恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
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第四部第二十四章「百合菜」NO.103
「高井君。私は、松岡裕樹君と結婚します。
先日、裕樹が、私の母親のところに尋ねてきてくれたの。
私に直接、自分の気持ちを言う前に・・・
もし、高井君と私の婚約が。私の気持ちが高井君にあるのなら、裕樹は何も言わずに帰るつもりだったと・・・・
知ってのとおり、私は、裕樹のことを愛しています。
一度は、離れてしまったけれども、私は、裕樹をあきらめ切れなかった。
そして裕樹も同じ思いでいてくれた。
私の姉が自殺したことは、知ってるよね。
友香から聞いているだろうし・・・・
私の姉は、私に、私には自分の愛する人と幸せになってほしいって言葉を残して
死んでいった。
私は、その姉との約束を守るためにも、あなたとは結婚できません。」
裕樹が、私のところへやってきて、そっと肩を抱く。
「俺も、お前が百合菜にした仕打ち、綾部や中森にした仕打ちは、人間として許せない。
たとえ、過去にどんなことがあったにしてもだ。
そして、お前と百合菜の間に、何があったとしても、俺は、これから先、百合菜と一緒に歩んでいく。」
裕樹が、私を抱く指に力をいれる。
友香も、中森さんも、石川さんも、静かにうなずいてくれる。
「松岡君はな、今回のシステム受注の影の功労者なのだ・・・・」
私が裕樹との話をしたとき、祖父が言った。
私は、今回の営業から技術部への裕樹の異動は、彼にとっては不本意なものだと思っていた。でも、実は、裕樹が、学生時代研究して、特許をとっていた技術が、今回のシステムに役立っていたというのだ。
表立って営業部の人間がシステム開発に参加することはできないので、システム部にいる大学のゼミの先輩を助けるという形で裕樹はシステム構築に参画していたのであった。
だからこその今回の人事。
本人の希望、そして会社からみた適正能力として、彼は、営業部から技術部へ異動しての
課長への昇進だったのだ。
だから、私が、松岡君と結婚したい意志を伝えると
祖父は喜んでくれた。
裕樹の人柄、技術力は、祖父もすでに高く評価しているものであったからだ。
~第四部第二十五章「高井」NO.104へつづく~↓
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私は、今回の営業から技術部への裕樹の異動は、彼にとっては不本意なものだと思っていた。でも、実は、裕樹が、学生時代研究して、特許をとっていた技術が、今回のシステムに役立っていたというのだ。
表立って営業部の人間がシステム開発に参加することはできないので、システム部にいる大学のゼミの先輩を助けるという形で裕樹はシステム構築に参画していたのであった。
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課長への昇進だったのだ。
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