
いっちばん最初に購入したデジタルカメラのメディアは、スマートメディアって言う規格の8MBのものでした。1997年だから、えーと、もう16年も前ってことになるんですね。うーん、隔世の感があります(と、自分で感心してみる)。この時の価格がだいたい3,200円くらいだったようですから、今の16GBで1,000円って何とも凄いな(時間差も凄いけど)と感じちゃうわけです。ちなみに
1GB=1,024MB
ですから、8MBからしますと16GBはおよそ2,048倍。で価格は3.2分の1(少数混在分数ですみません)。単位容量あたりのコスト差はおよそ65,000倍にもなります。なんともはや・・・、記憶媒体の進歩のすさまじさとこの世界で利益追求することの難しさにまで思いを馳せてしまうなぁ・・・。

もともと購入する強い意志と共に家電量販店に出向いたわけではありませんが、このサイズの記憶媒体が千円なら一つ買っておこうと思いました。本当はメディアよりもカメラの電池の方が欲しかったのですが、思いのほか電池は高額です。
さらに言いたい放題言いますと(書きますと)、同メーカー内でもけっこうたくさんの種類の電池があるようです。もちろんコンパクト・デジタルカメラに始まって、ミラーレス1眼、そして1眼レフと、カメラの性能(電池からしたら、電気消費の度合いですかね)の差があるから仕方ないですが、よくもまぁカメラごとに専用電池を採用したものだと呆れてしまいます。メーカーによっては平気で15種類くらいが現役パーツとして扱われているんじゃないかな?この点単4とか単3とかはいいですよね。コンパクトは単4を1個。ミラーレス機は単4を2個、1眼レフの小ぶりな奴は単3を2個・・・とかにできたら、電池2種類。きっと電池も量産効果が効いて、かなり安くなるような気がしますし、さらにはどこでもいつでも手に入りやすくなると思う。
カメラ(と写真)の師匠Kazeさんが気にしている、もうひとつのUSBケーブルの口も、何とかならないのかなぁと思いますよね。だってカメラは問題なく稼働したって、USBケーブルが過去の専用形状で無くなって行き、電池も同じように無くなってしまったら、肝心のカメラも寿命尽きたってことになっちゃいます。
もし統一規格が出来る可能性があるなら、CanonとNikonの両雄が譲り合わないと無理でしょうけれども、メディアのように価格的にも入手の容易さからも、将来の型落ちによる不安からも解放されると思んだけどなぁ・・・。