなのが重なれば・・・・・・
再挑戦と言われても、真に生まれ変わった魂はどこか周りを見下していて、ここでの生活はただわずらわしいだけだった。
いつのまにかプラプラとのあいだにも友情みたいな感情が。
生まれ変わり、自分の犯した罪、人は支えられて支えていて、知らないあいだに誰かに関わっている。
自分で自分で終わらしてはいけない。
カラフルの意味は最後に・・・・わかります。
オススメ度 ・・・・・ ( 街並みが細かく描かれている、鉄道好きには食いつくところあり )
エンドロール後は なし です。
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