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<秋の夜長には>

2006年09月14日 | 言わせてちょ~だい!
やはり秋の夜長の定番と言えば「読書」か?
自慢じゃないが世の中で私ほど本を読まない人はいないだろう。
生徒には常に「本を読め!本を!!」と言っているが・・・

なぜ読まないか、それはただ単に面倒くさい!
昔から落ち着きがないのでじっとしていることができない。
読書と釣りは絶対に性格に合わないと思い現在に至る。

思い起こせば小学生の時も中学生の時も
「読書カード」なるものに記録がなかった。

先生に月に1冊でもいいから借りるようにと言われた記憶が。
しかし、またこうも言われた。これが勘違いとなり今がある。

それは「本を読まないのに言葉よく知ってるね。」

そう、勘違いであるが子どもの私は誉め言葉だと思ったのだ。
そこから本を読まずに知識を得るにはと考え、実践してきた。

決して、世の中に興味がないわけではない。
どちらかと言えば興味はあり、気にかけている。

経済番組などで成功者のインタビューなどはよく見る。
なるほどって思い、勉強になることもたくさんある。

ただ、それを本という形でみようとしないだけである。
いつも思うのは本もテレビの下に字幕スーパーみたいに
流れてくれると間違いなく読みます!

(ちなみにスーパーは店とかじゃなく、superimposeの略)
興味がある人は辞書なりインターネットで調べよう。
            ↑
これである。本を読まないかわりに気になる言葉は調べた。
今みたいにインターネットで一発検索なんてできない時代に。

常にアンテナを張り巡らせ、言葉を気にかけていた。
今でも本を読まないが言葉は大好きである。

そうやっていくうちに「聞く、聴く」力もつけ
情報処理能力を高めてきたのだと思う。

私は本を読まないが作家を尊敬している。
結構文章を書くのが好きであり、即興詩を作ったりもした。
大学時代、友達の文学サークル雑誌に部外者なのに載せてもらった。

作家には到底及ばないが、書く大変さと楽しさを知っているつもり。
苦しさは知らない。作家になると痛いほどわかるのであろう。
ならば、なりたくない・・・というかなれない。根性もないしね。

今の子どもに足りないことはアンテナかもしれない。
興味の範囲が狭すぎる。そして浅すぎる。
みんなと同じものに興味を示そうとする傾向もある。

言い換えれば、自分で見つけることができないのだ。
小さい時は、「あれ、なぁ~に?」「あれは?あれは?」
としつこいくらい、いろいろなものに興味があったはずなのに。

勉強でいえば辞書を使う生徒が本当に減った。
わからないことはすぐ人に聞く癖がついてしまったようだ。

それでは言葉も覚えない。苦労して調べた方が覚えるはず。
そして、何年経っても忘れないものである。
その場限りの覚え方ではすぐ忘れて当然なのだ。

そんな考え、状態で本を読んでも無意味ではないか。
本を読んで知識をつけ、考えることはとても大切である。
生徒たちが「本を読んでる」と言ってもピンとこない。

そこから何かを得ているのだろうか?ただ読んでるだけでは?
本を書いている作家に負けないくらいの気持ちで読んでいるか?
真剣勝負だと思う。本を読むことも。立ち食いそばも?

立ち食いそばはやっぱり出された瞬間からの真剣勝負!
2分で出てくるなら1分50秒で完食するくらいの気持ちで・・・
ばかばかしいかもしれないが、我が立ち食いの美学なり。

ただ単に本を読めばいいのではない。
真剣勝負をするならば漫画からでも学べることは多い。
ちなみに当塾からの東大生や優秀君たちは漫画も新聞も読んでいた。

読んでいるレベルが違うと思う。
そこに真剣勝負を挑んでいたのであろう。
国語力は他を圧倒するものがあったのである。

興味の範囲も広く、深く、そして自分なりに吸収する。
大人でもできない人が多いのではないだろうか?

誰しもがそんな読み方ができるのが理想であろう。
そこまでいかなくても意識を持って本に挑もう!

アンテナを張り、情報処理能力も高めよう!
すぐ人に聞くのではなく、調べることに価値あり!

今でもわすれないのが、中学生の時の私の素朴な
疑問に対して、先生が必死に調べて教えてくれたこと。

それはなぜクリスマスを「Xマス」と表記したりするのか。
英語の辞書や国語の辞書で調べたが見つからず。

そこで英語の先生に尋ねてみたのだ。
そうしたら先生も即答できずにいた。
そこで終わらないのがこの先生の素晴らしさ。

先ほども言ったが、インターネットで簡単にということはない。
どのように調べてくれたのかは不明だが、後日教えてくれた。
子どもの何気ない質問に真剣勝負してくれたのだ。

とてもうれしかった。教師はこうでなくちゃと思う。
今の自分がそういうレベルに達しているかはわからない。
尊敬できる師であり、越えることはないかもしれないが・・・

何?なぜ「Xマス」って書いたりするのか?
だから自分でまず調べなさい。今ならすぐわかるから。

授業をやっていても時々わざと教えないこともある。
それを気にして調べる生徒は力をつけていくだろう。

秋の夜長に読書。辞書。新聞。
何でもいいと思うけど本気で戦うのじゃ!!

本を読まない私も実は読むとすごい読み方を。
それはどんな分厚い本も休まず読む。つまり一気に読む。
夜から明け方までかかった本もある。
10巻あるなら10巻連続。これは漫画だけど。

だから、本は嫌いなのである。集中力に限界が・・・
私の友達に「24」なんか流行っているドラマ?
(興味がないので全く知らないけど)
このDVDをBOXで買って24時間連続でみた奴がいる。

これはただ単に暇な奴なんだけど。
しかもその後、補うべく24時間近く寝たらしい。
もっと別な方向にこの集中力を使うべし!!

生徒に言いたいのは、どんなことをする時も
「注意力」「集中力」を高め、絶対にそこから
何かを吸収しようと意識しながら行うことである。

私も今までの人生を改め、少しは読書しようかと。
年をとるにつれアンテナの範囲が狭くなってきたので。

どうせするなら真剣勝負をと考えております。
皆さんも秋の夜長にもう一勝負してみてはいかがでしょうか?

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2 コメント

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Unknown (田口ですけど、何か?)
2006-09-17 11:02:46
中1のIさんは、すぐ人に聞くよね。

俺も言えないのか?(笑)
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Unknown (臭い男)
2006-09-18 18:00:14
どうもお世話になってます 臭い男ですもう、受験シーズンですが、我が塾では○○アカデミーみたいに特訓とかしてないけど大丈夫ですか噂では我が塾に川○高校を狙ってている奴もいるとか・・・ほんとに大丈夫
返信する

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