志穂 つぶやかないで、いってみよう。

日々の出来事を書いていきます。

福島の災害廃棄物処理

2011-04-14 10:51:00 | Weblog
東日本大震災(←正確に名前が決まってないので、アチコチで呼び方が異なる)
が起きてから、約1か月。

東北で被害を受けた人たちの多くは、避難所暮らしです。
家に戻りたくても、原発のすぐそばだったり、
家を津波で流されてしまったり。

どんなにボロかったり狭かったりしても、
やっぱり、自分の家が一番落ち着くよね。

ところで、福島の倒壊したエリアから、瓦礫の山の撤去作業が始まってますが、
その瓦礫の処理について、川崎市長が申し出たところ

  市民から苦情の電話が殺到…2000件以上

だそうで。

昔から、ホームレスの収容施設を作る計画が出るたびに
市民から散々苦情が出て、そのたびに住民との話し合い…
などがあって、それこそ川崎市は

  「たらい回しにされた最後の地」

みたいになってることが多いので、
住民の感情もわからなくはないです。

ホームレスに関しては、今回もまぐれ(?)で4期目当選した、
都知事が数年前に「浄化作戦」とか言い出して、
ホームレスを強制的に追い出した結果、
多摩川を超えてホームレスが川崎側に避難してきたのが大きな要因なんですが。
(↑自分のトコ、東京だけ安全ならOK、って考え方 < 都知事)

話がそれちゃったけど、テレビで連日報道されてるような
あの瓦礫の山を撤去しようとしたら、
たぶん、福島県内だけでは処理できないでしょう。

でもね、思うんです。
苦情申し出た川崎市民の方々、自分たちが被災・被ばくして、
瓦礫の山の撤去を受け入れてくれるところが無ければ、
当然のように怒るでしょう。

結局

 「自分が安全だったら、それでいい」

って思いは、誰もが持っていると思います。
でも、どこかが受け入れなきゃならない。

それを忘れてはいけないと思います。