詩絵里(★シェリー★)の星の囁き達

尾崎詩絵里(★シェリー★)の自作恋愛小説及びポエム、写真専用部屋です。掲載文の引用、転載は固くお断りいたします。

恋愛小説 アイドルとの恋「潤愛物語~アクアマリン~」第三章

2011年03月31日 | 小説「潤愛物語~アクアマリン~」
アイドルとの恋「潤愛物語~アクアマリン~」は、今回続編を作成するにあたり、以前、掲載した「アクアマリン」の再編版です。作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
純愛をテーマにしているので年齢関係なく読める恋愛小説になっています。
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第三章 ダイヤモンド

そして、それから潤は何度となく私の部屋に遊びにくるようになり、二人は自然に付き合いはじめる形になった。もちろん、友達にも、事務所にも、世間様にも内緒で。

食事の最後の仕上げをしていると、
ダイヤモンドの着メロがなった。愛理からだ。

「ちょっと待っていて、潤。愛理から電話。」
「OK!じゃ、俺、さっき、ざっとシャワー浴びてからきたけど、もう一回シャワー借りるね!」
「了解。タオルと着替えはいつものところにはいっているから」

ほぼ月に1回訪れる彼のために一応着替えは一式おいてある。
彼が、バスルームに入るのを確認した後、私は、携帯をとった。

「どうしたの愛理。こんな時間に・・・」
「今すぐ日本テレビつけて」
「え・・・何々???」

私は、なにもわからぬまま、言われたままTVをつけた。
「Jewelの松木潤 初スキャンダルか?小倉南と熱愛発覚!!」
「本日、コンサートの最終日を迎えたJewelの松木潤こと潤と今度の映画で共演する小倉南さんとの密会写真が明日のサタデーに掲載されることになりました。
写真は、先週の金曜日イタリアンレストランから二人で仲良くでてきた写真です。
今、現場で、別のドラマ撮影の終わった小倉さんのインタビューをするためにこちらでスタンバッテます。
また、当の潤さんは、コンサートの打ち上げ途中で抜けたためこの後二人で密会するのではないかと関係者の中では囁かれています」
私は、何がなんだかわからなくなり、持っていたパスタ皿をいつの間にか落として割ってしまっていた。

「美緒?美緒大丈夫???今、今、3人で私のうちで飲んでいるんだけど・・・・そしてテレビつけたらちょうど・・・」
「Jewelは明日新曲の発売も控えており事務所は、一切ノーコメントとのコメントをだしております。」
「また詳しいことがわかりましたら、現場より中継いたします。以上現場より東海林(しょうじ)がお伝えいたしました。」
「美緒!!!大丈夫???今からいこうか?そっちに?」

友達は、もちろん私がJewelの潤と付き合っていることなんて知らない。私が、1ファンとして、潤担当としてショックを受けていると思っている。
愛理の言葉で我に帰った私は、とりあえず呆然としたまま、割れたパスタ皿を片付けていた。
人間ってショックをうけても平然と普通に動けるもんなんだな・・・って全く違うことが頭をよぎった。
(潤が・・・小倉南と・・・???)
頭がパニックになっていた。

「ごめん。愛理・・・ちょっと頭冷やしたいから、電話切ってもいい?」
「うん・・・あまり気を落とさないでね・・・」
「ありがとう・・・」
ちょうど潤がシャワーを浴びてでてきた。
「電話終わった??」気を使って小声で話しかけてきた。

「うん・・・・」
シャワーを浴びた潤が、キッチンにたっていた私を後ろから抱きしめた。
「ねえ・・・早くご飯、食べようよ・・・美緒・・愛しているよ。」

後ろから抱きしめたままで彼が耳元でささやきうなじにやさしくキスをした。
そのときになって、潤は、私が小刻みに震えているのに気がついた。
「どうしたの?美緒・・なにか・・あった」
というと同時に彼の目がテレビに釘付けになった。
画面には、スクープの文字が躍り、芸能評論家とか言われている人がしたり顔で解説をしていた。

「明日のサタデーの記事のこと??あれは、今度の映画を盛り上げるためのしくまれたことだよ。金曜日だって、スタッフみんなで食事に行ったのに、まるで小倉さんと2ショットでいったみたいな写真になっているし。
新曲の発表も明日だから・・・話題づくりだよ。
彼女もあさって初の写真集発売だしね。」

かるく流そうとする彼を見つめているうちに、私の瞳からは、知らないうちに涙がポロポロこぼれていた。
「美緒??」
「潤は、わかってない!!私の気持ちなんて・・・ 私がいつもどれだけ不安なのか・・潤は、本当なら住む世界の違う人・・・私とこんなふうにお付き合いしているほうがおかしいのかもしれない・・・
でも、私が、潤の出演するドラマで、他の女優さんと抱き合ったり、愛を囁いたり、キスをするのをどんな思いで見ているのか・・・信じたいよ・・・潤のこと。でもまわりは、みんなわたしなんかより綺麗な女優や歌手ばかりだし・・・
いつも、いつも不安で、不安で・・・」

潤は、泣いている私をギュっと抱きしめた。
息ができないくらい強く。
「俺が信じられないの?」
「信じられないんじゃなくて・・・信じたいけど・・・私だってやきもちくらいやくよ。毎日、毎日ヤキモチやいて心なんて真っ黒焦げになりそうだよ・・・やっぱり潤は住む世界の違うの人なんだね・・・私なんかが・・・」
潤は、強く抱きしめたまま、彼の唇で私の唇をふさいだ・・・
とても優しく・・・とても優しいキスだった。
私をダイニングテーブルに座らせると、いつも部屋の片隅においてあるギターを取り出し、Jewelのヒット曲「ダイヤモンド」を途中から弾きだした・・・

僕の瞳をみつめて
真実の輝きに満ちているから

僕の心を信じて
君への愛で、溢れているから

Runaway 星降る夜空に
ダイヤモンドを探しに行こう

ランデブー 君となら
信じて歩いてゆけると

この星空の中から
最後に見つけたダイヤモンド

僕の瞳を見つめて
信じることから愛は生まれるから

僕の愛を信じて
君だけを愛しているから

「美緒・・・芸能人だって人間だよ・・・同じ人間、住む世界が違うなんてことはない。そんなこといったら、みんな職業ばらばらだよね・・・誰も同じ世界に住んでないことになるよ。 愛とは信じること。愛すれば愛するほど、独占したくなるし、 独り占めしたくなるし、誰にも触れられたくない・・・
それは僕も同じ気持ちだよ・・・・
でも・・・この世界は僕が選んだ世界なんだ・・・
昔、美緒に頬叩かれて、説教されて僕は、真剣に今この仕事をやっている。この世界で生きている。 世間の奴らにアイドルだってバカにされても、正々堂々とアイドルやっているし、今や誇りに思っている。それを一番理解してほしいのが、この世で一番愛している、そしてこの世で一番も僕のことを理解している。美緒なんだよ」

3年間の間に潤は変わっていた。私と最初に出会ったあの時から潤は、精神的にもすごく大人になった。それがわかり、ダダをこねてすねた私は少し恥ずかしくなってきた。
「潤・・・ゴメン・・・私・・・」
潤は、もう一度優しくキスをして言った。
「いいよ・・・美緒・・・愛し合っていても、人と人は時には言葉に出さなきゃ解らないこともあるんだよ。今日、僕は、美緒の本音が聞けてよかったよ。美緒が、ヤキモチやきっていうのもわかってちょっとうれしかったしね」
「もう・・・潤の意地悪」
いつの間にかすっかり潤のペースにまきこまれ私はいつの間にか笑顔になっていた。
「さてでは、いまからパーティーを始めますか・・・
「は~い」私はおどけて敬礼のポーズをして、すばやくお料理をテーブルに並び始めた。

~第四章「アクアマリン」へつづく・・・
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恋愛ポエム~Happy Time~

2011年03月31日 | 恋愛ポエム
「ハッピータイム」
~オリジナルポエム~

降り出した大粒の雨に
傘を開いて
私の肩を抱き寄せる貴方

肩越しに感じるぬくもり
貴方の優しさ

私が濡れないようにする度に
貴方の肩は濡れていく

そんなさりげない優しさに
私の胸は熱くなる

貴方といれば
雨の日も
雪の日も
たとえ嵐の夜でさえ
すべてが輝く毎日に

綺麗な夕日も
紫がかった朝靄も
目に映るすべてを
あなたと共有したい

そっと
後ろからしがみついた大きな背中

私のheartが幸せ色に
貴方色に染められていく

「愛している」の囁きは
飽和した心の中から
溢れ出した愛のしずく

貴方を好きになっただけなのにどうしてこんなに苦しいの?

ただ貴方に見つめられるだけで
どうしてこんなにドキドキするの?

人は人を愛することにより
優しさや思いやりや慈悲の心を知る

そして
逢えない日のせつなさや
自分よりも大切な人がいることに気づく

もっと私を見つめてほしい
もっと私にキスしてほしい

貴方に抱きしめられた時

二人の鼓動はシンクロし
愛の若葉は大きく育ち
虹色の花を咲かせるだろう

星の数ほどの人波の中で
たった一人あなたに出逢えた
この奇跡

互いに手を取り
歩いて行こう

二人でいれば怖くない


人を愛することは
自分を愛すること

貴方に愛され
私は、さなぎから蝶になる

愛さえあれば心は満たされ
貴方の愛が自信をくれた

尊重しつつ、尊敬しあい、一緒に成長していこう。

二人で寄り添い
助け合い
幾多の試練を乗り越えよう

貴方と一緒にいるときが
私にとっては
Happiest Time

一分一秒離れたくない

今までたくさん恋をしてきたけれど
それは貴方に出逢うまでの
長い長いプロローグ

貴方の愛に満ちた
熱い魂~ソウル~が
私の心を溶かしていった

貴方がもっと輝くように
ピクシーダスト(妖精の粉)
を探しに行こう

太陽のようなエナジーで
月のような優しい光で
いつも貴方を照らしているから

貴方に守られるだけでなく
私も貴方を守るから

人という字の語源のように
互いに頼って
寄りかかれる
そんなピュアな愛を育みたい

愛の言葉を語るより
そっと手と手を重ねていたい

言葉なんかにしなくても
瞳と瞳で感じる想い

伝わる愛情
ほとばしる感情

いつしか心が重なりあい

ゆったり流れる
この世で一番幸せな時間」




恋愛小説 アイドルとの恋「潤愛物語~アクアマリン~」第二章

2011年03月29日 | 小説「潤愛物語~アクアマリン~」
アイドルとの恋「潤愛物語~アクアマリン~」は、今回続編を作成するにあたり、以前、掲載した「アクアマリン」の再編版です。作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
純愛をテーマにしているので年齢関係なく読める恋愛小説になっています。
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第二章 サファイヤ

****あれはちょうど3年前の8月27日******

会社の暑気払いの帰りにほろ酔い気分で帰宅をした。
すると、マンションの玄関ホールに見知らぬ少年が、ほぼ泥酔状態でうずくまっていた。
私はそのまま無視して、見過ごすか、警察に連絡するか一瞬躊躇した。すると彼のペンダントに見覚えがあった。
そしてジャンパーにも

「大丈夫ですか?」
と声をかけると彼は
酔ったうつろな目で私をみた。酔いつぶれてはいるが、今、サファイヤという曲でブレーク中のJewelのメンバーの潤だということに私は、気付いた。

(警察沙汰にしたらまずいし、といってここにもほっておけないし・・・)
「立てますか?肩貸しますから・・・」
といって、今振り返るとなぜかわからないが私は無防備にも彼を自分の部屋に運びいれていた。
軽く頬を叩いても反応のない潤のジャンパーを脱がせ、
TシャツとGパン姿にすると私は彼をバスルームに連れて行き、
頭から暑いシャワーをかけた。

「何するんだよ!!!」
彼はびっくりした顔で私を見つめそしてにらんだ。
「何するんだよ!じゃないでしょ!!あなた未成年でしょ!!こんなことマスコミや事務所にばれたらどうなるのかわかってるの!!!!」
「うるせえーなほっといてくれよ!!
あ、もしかして、君、俺のファンとか??」

私は蛇口を水の方向に回し、冷水を思い切り彼の顔に浴びせた
「少しは、頭を冷やしなさい!!」
「なんだよ!!」
「イヤなら警察呼ぶわよ・・・」
ビクン、さすがに彼も少し酔いがさめてきたらしく、おとなしく頭から冷水をあびつづけていた。

シャワーをとめ、私はバスタオルとバスローブを彼になげてあげた。
「男物の下着なんてないから我慢してね。Tシャツ、Gパン、下着脱いだら洗濯機にいれておいて!!」
さっきまでの勢いが嘘のように、彼は、借りてきた猫のようにおとなしくなり、ダイニングテーブルについた。

ホットミルクを差し出すと、
「ありがとう」
と小さな声でつぶやいた。

「なんであんなところでうずくまっていたの?」
「酔っていて自分のマンションと間違ったみたい。ってか俺、実は先週引っ越したばかりで、先週までこのマンションに住んでいたんだ。まぁご存知のとおり、サファイヤが売れたおかげで給料も少しあがったからね。」

先週まで!?私は、同じマンションにJewelの潤が住んでいたなんて全く知らなかった。

「それにしてもやばくない?あなた、まだ未成年でしょう?19歳だったよね?」
「あさって20歳になるけどな・・・」
「あさって・・・そっか、8月30日だもんね。ってか、芸能界で未成年で飲酒して、たくさんのアイドル達が引退を余儀なくされているの知っているでしょう・・・ジェニーズ事務所の貴方達の同期だって、写真週刊誌にとられて、たくさん辞めさせられたじゃないの?なのに何故?」
「だってさ・・・事務所にそろそろオリジナルやらせてくれっていったら、NGだっていうし、今度の新曲、俺のソロパートだった部分がいつのまにか翔がメインメロディーでおれがハモリになっているし!サファイヤが少し売れたからってこれからは、楽器も無しで、踊りながら歌えって事務所が言うんだぜ!やってらんねぇよ~」
口を尖らせていう彼の頬をいつの間にか叩いていた。
パチン

「甘ったれるんじゃないわよ!!オリジナルやりたいって、そのデモテープとかはつくって聞かせたの?」
「いや・・・まだこれから・・・」
「メインじゃないっていって!ハモリパートっておもっているほど簡単じゃないのよ・・・
私は、人の声は一番素晴らしい楽器だと思っている。 その人の声がおりなすハーモニー、和音は素晴らしいと・・・
それをそんな生半可な気持ちでやったら、いい曲できるわけないじゃない!!
少しくらい顔がよくて売れたって、すべてが自分の力じゃないでしょ!!事務所やスタッフや、マネージャーやたくさんの人に支えられて貴方達は、今光の中にいられるのよ。
沢山の人が芸能界にあこがれる。でも成功するのはほんの一握り。あとは、挫折して去っていく。アイドルは偶像であり、夢を売るのが商売なのよ!!
それをお酒なんかのんで、少しは自分の立場をわきまえなさい!!」

そこまで一気にまくしたてると私は潤が泣いているのに気がついた。

「ごめん。というかありがとう。俺は、この世界には12歳ではいって、すぐにちやほやされて、こんな説教されたのはじめてだよ。しかられたのも、みんないいよいいよっておだてるばかりで・・
そのくせ、デビュー当時は泣かず飛ばずで・・・
やっと売れたから、これからは少しは自分達の音楽やれるかと思ったら、真逆だし・・・
俺 松木潤。ジュンって呼んで。あなたの名前教えてくれますか?」
「私は、尾崎美緒。22歳。今年から社会人よ。」
「美緒さんか・・いい名前だね」
私は、今さらながら、目の前にいるのが、あのいつもTVでしか見ていない潤だということを再認識した。
「美緒さん」
「美緒でいいよ。」
「美緒さんは、なんで俺を見過ごさずに、なんで部屋にまで入れてくれたの?」
「ジャンパーとネックレスに見覚えがあったから。私ね、あなたがデビュー当時、出演していたバラエティー番組よく見ていたんだ。」
「あぁ・・・秀明が司会やっていた?」
「うん。で、Jewelがデビュー当時からなんとなく気になっていてね。まさか、本物の潤だとは思わなかったけど、あそこにほっとくわけも行かなかったしね。」
「あぁ、だから研修生の俺達の同期が、酒で写真週刊誌にすっぱ抜かれて、事務所クビになったことしってたんだ」
「まぁね」
「よければ、また、遊びにきてもいい?俺、ふたつ上の姉がいるんだけど、なんか久々にねぇさんに怒られたみたい。俺のおごり高ぶっていた鼻をぺしゃんこにされたし、美緒なら僕が違う方向に行きそうになったら、正しい方向に導いてくれそうだよ・・・そう羅針盤のように。この世界にはいって初めて心と心で会話できそうだよ・・メンバー以外で。」
いつもは、自信家の彼が今はとても素直になりとても愛おしくみえた。
「いいわよ。でも約束よ。あさっての20歳のバースデーまではお酒とかタバコとかやらないことと。それと20歳になっても、泥酔は無しね 芸能人としての自覚、社会人としての自覚を持つこと」
「やったありがとう。じゃあ早速あさってまた、遊びに来てもいい??俺の20歳のバースデー、美緒と乾杯してお酒のみたいから。ちょうど仕事オフだし」
キラキラ輝く彼の瞳に未来への希望の輝きが戻っていた。
私は、寝室にはってある、潤のポスターをどこかに隠しておかなきゃと一人心で思っていた。

~第三章「ダイヤモンド」はこちらから~
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失恋ポエム~失くした1/2~愛する豊の曲名を借りて

2011年03月29日 | 失恋ポエム
「失くした1/2」
~オリジナルポエム~
**愛する尾崎豊の曲名を借りて**

僕の心の片方を
君の心におきっぱなしのまま
互いに違う道を歩き始めた

僕の心の1/2は君の心で生きたまま
鉛色の涙を流している

君と一緒にいるときが
僕には一番幸せだった

君の笑顔をみるときが
僕の心はときめいた

一本の道は二本に別れ
半分こずつに分かれたね

この先誰かとこの道が
もう一度交わることがあっても
僕は君を忘れない

初めて愛という言葉の意味を
僕に教えてくれた人

愛おしいと思う感情を
僕の心に湧きあがらせた人

君に出会えてよかったと
今でも心から感謝してるよ

ありがとう



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頑張ろうニッポン!ポエム「一筋の光を求めて」

2011年03月28日 | 応援ポエム
「一筋の光を求めて」
~オリジナルポエム~

一筋の光を求めて
僕は今歩き続ける
目の前は真っ暗だけど
足の下には大地がある
根をはった大木の息吹を感じながら
僕は歩き続ける

母なる海が汚染され
魚達が怯えてる
母なる大地が汚染され
動植物がもがき苦しむ

それでも僕は
人の力を信じてる
一人じゃ何もできないけれど
手と手をとって歩き続ける

だって
僕達の目指す先は
きっと同じ方向だから

もう一度町に灯りを
希望の光を
いつか僕の魂が
この土の中に帰するまで
僕は無限の可能性を信じて
祈りつづけ
歩き続ける



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今日から、連載小説とポエムを一遍ずつ掲載します♪

今日から新連載「潤愛物語~アクアマリン~」アイドルとの恋 第一章

2011年03月28日 | 小説「潤愛物語~アクアマリン~」
アイドルとの恋「潤愛物語~アクアマリン~」は、今回続編を作成するにあたり、以前、掲載した「アクアマリン」の再編版です。作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
純愛をテーマにしているので年齢関係なく読める恋愛小説になっています。
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「潤愛物語~アクアマリン~」~アイドルとの恋~

第一章 ルビー

「今日のJewelのコンサート最高やったん」
私達グループの中で唯一大阪出身の直美が、「翔 LOVE」と書いてある手作りうちわを指先でもてあそびながら言った。

「そうだね・・・いつもより潤と翔のハモリもよかったし、なんていってもやっぱり智のダンスが最高だったよね!」
黄色のカチューシャ、JewelのコンサートTシャツの上から好きな智のイメージカラーのベストを着込んだ若菜が、両指を組み、夢見がちなまなざしで言った。

「まあね・・・最終日だったからね」
私は、コンサート中は電源を切っていた携帯電話の電源をつけながら、話に加わった。

「今日で、Jewelも結成5周年だったから気合のはいりかたもハンパなかったね!」
私達の仲間で最年少の愛理が、買ったばかりのコンサートグッズをいとおしそうに見つめながら言った。

「あ~これで当分の間、翔様にあえないと思うと直美泣けてくるわ・・・」
「泣くって言えば、今日もラストの挨拶で雅紀涙ぐんでいたね・・愛理も泣きそうになっちゃったよ(涙)」
「コンサートでは来年にならなきゃあえないかも知れないけど、今日のNラバでJewel新曲発表だよ!」
コンサートの後、思わず涙ぐんでいる愛理に向かって私は言った。



【Jewel 】
今や全国知らない人がいないほどのトップアイドル。
松木 潤(まつき じゅん)
22歳 通称 ジュン
櫻葉 翔(さくらば しょう) 
24歳 通称 ショウ
相田 雅紀(あいだ まさき)
24歳 通称 マサキ
一宮 和也 (いちのみや かずなり) 
24歳 通称 カズ
大杉 智(おおすぎ さとし)
25歳 通称 サトシ
の5人組アイドルグループである。

歌って、踊れて、バラエティーもこなしながら、メンバーそれぞれがコンサートでは楽器も弾きこなす、日本を代表するトップアイドルである。
とは言っても彼らの名が全国区になったのは、3年前の5人揃って出演した映画「青色の涙」からであって、それまでは、彼らの所属するアイドル事務所、ジェニーズ事務所でも、別段これといって目立ったグループではなかった。デビュー当時は、コンサート会場の席が埋まることもなかったという話だが、今やそれは過去の話。彼らのコンサートチケットをとるのは至難の技。世間ではプラチナチケットと言われているのであった。

デビュー当時は、潤と翔のツインボーカル、和がギター、智がベース、キーボードが雅紀というどちらかと言ったらバンド的なアイドルだったが、その青色の涙の主題歌、「サファイヤ」で楽器を持たず、ダンスやRAPを中心としたアイドルそのものの曲として出したところ、本人達もびっくりするような大ヒットとなり、その後、バラエティーやCM、映画等彼らの姿を見ない日は無くなった。

彼らのグループ名「Jewel」にちなんで彼らの曲には、全部宝石の名前がついている。 なんでも、最初のデビュー曲が、某有名な宝石店のテーマソングだったので、グループ名もそれほど凝らずに「Jewel」になったらしい。

「ルビー」「サファイヤ」「キャッツアイ」「ダイヤモンド」「エメラルド」「トパーズ」
それぞれの曲の作詞・作曲は、その時々の有名な作詞家、作曲家が担当をしていた。
彼らの所属しているジェニーズ事務所は、今の芸能界においては最大のアイドル量産事務所として数多くのアイドルグループを世に送り出している。

今、私は、同じ会社の同期と4人で「Jewel」のドームでのコンサート行った帰りである。
Jewelのコンサートは、ファンクラブ会員でしか申し込めない。また、コンサートの申し込み枚数は一人4枚までなので、入社当時から、同じJewelが好きで、自分が好きなメンバー、いわゆる担当が異なることから、私達は、いつも4人で4枚ずつ申し込んでいた。
とはいっても今や、全国でファンクラブ会員数が100万人もいるというアイドルグループのため、コンサートが運よく当たったとしてもよくて年1回行ければ御の字というとこだった。

私達は、ちょうどこの4月で入社3年目、ARA株式会社の社員である。
私、美緒は、潤担当の25歳、都内の某大学を出て、マジメな就職活動の結果、この第一志望のARA株式会社に入社することができた。
翔担当の直美は、同期だけれども、浪人生活を1年送ったので現在26歳。小さい時大阪に住んでいたので、今でも微妙に標準語に大阪弁が混じる。生粋の大阪人には「変な大阪弁」といわれているが、本人はいたって気にしていないようだ。

Jewelのリーダー智担当の若菜は、短大を卒業して、いわゆる親のコネで入社をしてきた、私達グループきっての美少女23歳。
そして、私の心の友、親友の愛理は、高校卒なので、現在21歳。
ARA株式会社の受付嬢をしている。

それぞれ、好きなメンバーのことを担当と呼んでいるが、Jewelはアイドルグループではめずらしくメンバー5人がいるとわきゃわきゃと仲がいいため、自分が好きなメンバー以外もいつのまにか全員大好きになってしまうという魅力の持ち主達であった。

今日は、そのJewelのコンサート最終日。
3月にしては、まだ肌寒く、私達はスプリングコートの襟を立てた。
祭りの終わった後の淋しさはそこはかとなく切ない。

「ねえ・・・なんか今からカラオケでもいってもりあがらん? なんかこのまま帰るんもいややもん」と直美
「でも・・・今日、23:00から新曲発表でしょ?じゃあ、明日土曜日で会社休みだし、みんなで家来て飲みながら、一緒にJewelの新曲見ようか?」
「愛理んち行きたい!!行こう行こう!今日は一晩中飲み明かすぞ!」
と若菜
「美緒はどうする??」と愛理
「ごめんちょっと今日は用事があって」
「もういつもつれないな~彼氏でもできたんちゃう?」
「美緒、絶対に彼氏いるよね・・・この頃よくメールしてるし・・・ でも結構秘密主義だな・・・おぬしは・・・」と若菜が横目で私を軽くにらんだ。

「だったらさ・・みんな彼氏いるんやったら、今度、合同デートでディズニーランドでもいかへん?なぁ、若菜も愛理も彼氏おるんやから・・」
「いいかも・・・私達、3人は、この前飲み会彼氏連れてきたけど、美緒の彼氏だけは、仕事でこれなかったしね」
愛理が間をとりもつように言い出した。

「そうだっけ??まあ・・とりあえず、今日はゴメン・・・いそいでいるから・・・埋め合わせはきっとするから」と手を合わせて友達に謝りながら来たタクシーに飛び乗った。
ちょうどタイミングよく「ルビー」の着うたがなった。
「今日、コンサートの打ち上げ、ブッチしてくるから、22:00にはいくね!」
と彼からのメール

「了解。いつもの食事、用意しとくね」
私は、今日の献立を頭の中でさっと段取りを考えていた。
マンションにつくとまず、テーブルに花を飾り早速ディナーの準備にかかった。
また「ルビー」の着うたが流れた。

「車渋滞。15分ほど遅れる 」
「了解気をつけてきてね」
時計と睨めっこしながら、カルボナーラのソースを作り、ミモザサラダと乾杯用のシャンパングラスを用意した。
「いつもより、手抜きだけど、今日、私がJewelのコンサート行っていたのを知っているんだから、こんなもんでいいか・・?」

とひとりごちながら、最後の盛り付けをしていると。
22:15分ジャストに
ピンポーンコンコンコンといつもの合図が聞こえた。
「じゃーん」

Jewelのメンバー潤は、後ろ手で隠していたワインを差し出した
「打ち上げ会場から、失敬してきちゃった。一番高いらしいよ・・10万円位するってスタッフさんが言っていた。メンバーのやつら今頃ブーブー言っているだろうな(笑)」
というと悪戯っぽい笑みを浮かべた。
(うん。コンサートで見る笑顔も素敵だけど、私はやっぱり今の潤の笑顔のほうが好きだ)


~「第二章 サファイヤ」はこちらから

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失恋ポエム~さよなら・・・笑顔のままで~

2011年03月26日 | 失恋ポエム
「さよなら~笑顔のままで」
~オリジナルポエム~

もう私達終わりにしましょう
瞳を閉じても
あなたの面影浮かばない

確かにあなたを愛していたわ
苦しいほど
切ないほどに

嘘偽りのない真心で

でも夏が終わり
秋が訪れるように

季節はめぐり
人の心も変わる

闇の世界を彷徨っていた
私を
明るく照らしてくれたのは
あなた

霧の世界で出会った
たった一人の私のナイト

あなたに出逢えた運命を
心の底から感謝してる

でも…
逢えない時間を埋めたメールも
今は何も意味を持たない
文字の羅列

逢えない日々のさみしさが
白い雪のように降り積もり

あなたへの想いを凍てつかせた

今の私には
あなたの手のぬくもりすら
想いだせない

さよならと言う言葉は
嫌いだから

涙の別れは
イヤだから

互いの幸せ願いつつ

心の中で
乾杯しましょう

涙で満たした
別れの杯で

私の愛した
笑顔のままで…




失恋ポエム~エピローグ~

2011年03月25日 | 失恋ポエム
「エピローグ」
~オリジナルポエム~

朝 携帯をオンにして
いつものモーニングメールが
無い事で
君の不在を改めて知る

泣き濡らした枕は乾き
眠れぬ夜に
朝日がまぶしく

昨日と同じ一日が
始まっていくのに
君がいない

心の傷は時間が解決してくれるさ…

いつも友人に言っていた言葉も
自分にとっては慰めにも
なりゃしない

人の心は何故変わるのだろう?

あんなに愛し合っていたのに

あの囁きも幻だったの?

心が涙で満たされて
あとからあとから
頬を伝う…

君と過ごした
あの日々だけが
僕の人生から
デリートされる

真っ黒な
絵の具で塗りつぶされる

君の事を
想い出す度
胸はチクチク
心はズキズキ痛み出し
真紅の涙が流れ出す

つらい夜も
寂しい夜も

もう
メールも電話もできないなんて…

メールに溢れる愛の言葉を
読み返す度に
なつかしい日々を想い出す

すべてを壊して
捨て去って
どこか遠くに旅にでたい

こころの傷は見えないから
想い出を海に捨てに行こう

人魚姫の伝説のように
海の泡となり
もくずとなり
君の前から消え去りたい






誕生日

2011年03月24日 | オリジナルポエム
「誕生」
~オリジナルポエム~

大きな愛に育まれ
この世に産声をあげた
君はとても小さく
一人では、泣くこと以外
何もすることができなかった

生まれたばかりの君の瞳は
汚れた世界を見ることもなく
真っ白な心のキャンパスには
無限の可能性がひめていた

やがて
涙を流すたびに
心は曇り
裏切りを経験するうちに
心はひび割れ
君はいつしか
心を守る術を覚えた

やがて君も
生命を宿り
新しい命をこの世に送り出した

君が、母に愛されたように
父に守られたように
そうやって
命の鎖は紡がれつづける・・・・

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************
今日は、私の生まれた日
今まで、私が出会ってきた全ての人たちに感謝をする日。

私を産んで育ててくれた
両親に感謝
いろんな相談事にのってくれた友達に感謝
いつも私の心の支えになってくれている尾崎豊に感謝
生きる楽しみ、パワーの源の嵐に感謝

そして縁あって、このブログに遊びに来てくださった
皆様に感謝・・・

私のかけがえのない唯一無二の存在である家族に感謝

年齢を重ねる、歳をとることがイヤな時もあった。

でも
母親になり
毎年毎年の子供の成長が楽しみになってから
その感情も薄れていった。もちろん
アポトキシン4869が実在すれば飲みたいけど(笑)

今の私にとっては
年輪を重ねることは
自分を受け入れることだと思う。
ありのままの自分を許容すること。
それは妥協とは違うけど。
そして自分を好きになること。

これからも日々思ったことを綴っていきたいと思います。

こんな
★シェリー★ですが
これからもどうぞ
よろしくお願いいたします。

※今日の日記は、gooブログ2つ
(http://blog.goo.ne.jp/shelly0324、http://blog.goo.ne.jp/sherry0324)
アメブロ
(http://ameblo.jp/sherry324/)共通です。


がんばろうニッポン!ポエム~希望の灯火~

2011年03月23日 | 応援ポエム
「希望の灯火」
~オリジナルポエム~

日々続く余震に
計画停電
そして
今度は、水汚染

日々流れるニュースは
私達の希望の芽を根こそぎ
奪い去っていく

先行きの見えない不安に
涙をしても
明日の扉は開けない

被災地の方への
厚い支援や
熱い声援は
まず私達が元気であるから
できること

もう頑張れを言うのはやめよう
頑張れではなく
頑張ろう
踏ん張れではなく
踏ん張ろう

たとえ距離は離れていても
目指す未来は一緒だから
見上げる夜空は
続いているから

弱音ならば
はけばいい
いつでも私が
耳を貸すから

吐き出すものを
すべて吐き出し
もう一度
新たな息吹をとりこもう・・・・

私だって本当は
怖くて恐くて仕方ないよ・・・
でも
一人じゃないから
同じ大地を踏みしめる
仲間がいるから

希望の光が見えなくても・・・・
心の灯りを
共に(友に)点そう・・・・

*****************
水道水汚染のニュースが流れ、一番心配なのは
またミネラルウォーター争奪合戦勃発
乳児のミルク用の水のために
対象になっていない家庭の人は買占めやめようよ・・・・
と声を大にしていいたい(やる人がいるのなら)
不安なのはみんな一緒・・・・
それとも
蜘蛛の糸を独り占めしますか?



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小説「時空恋話~JIKUU-RENWA~No.20★最終回★

2011年03月22日 | 小説「時空恋話」
ご訪問いただきありがとうございます。
時空恋花~JIKUU-RENWA~を最初からお読みになる方は、こちらからお願いいたします。
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/851f09b9f8160b0f295175131ee18cd8

*********************

二十章 重大な話 

20XX年 4月20日
空は晴れ渡って、雲ひとつなかった。
今日で宏幸さんが未来に帰って4年がたつ。
私ももう都内でOLとして働いている。
今日も一年に一回の宏幸さんに会える日だ・・・・
毎日宏幸さんとメールでお互いの近況報告をしている。
もうすぐ宏幸さんに会えると思うと・・・・・

「紗枝・・・・久し振り・・・また日記書いているの?」
「うん・・・」

二人は都内のオープンカフェで待ち合わせをしていた。
雰囲気がよく、二人のお気に入りのお店だ。

「実は・・・・今日は紗枝に重大な話がある」
「何??まさか・・・もう逢えないとか・・・」

一瞬の内にさっきまで喜びでいっぱいだった瞳が曇った。

「その逆だよ・・・・」

というと宏幸は紗枝の手を両手でつつんだ。

「え・・・?」

柿谷がまた3Dの映像として現れた
「ちょっと待って下さい。」

紗枝はあわてて携帯通信機を一目につかないようにした。

「4年間君たちをずっと見守らせてもらったよ。
君たちの思いが真剣だというのもすごく伝わってきた。
そこでだ・・・・僕からのプレゼントだ・・・・・

宏幸君も大学を卒業し、わが研究室の核となってくれている。
彼を特例として過去への特派員とすることにした。」

「え・・・・?」

柿谷は照れたように笑うと紗枝が信じられない言葉を言った
「宏幸君は特派員・・・特例として君の時代にずっと派遣されることになったんだ。
もう二人は離れなくていいんだよ・・・・」
「え・・・!か・・・柿谷さん・・・あ・・ありがとうございます」
紗枝は感激で泣き出した。
「紗枝結婚しよう。うちの両親も、もちろん現在・・・うん・・この時代にいることを了承どころか喜んでくれている・・・・」
「はい。喜んで・・・・・」

紗枝と宏幸は、何度も何度も柿谷にお礼を言った。

「これで宏幸さんとずっと一緒にいられる」
「うん。柿谷さんがこの時代の住民票や戸籍をきちんと用意してくれたから、もうこれで紗枝とも堂々と結婚できるんだ!!」

二人の胸は、幸せの泉で満たされていった。



エピローグ

「沙羅・・・麗華・・・・・」
「はい・・・お父さん」
「今日は半年一回の未来に行く日だぞ・・・・」

麗華と呼ばれた美少女は満面の笑みをうかべて言った。

「そうだった・・・やったね・・・親友の麻衣華に会える・・・」

「何?麗華半年に一回の未来なのに友達できたの?」
紗枝が、エプロンで手を拭きながら近づいてきた。

「できたよ・・・沙羅お姉ちゃんなんてもっと多いよ・・・」
「でも宏幸さん・・・なんかだんだん未来に行く回数増えてない?」

紗枝はちょっとうらめしそうな顔で宏幸をにらんだ。

「新しいプロジェクトが始まったからね・・・・・
日記プロジェクトも大型化してきてるしね・・・・」
「まぁ、仕方無いわね。柿谷さんにはこんな寛大な措置をとっていただいたんだから。沙羅、麗華・・・いつも言っているように・・・・」

「はいはい・・・・未来で恋をしないように!好きな人作らないように・・・でしょ?」
「そうよ・・・わかっていればよろしい」
「でもお母さんとお父さんの子供だから」
「保障はできないけどね・・・じゃ行ってきます!!」
「・・・・沙羅!麗華!」
「おおこわっ!!」
沙羅と麗華は二人で顔を見合わせると、時空移動マシーンに宏幸と一緒に乗り込んだ。

The END

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尾崎豊~永遠にI LOVE YOU~

2011年03月22日 | 尾崎豊関連
昨日、尾崎豊のドラマを見た・・・
そして、以前書いた「ポエム」を思い出した・・・


尾崎豊~永遠にI LOVE YOU~(再掲)

「永遠にI LOVE YOU」 オリジナルポエム

もしあなたに出会えていなかったら、今の私はいたのだろうか?

あなたと共に生き
あなたに励まされ

悲しいときも
苦しいときも

常にあなたの歌があった・・・

あなたのはにかんだ笑顔があった・・・

汗を飛び散らせ走り続けるあなたがいた・・・

眠れない夜を共にした「太陽の破片」

好きなひとができたときに口ずさんだ「I LOVE YOU」

誕生日は、必ず「きっと忘れない」を聞いていた

街にでれば、流れる 「街の風景」

風感じれば、流れる 「遠い空」
夕暮れ時の 「群集の中の猫」


孤独な夜を抱きしめながら聞いた「核」

夜中に車を走らせながら 一緒に歌った「Driving All Night」

ビルの谷間に探した 「For-get-me-not」

豊・・・あなたに出会って私は変わった

人の優しさや
人の苦しさや
人の心の弱さを

教えてもらい

戦うことの大切さ
生きることのすばらしさ
愛することの切なさを

学んでいった

豊・・・・あなた以上にわたしは、誰も愛せない

今までも そしてこれからも

私は、あなたの魂と一緒に生きていく・・・・

あなたの、言葉を、想いを、メロディーを

この心に抱きしめながら・・・・永遠に・・・・

I love you forever・・・・・






恋愛ポエム~哀しくて・・・~

2011年03月21日 | 恋愛ポエム
「哀しくて・・・」
~オリジナルポエム~


君の瞳を覗き込んだ
僕の湖にうつったまなざし

ふと目をそらしたね

あんなに見つめてくれた
目線は遠く

僕のことを追い越してゆく


君の腕をとろうとしたが
肩をいれて避けられた

心も一緒に裂けられて
僕の気持ちも宙ぶらりん


ねぇ教えてよ
君は今何を考え何を見てるの

僕たちの日々は過去になったの

ねぇ僕に答えてよ
僕への気持ちはそんなものなの?

僕たちの流れた色とりどりのあの季節達は
いまやすでに色あせてしまったの?

君の唇がNOを伝えても

僕の心の雲は晴れない

ねぇ君はどこにいるの
ぬけがらの君と対面しても

むなしさだけが
降り積もる

僕の心を表すように
窓の外には
季節はずれの雪がちらつく

愛を語った唇は
今は静かにむすばれたまま

思い出だけが多すぎて
僕の心はつぶれそうだよ

ねぇお願いもう一度だけ
僕たちのことを思い出して

KISSを交わし
愛を確かめ合った
あの日々が

うそだったとは
思いたくない

一生君に
あえなくなるのが
僕にとってどんなことか

君にはきっとわかっているはず

心にナイフが突き刺さり
暗黒の夜を切り裂いた

今もしここで君を失えば
僕の未来は闇夜のままさ

一生日がでることもなく
植物もすべて枯れつくす

僕の思いの泉は乾き
ひび割れた大地から

あきらめいろの吐息がこぼれる

ねぇもう一度抱きしめて
僕の心が泣いているよ

君の心が今も欲しくて
気持ちの限り叫んでる



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ポエム~果てしない旅~

2011年03月20日 | オリジナルポエム
「果てしない旅」
~オリジナルポエム~


胸にわだかまる空虚感
息をするのも苦しいほどに

私の存在価値はどこにあるの
私はどこに実在するの

自分の足元を
見てみれば
そこは砂上の楼閣の
頂上のよう

ふっと息を抜けば
すべてが
崩れ落ちてゆく

怖いのに
おびえているのに

取りすがるものも
ないままに

仕方がないとあきらめている

明日への扉が
かすんで見えて

次の一歩も踏み出せず

ためらいと
躊躇の
ため息で

目の前は
霧の世界へとそまってく

いつになれば
抜け出せるの
この絶望の
ラビリンス

果てしないたびに
出た旅人のように

心が
むせび泣いている



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ポエム~もうだめかもしれない~

2011年03月19日 | オリジナルポエム
「もうだめかも知れない」
~オリジナルポエム~

もうだめかもしれない
そう思ったときが
チャンスの種が生まれた時

人間どん底まで行けば
あとは上にしかあがれないから

自分の両手両足
つっぱって

上を向いてあがってみようか

落ちるのは簡単
上がるは大変

でもね・・・
自分の感情
自分のやる気
自分の気持ち全部

自分で決めてることなんだよ

だからちょっとだけ
張り詰めた気持ちを
緩めてごらん

ほら
深呼吸して
電車の窓から桜の木々が見えるでしょ

一年に一度
短い時間
毎年さくために

たっくさんエネルギーをためている

だから
君も今は充電期間と割り切って

自分を甘やかしてあげることも
大切さ・・・・

それじゃ甘やかしすぎちゃうって?
大丈夫だよ・・・

君はきちんとアクセルとブレーキの使い方を
覚えているから

小川に流れる笹の葉みたいに
時には人生に流されてみるのも
大切さ・・・・

心の留め金はずしてね
初めて見えることもあるからね・・・・

さぁ春の空気を吸って
生命の息吹を感じて

少しずつ歩き出して
みようね♪




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