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美瑛の「四季」

北海道フードマイスターの宿主が綴る「今日もない物ねだり」

美瑛では今日も動物たちが。

2011-03-16 15:31:24 | 美瑛の生き物たち
朝食をダイニングで食べているときに、庭の白樺に留まっている鳥をみつけました。ヒヨドリと同じくらいの大きさでしょうか。胸の斑模様が一瞬チゴハヤブサかと思いましたが、くちばしの形状や目つきが全然違いました。
もっともチゴハヤブサだったら、さすがにもう一回り大きいでしょうね。以外によく見かける模様なのに、このちょっとだけ大き目のサイズから、どういう名前の鳥なのかわかりません。コガラやエナガのようにせわしくなく動く様子はなくて、時々首をかしげていました。さっそく野鳥図鑑を開いてみると・・・、どうやらツグミのようですね。ツグミはよく聞く鳥の名前ですが、じっくりと見たのは今日が初めてでした。冬鳥らしく、あと1~2か月でまたシベリア方面に移ってしまうようです。
美瑛(そして北海道各地)には、たくさんの種類の鳥が住んでいる(または渡ってっくる)ようですが、気がつかないままに見過ごしていることって随分多いような気がします。

食後に車庫にモノを取りに出ると、今度はばったりエゾリス君と目があいました。今年は足跡をいっぱい見かける割に、リスそのものはほんの数度しか見てないなぁーと思っていたら、今日は2mの近さまで来ています。何だか「何かご用でも?」とでも言いたげな顔つきからは、もともとおいらの縄張りなんだけど・・・という意思表示みたいなものを感じてしまいました。
写真を見てみると、エゾリスってかわいい表情ですがツメが鋭いですね。なるほど、これならいろんな壁面から滑り落ちずに移動できそうです。

美瑛には小さなかわいい動物たちが、今日もけなげに生きています。


大きな大きな・・・!

2011-03-01 12:10:31 | 美瑛の生き物たち
2月27日でした。もうおとといの話題でごめんなさい。この日にゃんごろは富良野方面へ出かけていました。この日はどちらかと言うとオフィシャルなお出かけだったので、久しぶりに上着を引っ張り出し、ネクタイを探しました。そう・・・2007年の4月下旬に美瑛に移って来てからというもの、にゃんごろはスーツともネクタイともお別れした生活をしていました。
それはある面「覚悟」のような気持ちもありました。ビジネスマンとしてスーツを着てネクタイを締めると、気持ちがちょっぴり引き締まるとともに、よしやるぞ、という心意気になって安心もします。でも、にゃんごろはそういう暮らしとは違う世界に移ってきたのです。美瑛の宿屋の親父なりに、ふさわしい生活スタイルをしようと考えました。思えばあれから3年と10か月も過ぎてしまったんだ・・・。

今回何となくネクタイして行こうと思ったのは、先方に対する気持ちと、それまでのこだわりが吹っ切れた部分もありました。今までは「もう絶対ネクタイしない」という強制的な意思が働いていたのですが、今はそんな意地みたいなものを考えなくてもそれなりに宿屋の親父に少しはなった自分がいるってことでしょうか・・・。出発前にあれこれ上着を探し、いくらなんでもスーツは硬すぎるということで、スーツなんだけれども上着だけで着られるものを選びました。そのスーツは、ビジネスマン時代に作った、一番最後のもので、プレ・オーダーのものでした。にゃんごろの体型を採寸してもらって、合う型紙を選び、選んだ生地で作ってもらいました。4年ぶりくらいに袖を通すと、まるで長年慣れ親しんだデニムのパンツのように肩にフィットしました。さて、ネクタイは、黄色かブルーの基調のものかなぁと探しましたが、どこを探してもネクタイ1本出てきません・・・。どうやら「覚悟」とともにネクタイは全部愛知県に置き去りにしてきちゃったみたいです。間の抜けたお話ですね。スーツは3着も持ってきているのに!仕方なくノー・ネクタイででかけました。

用事はいちおう無事に完了し(なんだか居心地よくって長居してしまいましたが)、夕方の帰り道、上富良野から美瑛に入る頃に子ギツネ(といっても1歳にはなっているかな)が2匹でえさを探しながらのろのろお散歩しているのをクルマから見つけました。止まって眺めていても、5~10mの距離で逃げる様子もありません。冬毛に覆われてふかふかのからだとふっくら大きな尻尾。見ていると愛くるしいしぐさがなんともいえません。こんな時に限ってカメラを持っていなくって・・・。でも家は近いし、取って返せばまだこの子ギツネたちに会えるかもしれません。

慌てて家に戻ってけろぴと一番長いレンズをつけたカメラをもって出かけました。でも、もう子ギツネたちに再会することはできませんでした。残念!
帰り道、もうすっかり日が落ちて暗くなって来ています。もし子ギツネに会えたとしても、ちょっと写真に収めるのは難しかったかもなぁ。そんなことを思いながらのんびり帰り道の運転をしていたら、目の前を巨大な鳥が横切っていきました。あ、なんだ、この鳥は?カラスよりふたまわりくらい大きな鳥です。もしかすると羽を広げたその幅は2mを超えようかというくらいです。クルマをさらにゆっくりにして暗い中で鳥を追いました。真っ白い尾がはっきりと確認できます。間違いありません、オジロワシ・・・。どちらかと言うと、海辺に多く飛来する(渡り鳥です)と思いますが、海のない美瑛町にもやって来ているんだ。鳥は畑を抜けて向かいの林に抜けたような気もしますが、林の一番手前の木に止まったような気もします。もう暗くてそれ以上は判別できませんでした。今日はかわいい子ギツネとオジロワシに出会えましたが、写真に撮ることはできないまま・・・、いや待ってください。あてずっぽうに写真とって、後で明るくして拡大したら何か写っているかも(それはないか?)。いちおう200mm目いっぱいで、一番明るくして撮ってみました。手持ちで1/4秒ですから、写真としてはあんまり意味なさそうですが・・・。

家に帰ってもあれこれやることいろいろで、やっとさきほど見てみたら、あ、写っています、いちおう・・・。このブログ史上(ってまだ1年ですが)一番見にくい写真で大変申し訳ないのですが、真ん中にオジロワシの雄姿が見ていただけますか?ちょっと無理かな・・・?
あ、たぶん皆さんご存知のことと思いますが、写真をクリックしていただくと少し大きな写真が別ウィンドウで開きます。

君も日向ぼっこかい?

2011-02-04 20:48:18 | 美瑛の生き物たち
昨日から、真冬の寒気が緩んで美瑛も少し日差しの暖かさが感じられる日になりました。なんと、最高気温がプラスに!もう何日ぶりでしょうか・・・?12月31日に+0.4度になってから、おとといまでずーっと氷点下だったんですね。

あれ・・・、ご近所の大山さんち(仮名です)の庭に、何やらぽつんと座って日の光を浴びながらぼんやりしているちびっこがいます。彼もこの暖かさに誘われて、ちょっと日向ぼっこでもしているんだろうか?

最近このあたりにはおこじょが出没しています(なかなかカメラに写せないでいるんだけど)。リスのすばしっこさと言ったらないから、大丈夫だとは思うけど、気をつけてネ。何しろあっちも必死で生きているからな・・・。

生き物たちの息遣いが聞こえる・・・。

2011-01-29 01:50:31 | 美瑛の生き物たち
寒い一日、すべてが凍てつくよな夜。家の中で僕らはぬくぬくと眠っているけれども、外ではどうなんだろう?目覚めると、いろいろな足跡が雪景色に残っている。こんなに寒いのに・・・。

足跡って英語で何て言うんだろう?foot marking かな?
調べてみたら foot print って言うらしい。なるほど。

エゾリスの足跡は、ウサギのミニ版。後ろ足に比較すると前足がちっちゃい。

で、このてんてんとついているこれまた小さな足跡は・・・?前足と後ろ足がほぼ同じ大きさだ。あ、どうやら「おこじょ」ではないだろうか。憩が丘の町内で見たことあるって教えてもらった。てんてんだからテンかな(笑えないダジャレはやめてくれ、ちなみにテンは北海道にはいないみたいですね)?

マイナス20℃の世界で、キツネやおこじょやエゾリスたちが暮らしている。僕の寝ているすぐ近くで、吐く息も白く小さな野生動物たちがたくましく・・・。

運が良いと会える、愛くるしい瞳。

2011-01-24 00:32:03 | 美瑛の生き物たち
時折お散歩に現れる、ご近所さんの愛犬レオン(詳しくは、レオンJr)。

グレート・ピレニーズは広大で涼しい美瑛が大好き。人より大きいその体に真っ黒でいたずらっぽい愛くるしい瞳が印象的です。でも、レオンはとっても人好き。大きな体ですが、まだ1歳にもなっていません。それにしては大人びた振る舞いかもしれませんね・・・。

キタキツネやエゾリス、アカゲラに会える「四季」ですが、人気者のレオンにも運がいいと会えますよ。