恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
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第四部第二十一章「招かれたもの」NO.100
その場の空気の温度が下がっていく・・・・・
互いに見つめあい
いや、にらみ合いながら
無言の時間がたってゆく
その時
先ほど、入ってきた、菊の間の扉がゆっくりと開いた。
全員が入り口に注目する。
「お・・・おまえらは!!」
入り口から、スーツを着た、松岡裕樹、綾部友香、中森恭子、石川日名子が入ってくる。
俺は、驚愕の表情で冴場社長、松井の父親、母親、そして松井を見る。
「すべては、聞いたよ。高井君。」
冴場社長の顔に、苦悩との哀れみともとれる表情が浮かぶ。
「私の若い頃の君のおじいさんとお母さんにした仕打ちが、君の心に悪魔を宿してしまったんだね。」
「でもね、高井君。」
松井百合菜が、まっすぐに俺の顔を見据えて言う。
「おじいちゃんが、あなたの家族にしてしまったことを許してくれとも水に流してくれとも私は、言わない。でも、人としてやっていいことと悪いことがあると思う。
おじいちゃんが行ったことは、すべてビジネス上のことよ。やり方が卑劣で汚かったとしても・・・・でもあなたが行ったことは・・・・」
松井が、ぎゅっと下唇を噛む。
「今日は、俺の弾劾裁判かなにかか?」
俺は、ここにいるすべての人間が、俺が、松井や、綾部や、中森にしてきたことを知っていると思うとものすごい居心地の悪さを感じた。
「君にとっては、幸いなことに、中森さんは君を訴えないといっているそうだし、
君は、わが社にとっても優秀な社員だと思うし、戦力だと思う。
そこで・・・・・」
といって、冴場社長は、オヤジのほうへ顔を向けた。
**第四部第二十二章「申し出」へつづくNO.101**
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冴場社長の顔に、苦悩との哀れみともとれる表情が浮かぶ。
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「でもね、高井君。」
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「おじいちゃんが、あなたの家族にしてしまったことを許してくれとも水に流してくれとも私は、言わない。でも、人としてやっていいことと悪いことがあると思う。
おじいちゃんが行ったことは、すべてビジネス上のことよ。やり方が卑劣で汚かったとしても・・・・でもあなたが行ったことは・・・・」
松井が、ぎゅっと下唇を噛む。
「今日は、俺の弾劾裁判かなにかか?」
俺は、ここにいるすべての人間が、俺が、松井や、綾部や、中森にしてきたことを知っていると思うとものすごい居心地の悪さを感じた。
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君は、わが社にとっても優秀な社員だと思うし、戦力だと思う。
そこで・・・・・」
といって、冴場社長は、オヤジのほうへ顔を向けた。
**第四部第二十二章「申し出」へつづくNO.101**
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