志穂 つぶやかないで、いってみよう。

日々の出来事を書いていきます。

プライベート空間

2011-04-25 12:56:29 | 旅行
東北で避難所暮らしをしている方々は、
殆ど「プライベート・ゼロ」と言っていいような
生活を続けていると思います。

あんな生活が1か月以上続いていることは、
とても気の毒だと思います。

国も政府も東電も、ぐだぐだぐだぐだしてて、
被災者のことを考えているような政治家がいるんだろうか?
と思うくらいです。

幸いにもうちの実家は、教会の1室を借りて
そこに家族4人 + 犬1匹で暮らしていましたが、
やっぱりストレスや疲労が酷く、南相馬に帰って行きました。

実家のプライベート空間についてですが、
父は南相馬に引っ越した時に、敷地内に自分専用の
仕事場兼個室の「離れ屋」を作り、プライベート空間がありましたし、
弟2人は、小学校低学年の時点で個室を貰っていて、
それからはずっと、自室を持つ暮らしをしていたので、
一家族で同じ部屋、という環境に耐えられなかったのかも。

私は、初めて自室を貰ったのは中2の時です。
最初に仮住まいの借家でプライベートルームを貰ったものの、
置くところが無くなった家具が置いてあったので、
ノックも無しに突然部屋に入ってこられて、
ビックリすることが多かったです。

正式に、他の家族の持ち物が何もない6畳の部屋を貰ったのは
中2の終わりのころ。
仮住まいの前は、家族4人で8畳部屋に寝てたりしたので、
私は家族と同じ部屋での暮らしは、あまり苦にはなりません(と思う)。

南相馬に戻って、仲良く暮らしてくれること、それを祈ってます。

帰って行った家族

2011-04-25 12:47:39 | Weblog
気が付いたら10日も経ってました
毎日ブログを更新できる人って、やっぱりすごいと思います。

東京の天気はかなり不安定で、晴れて暑いと思ってたら、
夕方から急に雨降って寒くなったり。
もしかしたら、日本全国「変なお天気」なのかもしれませんが。

実家の家族は、南相馬市に戻っていきました。

まだ放射線の問題や避難の問題など残ってますが、
教会の2回に家族だけで避難、という生活が1か月続き、
疲れきってイザコザも増えました。

体育館の、まるっきりプライバシーゼロみたいなところに
避難している方々のことを思うと、家族で1室、というのは
とても贅沢なことかもしれません。

ただ、長年、自室を持ち、家族での共同生活が無かった
父、弟たちは、耐えられなかったのかもしれません。

また南相馬市に地震が来て、今度は体育館に避難…とならないことを
切に祈ってます。