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美瑛の「四季」

北海道フードマイスターの宿主が綴る「今日もない物ねだり」

地震の時、美瑛では・・・

2011-03-11 17:19:33 | ニュース
3月11日、午後3時少し前に、当館「四季」の2階ダイニングにいたにゃんごろ、絶対にありえない家の中心を通る通気口のルーバー扉がカタカタカタ・・・と微振動しているのに気付きました。いえ、最初はキツツキの襲来かな?と思ったのですが、音は家の中から。ふっと立ち上がってみると、小刻みな小さな揺れとゆっくりとした横揺れが複合的に絡んで揺れていました。あー、いかんいかん揺れてる。早く収まってくれないかな・・・。たぶん2階で注意深く観察すればわかる程度なので、せいぜい震度は「1」とかその前後だとは思いましたが、けっこう長く揺れたのにびっくりしました。
こんな長い時間揺れる記憶は?そう、阪神淡路大震災の時、愛知県三河地方の自宅で感じたものと似ていたような気がします。今回もきっと震源地付近では大災害になっているんじゃないかな・・・。気象庁のサイトに行くもなかなか繋がらず、やっと開くまで3分くらい待ったでしょうか。三陸沖でM7.9の地震。津波も最大で6mとあります。今度はテレビで確認しました。三陸沿岸地域では津波到達予想時刻の15時あるいは15時10分を過ぎても、海岸の目立った水位の変化はないみたいでした。それがどうでしょう、15時15~20分くらいにかけて、どんどん水位が上がり各地の港湾で数mの水位の上昇、クルマや家が流され、さらには町ごと水に押しやられている映像が映し出されました。

その後大津波の警報は北海道から千葉まで広げられ、規模もM8.4へ・・・。美瑛では微振動が少し長く続いた程度でしたが、震源地付近ではまだ被害の全容は掴みきれていない様子。紛れもない大災害になってしまったようですが、少しでも被害者が出ないことを祈ってやみません。

【午後5時40分の追記】
地震の規模はさらに変更になってM8.8と訂正されたようです。これはもう最大級の地震ですね。恐ろしい・・・。

人様もさることながら・・・?

2011-03-02 01:18:24 | ニュース
中国と言うと、何かと色々なイメージがついて回るような気がします。昨年は尖閣諸島沖における、漁船の衝突事故が大々的にクローズアップされ、ますます中国の持つ日本人のイメージが損なわれたのは間違いないですね。それでなくても中国はコピー天国、真似は日常茶飯事などとも印象付けられています。
そう思っていたら、中国で登録商標されようとしたりんごで、「青森」と似た文字のものがあり、日本の意義申し立てでその商標は登録を却下されたと朝日Comに記事が掲載されていました。青淼という表記は、30cm離れると青森と区別がつかなくなる、という日本の主張が認められて登録しないこととした旨記事は書かれていました。

一方テレビ(もちろん日本の)で美味しそうなワインを格安でコンビニにて扱う宣伝があって、あれれ・・・?と思ってちょっと調べてみるとこれまた勘違いしそうなイタリアの著名な地方を意味するワインの表記が、実に紛らわしく扱われています。
イタリアのワインで"CANTI"といえばキァンティを連想させ、ある程度のワインのイメージもそこには付随してくると思います。けれども正規には"CHIANTI"ですので区別はできるでしょ?ということでしょうか・・・?もともとコンビニの扱うワインがイタリアのものなので、(おそらくは)イタリア国内で容認されているものと思いますが、本国におけるCANTIと日本人の見るCANTIではまったくイメージは違うような気がします。

中国のコピーや擬似商標には目くじらを立てる傾向にありますが、日本も紛らわしい表記を平気で使う部分はありますね。すべては「法の下に」適正かどうかにかかわるわけでしょうけれども、法に準じていれば何でもありというのも何だかなぁ・・・と思わないでもありません。

雪祭り

2011-02-08 02:56:19 | ニュース
北海道各地で、雪祭りが開催されはじめました。今日の朝日Comでも、札幌の雪祭りの様子が紹介されていました。

・我が町美瑛の雪祭りはこちら↓
http://bieiyukiasobi.blog93.fc2.com/

・お隣の旭川市の雪祭りはこちら↓
http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/kankou/awf/


です。例年この季節になると「雪が少なくて」とか、「暖かくて、溶けちゃいそうで」とか話題も聞かれますが、今年は「雪が多くて困っちゃう」って話が一番多いんじゃないでしょうか。幸いにも美瑛の雪はほぼ50cm前後を行ったり来たりで平年並み。山陰や北陸、あるいは東北の各地で猛烈な豪雪のニュースを聞くと、心が痛みます。
氷点下10℃とかで除雪作業をやっていると、雪が軽くてあんまり重労働でもないんです。一汗かくと言えばかきますが、でもちょっとくらい風邪引いてたってできないこともないかも・・・(にゃんごろの家くらいの面積でしたら)。ところが雪の降り始めた頃の、マイナスになるかならないかの時の雪ってめちゃくちゃ重たい!スコップや雪運び用のそりやらについた雪がくっついちゃって取れない。せっかく苦労して片付けても、ちょっと雪降るとすぐにこんもり積もって来ます。
時折お客様から聞かれる「雪かき、大変でしょうねぇ。お疲れ様です」とのお気遣いに、心も和みますが(あれ、どっちがお客様???)、そんなわけで美瑛ではそれほど大変でもないんですよね。

添付は週末にけろぴがでかけた札幌、雪祭りの会場。開催を直後に控えた雪像たちです。これは日本ハムファイターズの斉藤選手ですね。彼は、新人なのに(何一つ実績がないのに)、注目度がすごくて大変ですねー。その分大きな期待を背負っていますから、プレッシャーだってないはずありません。こうして北海道に来たんだから、北海道のことを好きになって大活躍してくれるといいなー。

なんか、ここのところ、けろぴの写真流用が多いです。

【朝日Comの記事より】
冬の北海道を代表するイベント、さっぽろ雪まつりが7日開幕した。札幌市中央区の大通公園をはじめ市内3会場に計252基の雪氷像が並び、観光客や市民を迎えた。  中国などからの観光客が増えていることを受け、日本とアジアの友好を表現した雪像も目立つ。大通会場の「雪のHTB広場」で行われた開会式で、上田文雄 市長は「情熱の結晶とも言える雪氷像が完成した。全国、海外の多くのみなさまを招き、思い出深い雪まつりになることを願っている」とあいさつした。13日 まで。

ちょっと嬉しいニュースを見つけました。

2011-01-03 15:08:26 | ニュース
もともと資源の限られた日本は、ないものはお金を出して調達するか代替品を開発(発明と言ってもいいくらいでしょうか)するしか手立てがありません。昨日の朝日COMによれば、レアメタル(レア・アースではないですが)のひとつパラジウムの代替品開発に京都大学の北川教授のグループが成功した記事が掲載されていました。「なければ開発する」と、書くのは他愛もないことですが、実際に開発するって、本当にすごいですね。こんな記事に接すると、もしかしたらレア・アースの諸元素も、遠からず代替品による対応ができるかもしれないなー、と期待が高まります。

日本人は2009年に続いて2年連続でノーベル賞を受賞しました。他にもips細胞の山中教授や、作家の村上春樹氏などの有力候補がいます。GDPは中国に追い抜かれて3番目に後退しそうですが(人口比から考えたら、当然ですよね)、日本ってすごい国だなぁー、と妙に感心してしまいました。

今日も立派な人の偉業に、何となく気をよくしているのんきなにゃんごろ・・・、お正月ボケも今日までにしなくちゃね

北海道の、空の玄関「千歳空港」

2010-12-09 12:26:40 | ニュース
今回帰省した際には、札幌で愛車の車検を受ける手間がありましたので、千歳空港を利用しました。美瑛へのアクセスは、旭川空港がクルマでおよそ15分の距離ですから、断然便利です。いつもコンパクトで機能的な旭川空港を利用しているので、千歳空港に行くのは久しぶりでした。

現在は、空港直下にJRの「千歳空港駅」がありますから、便利になりました。でも、JRの混み具合は、行きも帰りもけっこうなものでした。大きな荷物を持って利用する場合は、少し気が引けるな・・・というのが、にゃんごろの率直な感想です。
千歳空港は、北海道筆頭の大空港だけあって、2階の出発ロビーのある階に、多くのおみやげ物店が並び、とっても楽しいですね。北海道らしい海鮮や乳製品のお店をのぞいて歩くのは好きですけど、やっぱり随分高い価格表示ではあります。観光客価格と言うのでしょうか・・・。もっともけっこうな品揃えがあって、人の往来が多い分モノの動きも活発でしょうから意外に新鮮なものが揃っているのかもしれません(あくまでも創造の範囲ですが)。
そんな千歳空港のおみやげ物店の印象ですが、パッケージ物は、ここでも定価販売です。空港だからと高額な値段設定がされているわけではありません。にゃんごろも、ロイズや六花亭のお菓子をおみやげ用にいくつか購入しました。

千歳空港のもうひとつのお楽しみは、やっぱり飲食店街です。3階の国際線の出発ロビーの階は、大型フードコートのようになっています。でも、実は3階のお店はほとんど利用したことがなくって、お気に入りは1階の「朝市食堂」さん。1階のおおよそ真ん中あたりにありますが、飾り気のない店構えで、めちゃくちゃ混雑していることもなく、がらりと空いていることもない、ちょうどいい混み具合のお店です。海鮮を主にした丼物や定食中心で、めっぽう新鮮でいい材料を使っているわけではなさそうですが、お値段も比較的お手ごろで、千歳空港に行くといっつも寄ってしまいますね。お店が広いので、旅行者にありがちな大きな荷物を引っ張っていっても、案外場所に困らないのも行きやすいポイントかな・・・。

今回は愛知県からの帰りに寄りましたが、いままでと同じ飾らないムードが良かったです。そして「蟹いくら丼」なるものを注文して、あー、やっと北海道に戻ってきたんだ!と、そんな気分に浸りました。実は1年ぶりに愛知県に戻ってみると、思いのほか愛知にも美味しいものがたくさんありました。カサゴやメバルのような磯の白身魚やアナゴにうなぎ、アサリ、ミル貝、さい巻き(くるま海老)、そして畑では緑の野菜がいっぱい(美瑛では、この時期の野菜はほとんど根菜類ですね)、蜜柑も静岡産のものを市で購入したら美味しかった!食いしん坊のにゃんごろとけろぴの行くところに、美味しいものありー、じゃないですけれども、愛知の食材にもすっかり満足しました。それでも・・・、朝市食堂で出会った北海道の食材が、これまた美味しいでした。

旭川空港ではめったに見ることの出来ないポケモンジェットなんかがさりげなく停留している千歳空港。にゃんごろには、ちょっと大き過ぎてまごついてしまうことがありますが、こうしてにぎやかな空港を利用するのも楽しいでした。