ニーズ(Needs)とウォンツ(Wants)には、一般的に二通りの定義が使われている。
ビジネスパーソンの常識と非常識:『ニーズとは、ウォンツとは、シーズとは』
ニーズ(Needs) - 消費者の(意識化された)必要性
ウォンツ(Wants) - 消費者の(意識化されていない)欲求
シーズ(Seeds) - メーカの所有している技術・材料・アイデアなど
ウォンツを「ニーズを満たす特定のものが欲しいという欲求」と解説した書籍もあった。この説明ではウォンツはニーズより具体的なものとなる。
マーケティング用語集:『ニーズとウォンツ』
ニーズ(Needs)とは、「○○があれば良いよなぁ。」など、欠乏を感じている状態を指します。
例えば、「外出先でも、パソコンを便利に使いたい。」というニーズがあります。
ウォンツ(Wants)とは、ニーズを満たす、手段やモノへの欲求を指します。この場合は、「ホテルのビジネスセンターで、パソコンをレンタル利用したい。」、「持ち運びしやすく、軽いノートパソコンが欲しい。」などとなります。
The Marketer: 『1.マーケティングとは何か? 『BMR』』
Needs are the basic human requirements. People need, food, air, water, clothing, and shelter to survive. People also have strong needs for recreation, education, and entertainment. These needs become wants when they are directed to specific objects that might satisfy the need.
An American needs food but wants a hamburger, French fries, and soft drink. A person in Mauritius needs food but wants a mango, rice, lentils, and beans. Wants are shaped by one’s society.
(『MARKETING MANAGEMENT, 11TH EDITION』Philip Kotler,Prentice Hall International Editions)
セオドア・レビットは「顧客は1/4インチのドリル(Wants)が欲しいわけじゃない。1/4インチの穴(Needs)が欲しいのだ」と表現している。
#参考エントリー
『マーケティング近視眼』
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