震災から4ヶ月が過ぎ、思うことは、
津波や原発事故は、現場を見ていない人には、
結局は対岸の火事なんだなー…って。
それを実感することが先日ありまして、
馬鹿で迂闊で無力な自分にも腹がたつけれど、
(良かれと思ってだったのだろうけれど)デリカシーの無い相手の言動に、
頭から一気に血の気が引き、直ぐにガッと頭に血がのぼった。
嘘をつくより、素直に話す方が良いが、
時と場合によっては、嘘をついてほしい。
オブラートに包んだような、やさしい嘘をついてもかまわない時がある。
まー……、当事者にしか解らない問題だから、
それを相手に求めるのも無理な話なのかな……。
南相馬の自宅に帰省し、3ヶ月ぶりに海のある方面へ行きました。

(原町区萱浜)
どこから来たんだろう…。
原町で漁業を営んでいる方、稀少だからな。

(原町区萱浜)
自衛隊、警察、消防(団)、ボランティアの方々に感謝のメッセージが書かれたのぼり。
「ありがとう」という言葉じゃ収まらないくらい、彼らには感謝の気持ちは尽きない。
散乱していた瓦礫がある程度纏められて、本当に何もかにもさらわれていった感。
秋咲きのヒマワリが植えられていた所 はここの近くでした…。

(原町区北泉)
原町シーサイドパークはサーフィンの国際大会が行われるほど。
良い波が来る浜として、サーファーには有名な場所だった。
今は設備の殆どが津波に流され、波打ち際が近くなった気がする…。
東北電力原町火力発電所の設備のダメージも痛々しい。

(原町区北泉)
生活の場があった証明。

(原町区金沢)
哀しみのシグナルは空へと放つ。

(鹿島区烏崎)
…どんな事態であっても、自分らしく生きていたいと思うのはエゴなのだろうか…。

(鹿島区烏崎)
何もかも流されてしまったこの場所に帰りたいと強く願う人がいる。

(原町区北泉)
受け継がれる、命と想いと記憶。