タイトルの数字も通常レベルの範囲内に収まってきて、一安心。
年末に半沢一利 「日本のいちばん長い日」を読む。昭和20年の8月14日から15日にかけてのクーデター未遂についてのノンフィクション。なんでそこまでそうなってしまうのか?という大きな疑問と、わずか60年ばかりの間にそこまでの疑問を感じさせるまでに日本人が変わってしまったんだなーという感じが、わたしは強かった。でもって、自分を含む日本人が、今おこなわれているほどカンタンに近隣の独裁国家を「あそこは訳わかんない、異常だよな」って言えるのかな、とも。
この本はノンフィクションですが、同じような時間帯を舞台にしたフィクションに浅田次郎 「日輪の遺産」があります。合わせて読むと、事実とフィクションが妙な(いい意味で)共鳴を起こしたような感じで、何ともいえません。浅田次郎といえば最近映画化されている作品が目立つようですが、この「日輪の遺産」にチャレンジする映画監督が出てきたら、たいへん面白いのではないかと思うね。
話はいきなり飛ぶけど、ジャイアンツの工藤がベイスターズへ。あのチームは「勝ちゃなんでもいいんだろう」と本当に本気で考えているようだ。そこまで節操がないなら、バファローズを出て行くというあの選手を獲るところまで徹底すりゃいいんじゃないの、と思いますが。
この工藤の一件は、その昔阪神にトレードされた翌年の小林繁(ミスターアンダースロー、さんまがモノマネやってましたね)が、シーズン通して対ジャイアンツ戦全勝だったことを思い出させます。同じことが今年起こりそうな?それにしても日本の野球、特にセリーグはどんどんつまらなくなっていくように思われてなりません。
ホントですよね。ああいうことをする一方で「愛」とかいうスローガンを掲げてることを、当事者たちはどう思ってるんでしょうか。
でも、確かに夏のハマスタで麦酒は魅力的かも。横浜なら当然、キリンですわな。どうせなら生麦工場近辺で調達しますか!?(笑)
コメント、ありがとうございます。