goo blog サービス終了のお知らせ 

美瑛の「四季」

北海道フードマイスターの宿主が綴る「今日もない物ねだり」

愛車、1年乗ってみて・・・。

2013-01-12 01:05:25 | クルマ
昨年の1月末にやって来た当館のBMW。間もなく1年になりますので、少し気になったことを書きとめておこうと思います。

燃費:案外良くって、旭川までの往復だと12~5km/lまで伸びそう。
乗り心地:時速30kmくらいまでは、ちょっと固いです。
居住性:コンパクトなハッチバック・ボディにしては満足です。
トランク:もう少しあったらと思いますが、ボディサイズの割には及第点。
運転のしやすさ:問題なし、エンジンも静か。

とまぁ具体的に書けばこんなところですが、もう少し情緒的なことについて触れてみようと思います。まずBM社の社是ともいうべきエンジンですが(もともとは飛行機用の発動機の会社)、官能的とさえ言いたくなるほどの緻密で力強いトルクが特徴です。クルマとしての全体の雰囲気はドイツ車らしい割り切った機能優先のデキなのですが、エンジンだけは艶っぽさたっぷり、色気むんむんの豊満さで、ドライヴァーを高回転域に誘います。
フェラーリとかアストンマーチンのようなスーパー・カーにはご縁がありません(し、もちろん運転したこともありません)から、世の中のすべてのクルマを知ったようなことは書けませんが、何とも魅力的な咆哮音とまったくストレスを感じさせないスムーズな回転上昇は、予想だにしないものでした。時々4500回転もまわっていて、あ、5速じゃなくて3速だった、なんてことも最初の頃はありました。
エンジンに付随して、やや硬めのサスペンションも、電気デバイスでやたらめったらに武装したハンドリングも悪くない塩梅です。真冬の間はシート・ヒーターがまた嬉しくて・・・!

さて、一方ちょっとなぁと思うところもあります。
シート:皮で高級なのでしょうけれども、滑りやすくて不安定。
ナビ:使いにくいし、ちょっと小さい。
横滑り防止装置:効きすぎです。
雪道での走破性:期待以上でしたが、苦手ではありますね。
燃料タンク:50Lは小さいよね。
フロント・ノーズ:いわゆるボンネットですが、長いので注意必要。

とまぁこっち(気になる所=良くないところ)も思いのほかたくさんありまして、好き・嫌いがはっきり分かれるようなクルマかもしれません。燃料タンクが小さいことは、意外な燃費の良さに助けられて不自由なく過ごしてますが、千歳空港まで夜の道を高速なしでいっきに行こうとすると無理があります。

もし僕に不自由なく1台クルマ選びができるとしたら・・・、この同じクルマをもう一度選んでもいいかな。けっこう(かなり)、気に入って乗っています。今の季節、たまーに滑って一瞬ひやっとすることがないわけではありませんが、なかなかによく言うことを聞いて走ってくれますし、僕はこういうクセのあるクルマの方が好きなのかもしれません。BMWをビーエムとかベーエムベーとか言う呼び方も、ホントは好きじゃなかった(今もあんまり好きじゃないですね)。じゃどう呼ぶんだってなりますけど、とにかくBMWの持つイメージは、ちょっとノーブルでおすましさんみたいな気配がするんですよね。そこがね・・・。でも、実車はもうちょっとフレンドリーで、不器用な個性。僕みたいな偏屈親父には、向いているのかもしれません(?)。
2シーズン目の真冬の美瑛を運転しながら、どこにもぶつけることなく無地に運転できた1年に感謝しつつ・・・。


イメージを膨らませていたのとは違う、クルマたちのあれこれ。

2013-01-07 20:11:04 | クルマ
昨年11月下旬から、ご近所さんのクルマの下見に首を突っ込んで、あれこれと試乗兼下見にディラーを巡りました。11月11日に書いた記事の続き、と言いますか続編(実際に試乗編)みたいな記事を書いてみます。
例によって美瑛ネタとは無縁になっちゃいますので、あしからずお願いいたします(ぺこ)。

試乗したクルマは3車(社)です。
・フォルクスワーゲンのUP
・スズキのスィフト
・スバルのXV
試乗するってことは、購入(いわゆる買い替え)がいちおう可能性としてあるわけで、どういう車からどういう車へ替えて行こうか、という方向性はもちろんあります。しかしながらサイズとかボディのタイプとか、そういうクルマのスペックばかりに希望が集約しているわけではなくて、乗っていて安心感がある、とか疲れにくい、などの「感じ方」によるクルマ選びもありますし、最新技術に興味がある、みたいな点も理由になります。それでちょっとクラス的には共通点の少ない試乗車となってしまいました。以下、ざっくりと感想を書いてみようと思います。

フォルクスワーゲン_UP
ヴィッツやフィットよりはるかにコンパクトなボディサイズながら、大人4人とその荷物が無理なく搭載できる空間効率のいいクルマ。デザインもクールでスマートなうえに、価格も戦略的に抑えられています。最新の衝突回避装置や横滑り防止装置標準装備。このあたりがすごく先進的だと感じます。確か今年からクルマに標準装備されないといけなくなった横滑り防止装置を、ワーゲンのボトムを担うこのUPに先んじて搭載するところは心憎いばかりです。でもって、手の届きやすい価格設定で死角が少なくまとまっています。
乗ってみても、クルマのがっちり感はさすがです。剛性がしっかりしていて、小さくてもボディがきしんだりゆがんだりしない、1クラスも2クラスも上の車に感じられます。リッターカーながら、3m54cmしかないこのクルマのエンジンとしては不足ないパワー感も備わっていました。さらには内装やシートのデザイン、操作系の各種スイッチやレバー類も機能的で洗練されています。
不満点もいくつか・・・。最大の弱点は、ミッションです。ワーゲンお得意のDSGながら、シングルクラッチのやや粗いフィーリング。シフトアップもダウンも1テンポ遅れて繋がりますから、日本車の精巧なATに慣れ親しんだ僕たちには、ちょっと・・・と言えなくもありません。あとはシートがちょっと小さいことと、ヘッドレストが一体型で角度調整などはできません。さらにはナビがしょぼい・・・。こんなところでクラスらしさを出さなくたっていいのに!

スズキ_スィフト
良くも悪くも慣れ親しんだ、日本の小型車の代表選手だと思いました。パッと見地味でインパクト(あ、いいなぁと思わせるあれこれ)はありませんが、試乗させてもらうためにシートに収まった瞬間から、その座り心地の良さにホッとしました。さらには各種操作のためのレバー類もいちいち説明を聞かないとわからない様なものは皆無。さすがスズキの屋台骨を担う看板車種で、減点項目が見当たりません。エンジンも元気がよく、サスペンションのダンパーも懐が深くて安心ですし、UPに負けないくらいボディにもしっかり感があります。
難点は、あまりにもコンサヴァで目新しさに欠ける点です。クルーズコントロールが1世代前のもので、前車に合わせてどんどん速度を変えていってくれるようなことはありませんし、衝突回避装置もなし。実際に乗ってみて、普段の生活にどのくらい影響があるかと言うとあんまり関係ないのかもしれませんが、もうちょっと「購入意欲を刺激する何か」は欲しいなぁ。

スバル_XV
こちらはインプレッサのボディをベースに、タイヤを1サイズ大きくし、さらにサスペンションに手を加えて全高を上げ、SUV風に仕立てたニューカマーです。でも、中身はまるっきりインプレッサ・・・。さらにエクステリアにちょっと工夫をしてSUVっぽい雰囲気を出していますが、インプレッサのバリエーションのひとつです。
このXV、僕的には実はほとんど眼中になくって、そもそも派生車のXVよりもインプレッサの方がいいに決まっているさ、と決めつけていました。ところが試乗に出かけたディーラーにはインプレッサが展示車にも試乗車にもなく、仕方なく派生車のXVに乗ってみた次第です。
印象はとても素晴らしかった。たぶんインプレッサも同じだと思いますが4m55cmの全長と1m78cmの全幅はけっこう立派な体躯ながら、印象はとてもコンパクト。取り回しに大きさからくる不便さはほとんど感じません。さらに、インプレッサに手を入れてアップした車高が、雪国ではとてもありがたいんですよね。ちょっとしっかり雪の積もった朝でも、XVなら安心してでかけられそうです。しかも、スバルお得意のフルタイム4駆も訴求力があります。実際雪の多い、アップ・ダウンに富んだ試乗コースを行くも、難なく走ってしまうXVは気持ちが良かった!持ち前の精緻な衝突回避機構(アイサイト)や、先進のクルーズコントロール、そしてあれこれ装備が充実している割にはがんばった価格設定など減点少なく、加点多しと言う仕上がりです。
さらに付け加えると(まだあるのか・・・?)、僕自身美瑛に来る直前まで、2車続けてインプレッサに乗っていました。それまでは必ず車種を替えていたんですが、インプレッサだけはとても気に入ったため、同じクルマ(型は異なりますが)を初めて続けて乗った経験がありました。そのせいか、インプレッサのインパネレイアウトって、いくら新型になったとは言っても、馴染みがあるんですよね。

そんなわけで、ここ1か月半の間に試乗した3車は、それぞれに個性きらり。中でもインプレッサは好印象が残りました。僕としてはせっかくワーゲンに行ったんだから、新型ポロにも乗りたかったですね。時間を見つけて、出かけてみようと思います。


クルマと聞いて、自分のことでもないのに・・・。

2012-11-11 01:33:18 | クルマ
クルマの購入に関して相談を受けました。あれ、そうじゃなかったのかな、ただご報告いただいただけだったのかな・・・?ま、いずれにしてもお節介が服着ているところもある僕ですから、ちょっぴり何々っと乗り出してしまうクセがあります。
とは言うものの、クルマとなるとおいそれとご助言申し上げるのは難しい部分もありますよね。なんといっても安全第一、事故とは無縁でいられないわけですから、無責任な言動が「こんなはずじゃなかった」と大きな事故につながらないとは言えません。
と言うわけで、安易な思い付きを言ってしまう前に、ここでちょっと整理してみようと思いつきました(美瑛談義にしてくれ、とお思いの方は今回はごめんなさいです)。

車の買い替えをお考えの方は
・ご婦人で。
・現在シビックに乗っていらして。
・ほとんど美瑛の市街地中心ですが、たまには旭川にお出かけも。
  →往復50~60kmくらいにはなりますね。
・衝突回避装置があるといい(ご主人のお考え)。
・クルーズコントロールも欲しい(こちらもご主人)。
そんな背景で、ご主人が候補にされた車がインプレッサ(スバル)です。これはなかなかに非の打ち所のない(と勝手に僕が思うんですが)選択です。今お乗りのシビックとほとんど同じボディサイズ(いつしかシビックも立派な体格になったんですね。全長4m54cm、全幅1m75cmですから)で、Eye-sight装備(アイ・サイト、衝突回避装置)。しかも雪国美瑛には嬉しい4WDですから、すべての条件に合致していると言えそうです。

ここまでしっかり状況把握&候補絞り込みをされているご主人は、やっぱりご相談ではなくて、背中押しを希望されているのかもしれないなーと思いなおす僕です。そんな前提ではありますが、数台的外れながら候補が浮かびました。
それは、シビックとかインプレッサほどの大きなサイズのクルマが本当に必要かなぁと言うまことにもってお節介な視点です。軽自動車までサイズダウンしなくても、
※スイフト4WD
http://www.suzuki.co.jp/car/swift/index.html
※フォルクスワーゲンUP
https://www.volkswagen.co.jp/cars/up/main.html
なんてクルマはどうでしょうか。ワーゲンが今年日本にも市場投入したUPは、少し使い勝手に慣れが必要かもしれません。また、4WDがないのですが、現状のシビックも同様のFF車ですから、大幅に見劣りする走行性能ではなさそうです。

もしボディがセダン好みですと、勝手なお節介案もいっきに撃沈ですが、悪くない選択肢だと思います。え、同じホンダでフィットですか?もちろんOKです。
良く見かけるフィットとかヴィッツの安心感も捨てがたいですが、ちょっぴり冒険(ですとかおしゃれ)を意識して、あんまり走っていないクルマを選ぶのも楽しいと思います。なんてあれこれ書いてみましたが、やっぱり見て気に入るかどうか、運転してみてフィットするかどうかが一番大切ですよね。ってことは試乗をしにいかないと。よーし、首突っ込んじゃおうっと(あれ、買うわけでもない僕がこれ以上乗り出してどうする、というご指摘は、今回も却下させていただきます)。


まだ乗りこなせてはいません・・・。

2012-04-04 16:45:05 | クルマ
当館にお客様の送迎も兼ねたクルマ、BMW130がやってきて、2か月ちょっとが過ぎました。僕がその間運転したのはおよそ1,000km。これだけ運転すれば、おおよそのクルマのクセみたいなものは掴めそうなものですが、まだちょっと乗りこなしている、という領域には達していません。運転席に座って、シートの位置決めや各種操作ボタン・レバー・ペダル類の配置はとても自然で、まるで何年も前から慣れ親しんできたかのようなフィット感があります。唯一毎回探してしまうのが、ヘッドランプのオン・オフボタンかな。普通はハンドルの軸から伸びているレバーで操作しますよね(日本車なら右側のレバーで)。これが運転席右端のインパネに仕込んであって、ちょっと紛らわしいです。フォルクスワーゲンも確かそうだったはずです。ドイツ車のスタンダードなんでしょうか、アウディとかもかな?

助手席&後部座席は概ね快適だと思います。クラウンや、フーガのような国産のビッグセダンに詳しくない僕ですから、あまり自信をもって断言できませんが、心配していた後部座席もまずまずの広々感があると思います。ちょっと乗り心地は固め。ゆっくり走っている時の、荒れた路面の振動はダイレクトに拾っちゃいますね。

問題は、いえ、問題と言うことでもないんですが、運転フィールなんですよね。美瑛はまだ雪道が多いので、あらゆる走行シーンを経験できているとはおよそ言えない状況ですが、ちょっと感じるところを記してみます。ちなみに久しぶりに乗るFR(フロントにエンジンで、駆動輪はリア)車に戸惑うと言うことはなくって、むしろあれこれと運転をフォローしているであろう電子デバイス類に混乱しています・・・。
その代表がハンドリングです。一言でいえば軽快にしてダイレクト感があって、いい感じです。が・・・、バリアブル・レシオとか何とかいう工夫がされていて、これにどうしても馴染めません。これは大雑把にはゆっくり走っている時と、やや飛ばしている時のハンドルの切れ具合を変えて、操舵をしやすくしている装置(のようです)。でも、こういったデバイス未経験者の僕にとって、飛ばそうがゆっくり走ろうが車庫入れしていようが「このくらい切ればこのくらい曲がる」という感覚に対して、思ったほど曲がらない場合が時にあって戸惑っているんですよね。これに慣れちゃうとバリアブル・レシオなしのクルマに乗った時にまた違和感を感じるんでしょうね。
もうひとつはアクセルです。たぶんフライ・バイ・ワイアになっていると思うんです。スロットルのバルブは存在しなくて、ダイレクトにガソリンの吹き出し料を電子制御していると思うんですが、こっちは逆にちょっとリニア過ぎの気がしています。こっちはこっちでちょっと遅めの(1テンポ遅れる)クルマに慣れ親しんでいるために神経質に感じるんですが、きっとあんまり時間がかからずに慣れてしまうでしょう。感覚としてはアクセルを踏み込む一瞬前に、エンジン回転がグワッと上がってパワーが出てくる感じでしょうか。そんなことあるわけなくて、いつもはアクセルを踏み込んでからほんの一瞬遅れて加速することに慣れているのに、間髪入れずに加速する(エンジン回転の上がる)感覚にびっくりしているだけなんです。

シフトフィーリング、ブレーキのタッチ、そしてドライヴィングのポジションが、来てからすぐにフィットしてしまったことに比べると、ハンドル操作とアクセルの感覚に慣れるのに、もうちょっと時間がかかりそうです。

BMW130iは、雪道が嫌い・・・?

2012-02-11 16:12:09 | クルマ
今度の相棒は、やっぱり雪道がお嫌いのようです・・・。北国の冬は気温がグンと下がるので、バッテリーに厳しい日が続きます。いくら冬が苦手と言ったって、1週間に1度くらいは動かさないといけないよな、と思い今日は久しぶりに出動です。

やや重めのクラッチを踏んでスターターボタンを押すと、元気のないセルモーターの音。幸いすぐに直列6気筒エンジンが目を覚ましてくれたので、ホッとしました。氷点下20℃になる北海道と言ったって、アイドリングを長々とやらないのが最近のトレンド。そっと左足の力をクラッチペダルからゆるめてスタートしました。
今日は幹線道(というものが美瑛にあるのかどうかビミョーですが)以外は除雪車が入っていないので、5~10cmくらいの積雪です。リア駆動の愛車は、思った通りリアが落ち着かなくて、右に左にとお尻を小さく振っています。これがちょっとした下り坂でも収まらなくて、不用意にアクセルを踏めないなぁ、と言うのが印象でした。

運転していて気付いたのは、スキッド・コントロールみたいなものが強力に効いていて、例えば小さな曲がり角で、ポンとアクセルを踏んでリアをヒョイと滑らせ、小回りを利かしたコーナリングをしようとしても、おいそれとは言うことを聞いてくれません。リアが滑りそうな状況では、エンジンが吹け上がらないような制御が働いて、まぁ言い方によっては「安全な」味付けなんですが、運転している僕からすると予想外の反応にちょっと焦ってしまうことも・・・。
さらにもうひとつは、低速時にハンドルは軽くてギア比が小さくなり、切っても切っても曲がらない設定です。速度が上がると今度は逆にしっとりと重いハンドルに変わり、ちょっと切っただけでノーズが大きく回り込むようにしつけられています。これも良し悪しのところがありまして、だいたいリアを滑らせて走ろう、なんて状況は僕ぐらいのドライバーになると低速時しかあり得ません。その時にドリフトをコントロールしようとしても、切った割には曲がらないハンドルと先のスキッド・コントロールがお邪魔で、ちょっと扱いにくいドライブ・フィールでした。

そのことを頭の片隅においておけば、意外に走破性は悪くありません。上り坂を大きく曲がりながら行く道でも、スムーズなドライビング。ブレーキも踏んだ分だけちゃんと止まる気持ちのいい印象です。どちらかと言えばスポーツカー的な成り立ちのクルマですが、背が低いクルマではないので視界も良好。コーナーで滑りそうなケースを除けば、非常にニュートラルでカチッとしたコーナリングはこちらも好印象でした。

今日は猛吹雪の1日で、午後からは旭川へ食材の仕入れに出かけました。さすがにFFのもう1台の愛車で出かけました。途中前を行くアウディ・クアトロ(4輪駆動車)にくっついて走りましたが、さすがにクアトロは安定していますねー。一番の違いはいったん停止の後の走りだし。とても加速よく、あっという間に50kmの世界にクルマを押し出して行きます。もしBMWで走っていたら、ずーーーっと後方に離されちゃっただろうなぁ。ストップ&スタートもFR車にとっては雪道で苦手な場面ですね。

吹雪の中の運転は、実に神経使います。街中片側2車線になると、視界の悪い中で前と横のクルマを常に予想しながらの運転です。アッ!と思った瞬間には時すでに遅し、になりますから、マージンを取って予想運転に徹して・・・。さらに市街地を抜けて、旭川から美瑛に向かう北海道の大地を行くような場合には、風で地吹雪による雪煙が、視界をさらに奪います。ヘッドライトは何とか見えますが、走るうちに巻き上げた雪がテールランプを覆って、前を行く車の存在がわかりません。こんな時は、とにかくスピードを落として・・・。

片道30kmの吹雪の中の運転を終えて家に戻ると、ぐったりと疲れてしまいました。まだまだ雪国で運転するには修業が必要です。