恋愛小説「恋花」は、
作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
高校3年生の淡くてせつない恋物語を描いていきたいと思っています♪
純愛をテーマにしているので年齢関係なく読める恋愛小説になっています。
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第三十三話「感性」
「俺も実は、カルボナーラセットか、チキントマトステーキセットか悩んだんだよね~」
オーダーが終わった瞬間、庄司君がつぶやく。
「本当?私も・・・実は・・・パスタではカルボナーラが好きで、お肉ではチキンが一番好きだから♪」
「俺も・・・同じ~なんか、美咲さんとは、気が合いそうだよね・・・」
と庄司君が、うれしいことを言ってくれる・・・・・
そんな言葉に後押しをされたのか、すんなりと前から訊きたかった言葉が口からすべりでる。
「庄司君は、瑠の曲で何が好き?」
庄司君は、考える間も無く、即答をした。
「ファーストアルバムでは、勿忘草。これが一番好き。セカンドでは、哀の街だな。
この間買ったサードアルバムは、まだ聞き込み中だから・・・・・」
全身に熱い思いが駆け巡ってきて思わず少し大きな声になってしまう。
「本当?本当?私も、勿忘草と哀の街が好きで・・・・・
携帯の着うたにもしてるんだ。」
「俺も一緒wwwメールが、勿忘草で電話が、哀の街。」
「私も一緒!」
思わず少し声が大きくなってしまう
「でも、一般的には、ファーストの『愛』やセカンドの『蒼の時間』が代表曲的に言われていない?シングルカットもされているし・・・・健人もその二曲の方が好きだって言っているし。」
「まぁ確かに、歌詞も曲調も万人受けはするかも・・・・でも、勿忘草にこめられた思いのほうが切ないし、哀の街・・・あれが、瑠の音楽の原点だと思うな。」
「うん。なんかうれしいな♪同じ感性を持っている人に出会えて。」
「俺も。でも、本当に美咲さんと海藤先輩って仲いいよね~。俺たち2年はみんなつきあっているんだと思っていた。美咲さんは今、彼氏とかいないの?」
「え・・・うん。」
なんか恥ずかしくて、うつむいてしまう。
「そっか。よかった。俺も、瑠の音楽で、こういった話できる人周りにいなかったし。」
一瞬、よかったの意味を違うほうに捉えてしまい、心臓がドキっと跳ね上がる。
違う・・違う。へんな期待するな私の心。同じ、感性の人にあえてうれしいってことだよ。
と思ったとき、お互いにオーダーをしていた料理が運ばれてきた。
結局、私たちは、取り皿をもらい、仲良く半分づつ食べ、その後も瑠の音楽談義はつきることはなかった。
~第三十四話「約束」へつづく~
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「俺も実は、カルボナーラセットか、チキントマトステーキセットか悩んだんだよね~」
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と庄司君が、うれしいことを言ってくれる・・・・・
そんな言葉に後押しをされたのか、すんなりと前から訊きたかった言葉が口からすべりでる。
「庄司君は、瑠の曲で何が好き?」
庄司君は、考える間も無く、即答をした。
「ファーストアルバムでは、勿忘草。これが一番好き。セカンドでは、哀の街だな。
この間買ったサードアルバムは、まだ聞き込み中だから・・・・・」
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「本当?本当?私も、勿忘草と哀の街が好きで・・・・・
携帯の着うたにもしてるんだ。」
「俺も一緒wwwメールが、勿忘草で電話が、哀の街。」
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「まぁ確かに、歌詞も曲調も万人受けはするかも・・・・でも、勿忘草にこめられた思いのほうが切ないし、哀の街・・・あれが、瑠の音楽の原点だと思うな。」
「うん。なんかうれしいな♪同じ感性を持っている人に出会えて。」
「俺も。でも、本当に美咲さんと海藤先輩って仲いいよね~。俺たち2年はみんなつきあっているんだと思っていた。美咲さんは今、彼氏とかいないの?」
「え・・・うん。」
なんか恥ずかしくて、うつむいてしまう。
「そっか。よかった。俺も、瑠の音楽で、こういった話できる人周りにいなかったし。」
一瞬、よかったの意味を違うほうに捉えてしまい、心臓がドキっと跳ね上がる。
違う・・違う。へんな期待するな私の心。同じ、感性の人にあえてうれしいってことだよ。
と思ったとき、お互いにオーダーをしていた料理が運ばれてきた。
結局、私たちは、取り皿をもらい、仲良く半分づつ食べ、その後も瑠の音楽談義はつきることはなかった。
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