学習塾 志気進研

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<復習で真の知識を!>

2007年04月16日 | 言わせてちょ~だい!
学校の新学期は1週間が経過し、そろそろ授業も新しい内容へと入っていく。

志気進研では、数学や英語の文法などでは新しい学年の内容を既に学習済みだ。

学校の授業が良い復習の時間となるだろう。

当然、塾でも確認テストや宿題、補習を通して

何回も何回も何回も反復し復習していく。

これを怠ると、覚えたこと学習したことを直ぐに忘れてしまうからね。


かの孔子の「論語」でもこうある・・・

「子曰わく、学びて時に之れを習う、亦た説ばしからずや。・・・」

(孔子が言った。学問をして、その学んだところを復習できる

機会を逃さずに何回も何回も繰り返して復習すると、

学んだところのものは、自分の真の知識として完全に消化され

体得される。これはまた何と喜ばしいことではないか。・・・)


この「真の知識」ということが大切。

何度も復習し初めて「真の知識」となるのだ。

その場しのぎの勉強では、完全に消化されることもない。


例えば、中学1年生の塾での出来事だが、以前に書いたように

この学年は春期講習で徹底的に都道府県について暗記をした。

塾で数回テストをし、更に殆どの子が家でも塾のテストで

場所と名前を完璧に出来るようにと努力を重ねていた。

その上で、小学生の範囲の地理の問題演習をした。

そうしたら都道府県関係の問題はほぼ出来ているではないか!

「あの時、きちんと覚えてテストをしておいて良かった!」

「あれをしていなかったら全然分からなかっただろうなあ~」

なんて塾生たちも言っていた。

覚えた知識を実践で使うことが出来たのだ。


これこそ正に、

「子曰わく、学びて時に之れを習う、亦た説ばしからずや」

ということだろう。


塾でも学校でも復習の機会を逃してはならない。

塾としては、その機会を十分に提供していかなければならない。

そこには、塾生が一生懸命に取り組めるよう、

やり方や雰囲気などに工夫を凝らしていく。


実際に学んでいく子どもたちも機会を逃さない心構えが必要だ。

時に「先生が嫌いだから、授業も聞いていなかった」

などと言う子もいるが、それは自分で機会を失っていることになる。

しっかりした考えをもつ子は、例え嫌いと思っていても

授業を聞かないなどという、自分の不利益になる行動は取らない。

以前にも書いたが、塾の講師は選べても、学校の教師は選べない。

その与えられた環境で自分にプラスとなるようやるしかないのだ。


復習し、真の知識として実践で使用できるようにする。


「子曰わく、学びて時に之れを習う、亦た説ばしからずや」

塾の教室に貼っておこうかな?


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