シア式ドロップス

方向性の無い超マイペースブログ。 缶ドロップみたいに色々なフレーバーをお楽しみくださいませ。

赤い闇

2009-01-19 20:24:55 | 徒然
先週、ブログをお休みしてる間、
近所で火事がありました。

その日は帰宅するときに雪が舞っていました。
職場から家に近づくほど降る量は多く、風も強かったので横殴りの雪でした。

夕食をとって、後片付けを始めようかと思った時、
茶の間に行った親父が何か騒いでいる。
何事かと思って覗いてみたら、親父は外を見ていた。(雪の様子を見るために外を見てた)
で、外を見てみると…雪は既に止んでいた。そして隣の家ほうの空が赤い。火の粉みたいなのも舞っている。
…屋外でゴミを燃やしている(条例違反)としてはおかしい。
慌てて隣へ!と思い、外に飛び出すと、
道路を挟んで向かい3軒目の家から猛烈な炎が!!
「わー!!119番~~!!!」
と慌てていたら、遠くより消防車のサイレンが。
それから直ぐ消防車が来て、消火活動が始まった。

元々野次馬根性がないので、消火活動が始まったら家に戻ったのですが、
戻るなり電話が鳴る。
『**で火事があったって聞いたのだけれど~、○○さんのお宅は大丈夫ですか~~?』
…町内の親戚より、消息確認の電話…。
大丈夫です。と告げて、受話器を下ろすとまた…
寒い外にいたので、トイレに行きたかった。
ので、その電話も対応を早くに終えてトイレに直行。
ホッとするのも束の間。
「すみませーん」と玄関で誰か来たようだ…。
母の会社の人だった。(どうやら、社長だったようだ…)
家のそばを通っていく車の人に、会社から連絡が入ってきて、様子を見に来たよう…。
そしてまた電話が…
私は思った……
…この、野次馬どもが!!

結構離れている家の方も、直ぐ電話をくれたので、田舎の情報力ってネットよりスゲー!
その晩は町内の親戚の殆どが家に電話くれやがった
心配してくれるのは本当にありがたいが、
こう立て続けに同じ内容で、同じ返事をする電話を受けるのは、ウザイ…。

1時間ほどで鎮火。
全焼してしまいましたが、住んでいた人は軽い怪我だけですんだようです。
消防署に通報を頼まれた家の人の話では、
湯沸かし器のガスが漏れていたらしく、それに引火した様。
ガスからの引火。木造家屋。そして強風。火の周りが早いわけです。
風は家の無い方向に向かって吹いていたので、
隣接する家に延焼は無かったのですが、(そんなに密集して家が建っているわけでもないので)
風向きが違っていたら、我が家にも延焼の可能性があったかもな…。
最初見たときに、それだけ近くで燃えていると思ったのだから…。

写真とか撮っておいていたかというと、
それが全然。
見たときにパニックになっていたし、電話対応もあったので、そういう思考が無かったのですね。
もし撮っていたとしても、不謹慎な気がするので載せようとも思わない。

我が家は半分古くて、半分新しい(っつうても30年程経つが)。
私が生まれるだいぶ前、親父が子どもだった頃に半分が火事で焼けたのですよ。
なので焼けたほうを新しくした、と…。(その部分が今は古い方)

怖いものの例えに「地震・雷・火事・親父」というけれども、
親父以外の災害は(台風なども)、本当に怖い!!
先日17日に阪神大震災が14年経ったわけですが、
改めて災害について考えてみようかと思いましたよ。
とりあえず、枕元に小型の懐中電灯を置いてみました…

昨日のTBS系「夢の扉」。
地震研究をしてる人がドリーム・メーカーでしたね。
途中からしか見れなかったのですが、興味深いものがありましたよ。