昨年の1月末にやって来た当館のBMW。間もなく1年になりますので、少し気になったことを書きとめておこうと思います。
燃費:案外良くって、旭川までの往復だと12~5km/lまで伸びそう。
乗り心地:時速30kmくらいまでは、ちょっと固いです。
居住性:コンパクトなハッチバック・ボディにしては満足です。
トランク:もう少しあったらと思いますが、ボディサイズの割には及第点。
運転のしやすさ:問題なし、エンジンも静か。
とまぁ具体的に書けばこんなところですが、もう少し情緒的なことについて触れてみようと思います。まずBM社の社是ともいうべきエンジンですが(もともとは飛行機用の発動機の会社)、官能的とさえ言いたくなるほどの緻密で力強いトルクが特徴です。クルマとしての全体の雰囲気はドイツ車らしい割り切った機能優先のデキなのですが、エンジンだけは艶っぽさたっぷり、色気むんむんの豊満さで、ドライヴァーを高回転域に誘います。
フェラーリとかアストンマーチンのようなスーパー・カーにはご縁がありません(し、もちろん運転したこともありません)から、世の中のすべてのクルマを知ったようなことは書けませんが、何とも魅力的な咆哮音とまったくストレスを感じさせないスムーズな回転上昇は、予想だにしないものでした。時々4500回転もまわっていて、あ、5速じゃなくて3速だった、なんてことも最初の頃はありました。
エンジンに付随して、やや硬めのサスペンションも、電気デバイスでやたらめったらに武装したハンドリングも悪くない塩梅です。真冬の間はシート・ヒーターがまた嬉しくて・・・!
さて、一方ちょっとなぁと思うところもあります。
シート:皮で高級なのでしょうけれども、滑りやすくて不安定。
ナビ:使いにくいし、ちょっと小さい。
横滑り防止装置:効きすぎです。
雪道での走破性:期待以上でしたが、苦手ではありますね。
燃料タンク:50Lは小さいよね。
フロント・ノーズ:いわゆるボンネットですが、長いので注意必要。
とまぁこっち(気になる所=良くないところ)も思いのほかたくさんありまして、好き・嫌いがはっきり分かれるようなクルマかもしれません。燃料タンクが小さいことは、意外な燃費の良さに助けられて不自由なく過ごしてますが、千歳空港まで夜の道を高速なしでいっきに行こうとすると無理があります。
もし僕に不自由なく1台クルマ選びができるとしたら・・・、この同じクルマをもう一度選んでもいいかな。けっこう(かなり)、気に入って乗っています。今の季節、たまーに滑って一瞬ひやっとすることがないわけではありませんが、なかなかによく言うことを聞いて走ってくれますし、僕はこういうクセのあるクルマの方が好きなのかもしれません。BMWをビーエムとかベーエムベーとか言う呼び方も、ホントは好きじゃなかった(今もあんまり好きじゃないですね)。じゃどう呼ぶんだってなりますけど、とにかくBMWの持つイメージは、ちょっとノーブルでおすましさんみたいな気配がするんですよね。そこがね・・・。でも、実車はもうちょっとフレンドリーで、不器用な個性。僕みたいな偏屈親父には、向いているのかもしれません(?)。
2シーズン目の真冬の美瑛を運転しながら、どこにもぶつけることなく無地に運転できた1年に感謝しつつ・・・。
燃費:案外良くって、旭川までの往復だと12~5km/lまで伸びそう。
乗り心地:時速30kmくらいまでは、ちょっと固いです。
居住性:コンパクトなハッチバック・ボディにしては満足です。
トランク:もう少しあったらと思いますが、ボディサイズの割には及第点。
運転のしやすさ:問題なし、エンジンも静か。

フェラーリとかアストンマーチンのようなスーパー・カーにはご縁がありません(し、もちろん運転したこともありません)から、世の中のすべてのクルマを知ったようなことは書けませんが、何とも魅力的な咆哮音とまったくストレスを感じさせないスムーズな回転上昇は、予想だにしないものでした。時々4500回転もまわっていて、あ、5速じゃなくて3速だった、なんてことも最初の頃はありました。
エンジンに付随して、やや硬めのサスペンションも、電気デバイスでやたらめったらに武装したハンドリングも悪くない塩梅です。真冬の間はシート・ヒーターがまた嬉しくて・・・!
さて、一方ちょっとなぁと思うところもあります。
シート:皮で高級なのでしょうけれども、滑りやすくて不安定。
ナビ:使いにくいし、ちょっと小さい。
横滑り防止装置:効きすぎです。
雪道での走破性:期待以上でしたが、苦手ではありますね。
燃料タンク:50Lは小さいよね。
フロント・ノーズ:いわゆるボンネットですが、長いので注意必要。

もし僕に不自由なく1台クルマ選びができるとしたら・・・、この同じクルマをもう一度選んでもいいかな。けっこう(かなり)、気に入って乗っています。今の季節、たまーに滑って一瞬ひやっとすることがないわけではありませんが、なかなかによく言うことを聞いて走ってくれますし、僕はこういうクセのあるクルマの方が好きなのかもしれません。BMWをビーエムとかベーエムベーとか言う呼び方も、ホントは好きじゃなかった(今もあんまり好きじゃないですね)。じゃどう呼ぶんだってなりますけど、とにかくBMWの持つイメージは、ちょっとノーブルでおすましさんみたいな気配がするんですよね。そこがね・・・。でも、実車はもうちょっとフレンドリーで、不器用な個性。僕みたいな偏屈親父には、向いているのかもしれません(?)。
2シーズン目の真冬の美瑛を運転しながら、どこにもぶつけることなく無地に運転できた1年に感謝しつつ・・・。