石川遼君、15歳でプロの大会で優勝した。世界最年少である。
あれ以来、アマの観戦も多くなった。ゴルフ愛好者のひとりとしてうれしい現象である。
昨日の新聞をみて「えっ、スポーツ学校の子どもたちがこんなに実力をつけたの?」驚いた。
第19回県ジュニアゴルフ選手権高校男子の部で森本君が優勝した。75でまわってきた。
彼は何でも人並み以上にこなす。おおた芸術学校でバイオリンを弾いていた。今はどうかしらないが「あいつ、やるんだよな」有名であった。ゴルフも小学生のころから大人顔負けのスコアをだす。うまい大人が舌をまく。勉強もできるみたいだ。
準優勝の高柳君、1打差であった。
彼とはたまにあるゴルフ練習場で会う。「あと、10cm高くなればいけるね」なんて話をする。倉本だってスポーツ選手にしては小柄。あんなタイプである。
横目で私のスイングを見ていて「こりゃ、だめだ」なんて思っているのかも。
「いつかいっしょにやろう」といったのは小学生のころ。あの頃ならなんとかついていけたと思うが今の彼はあっちの方に行っちまった。
中学生で阿久戸君ががんばった。4位に入った。
それにしてもレベルは上がっている。78で回って4位である。上には3人いるが、いずれ森本君や高柳君のようになると期待している。
女子の中学生、野田ゆりかさんも川島綾乃さんも強い。うわさを聞く程度でプレーをみたことがない。「将来有望です」という報告は受けている。スポーツ学校の卒業生4名、現役3名が国体強化選手になっている。佐藤彩さんも8位になった。
彼女たちともプレーしてみたいが、気後れがする。
とにかく強い選手がスポーツ学校からでてきて、うれしくてしかたがない。スポーツ好きの孫がたくさんいるようで悦にいっている。
そうそう、スポーツ学校の生徒たちががんばって、軟式野球、ソフトボールも全国大会に出場する。野球は横浜球場、ソフトは大阪まででかける。「壮行会をやってやろうよ」そう提案している。
フェンシングでも小学生が県大会で優勝した。
成果があがってきたことは、やりたいことを存分にやらせてあげる環境が整ってきたということだと勝手に思っている。
「太田で育ってよかった」と思う子どもたちをつくることがわれわれ大人の仕事なのだ。