塗装工事が直接施工かどうか、きかれました。

塗装・防水・塗替えをしている株式会社ミスノの吉成健一です。




戸建て住宅塗替えの見積をしていた、お客様から回答がありました。

『直接施工では無い点が、マイナスポイントで、提携業者がどんな技量で、
どんな方なのかが契約前に直接確認できない点が多少不安でして、
直接施工していただける他社に決めさせていただくことにいたしました。』

昨日、鉄部塗装工事のご発注をいただいた集合住宅の理事会でも、直接施工かどうかをきかれました。
その真意はなんでしょうか。

「下請けに任せぱっなしではないだろうか」、「職人さんの技量は大丈夫だろうか」、
「お客様の言った事が、きちんと職人さんに伝わって、施工してくれるのだろうか」。

お客様は不安でいっぱいです。

集合住宅の理事会のヒアリングでは、株式会社ミスノの施工体制表をお見せしました。
職人の技量については、職長教育受講者や塗装技能士資格保有が必ずチームにいること。
管理者の施工チェック体制、保証書の話ができました。


対して、戸建て住宅塗替えのお客様には、この不安に気がつかず、十分に説明できませんでした。
その結果、先ほどの回答があったのです。

工程会議では、この２つの事例について、社員各自の意見と対処方法を話ししてもらいました。

”直接施工”であるかどうかに直接答えれば、『協力会社を使っています』と答えます。
『社員以上の関係で、長いこと（３０年以上の方もいます）ミスノの仕事に携わっているものもいます。』
『お客様とお話したことが、職人さんまで、一気通貫に伝わります。』
などなど、たくさんの意見が出ました。


なにより、うれしかったのは、若手とベテラン計６人が同じテーマで話し合って共通の認識の場ができたことです。
本当のテーマは、”直接施工”ではありません。

『”お客様の不安”を解消するには、どうしたらいいか。』です。
議論しながら、ベクトルを合わせることができました。



建設マスター・色彩人　吉成健一の『塗替え工房』　http://nurikae.jimdo.com/
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