どうやら本格的な冬がやって来たようで、朝の寒さは身にしみます。暑い夏が長引いて秋を楽しむ暇がありませんでした。
日曜日の夜はNHK大河ドラマ「どうする家康」の最終回を見るために、そそくさと用事を済ませテレビの前の人となりました。史実はともかく、乱世をどう終わらせるか、悩み抜く家康の姿を描き通し、安寧の世を後世に次ぐ役割を終えた姿を、今様なコミカルさや大胆な歴史解釈をしたドラマでした。
ウクライナへ侵攻したロシアは、今では引くに引けない長い戦いとなって、「どうするプーチン」「どうするゼレンスキー」といったところで、今後も多くの犠牲を払っても戦いを続けるのか、それとも止めるのか、判断が注目されます。
一方、ハマスとイスラエルの戦いも、今のところ双方が譲らず、今後も長引きそうです。多くの犠牲者を出さないようにと「人道支援」を行っているとの報道がありますが、真の人道支援は戦いを止めることではないでしょうか。
第二次世界大戦では戦いを止めさせるためにと言って、B29爆撃機・レノラゲイに搭載した原子爆弾を広島・長崎へ投下し、多くの犠牲者を出して無条件降伏をさせたアメリカ、はたしてその行動は正しかったのか、どうしても理解できません。
「どうする家康」では、苦難の上に大砲を大阪城へ向け放って、和議を持ち出し、それでも従わないことで焼き払ってしまうのですが、「どうするプーチン」「どうするネタニヤフ」は、互いの戦いをどう決着させるのでしょうか・・・。