政治についてあまりコメントしないように、最近そう思ってきた。
だから、書かなくなった。ひとことだけ書かざるをえなくなったので失礼。
国民は「政策で選ぶ」というのはない。菅総理に代わって支持率が上がった。民主党も元の勢いを取り戻した。このことを世論調査で確認したからだ。
菅政権すごく評価されている。なぜ？
『政策』でいえば、鳩山総理のときと何も変わらないんだよ。むしろ、後退している。
「わかんねえな」である。
政権をとるとか取れないとか、国民の『気分』だけで動くのかも。よく『空気』が世の中を動かすという人がいるが、それが「あたり」なんだ。
国民生活がどうの、とか政権公約がどうのとか、そんなことは気にしないでいい。菅総理になって「何も変わっていない」のに支持率３倍、これは「日本人ってそのレベル」なんだ。
そこを間違えると政権の座を引きずりおろされたまま。
人相学なんてあるのかどうか。これ世評で話すので当たっていることも、そんなのないよ、もあることを承知で書いてみる。
鳩山・小沢コンビは小沢さんが怖かった。
小沢さん、ほんとはやさしい人かもしれないが「見た目９割」である。
谷垣・大島コンビ、これはお公家さんと大岡越前の世界。「見た目９割」の時代からすれば鳩山・小沢コンビと似たか、よったかの風貌。政策なんて国民は見ていないことが前提。
ところで、菅・枝野コンビと谷垣・大島コンビ。見た目で倍くらいの差がある。
支持率に出ている。
圧勝するかもと言われた自民党は３日前のこと。顔が変わっただけで民主党圧勝予想になる。２日、３日でこんなに変わっちゃうの？選挙ってこんなもの？
「子ども手当」は満額払わない。暫定税率も廃止しない。高速道路も無料にはならない。普天間の爆音も以前と同じ、なんら変わらない。後期高齢者も今までどおりなどなど。
総理が変わっても政策は後退したまま。マニフェストは完全に反故。
菅・枝野と顔が変われば政策は関係ない。これが選挙かよ。
所信表明演説で「ハイそれまでよ」で参議院の選挙に突入。重要項目の予算審議もしない。どんな内閣だかわからないまま「信任のための選挙」という。
地域主権？そんなもの忘れちゃったよ。選挙勝てそうだからやっちゃいま～す。
「空気が動いた。そら、選挙」
公約実行なんてどうでもいい。勝てそうだからやってしまえば！急いだ方がいいよ！
