詩絵里(★シェリー★)の星の囁き達

尾崎詩絵里(★シェリー★)の自作恋愛小説及びポエム、写真専用部屋です。掲載文の引用、転載は固くお断りいたします。

恋愛小説「黄昏の街の中で~アーティストとの恋~」第1回

2007年10月30日 | 小説~尾崎豊モチーフ~
★オリジナル小説「黄昏の街の中で」~アーティストとの恋~★

※本小説及びポエムの前文及び一部の引用掲載は固くお断り申し上げます※

初めて小説を書きます。
感想などコメでいただけるととてもうれしいです。

※注意 本文内に掲載している写真は、あくまでもイメージで、小説は、完全なるオリジナルフィクションです※

ただ、読んでいただけると私の恋愛感がわかってもらえるかな

かなり妄想が入っているのでご了承下さい





【黄昏の街の中で~アーティストとの恋】



ピンポーンコンコンコン
いつもの合図のドアをあける

雨に濡れ、かなり酔った状態のリュウが倒れこんできた。







右手にシャンパン、左手には小さなケーキ箱をもったままで。

「Happy birthday to me!!!」

少々ろれつのまわらない口調でシニカルな笑みを浮かべてリュウはそのふたつを私に差し出した。

「お・・お誕生日おめでとう
っていうかびしょぬれじゃない!!それ今日はCDの発売のイベントのあと打ち上げだって・・・」

まくしたてるように話し始めた私を彼の冷たい唇が、まるで「それ以上いわないでくれ」というかのようにふさいだ。

そっと彼を押し戻すと、彼がこきざみに震えているのに気がついた。

(また・・・彼は何かに傷ついたんだわ)

いつもは、何かに向って、輝いている、そしてするどい瞳は、今日は翳っていた。

私は、バスタオルをリュウに投げると
「とりあえず座っていて・・・何かだすから」
といい体の温まるホットのエッグ・ノッグを彼の前にだした。







神崎龍(かんざき りゅう)

15歳でデビューし、当初は、今のアイドルブームやバンドブームに押され、なかなか芽がでなかったが、路上での弾き語りやライブハウス等、彼のスタイルを崩さず活動をつづけてた。

彼のメッセージ性の強い曲、詞、歌い方に日頃は、無関心だった若者を中心に有線で火がつき、5枚目のシングル「黄昏の街の中で」でオリコンチャート一位

それから、彼の曲を街中で聴かない日はなくなった。

「なあ ミナ」

彼は、美菜穂という私の名をミナと呼ぶ。

「5枚目のシングルが売れなきゃお払い箱だって言われていた俺が、ヒットしたとたんにマネージャーは愛想笑い、プロデューサーは、ペコペコ。おれを邪魔者扱いしていた社長さえ・・・俺に気を使ってるんだぜ・・・・

大人社会、音楽社会ってそんなものなのか?」

彼はあえて嫌いな「芸能界」という言葉を避けた。

私は、リュウの持ってきたシャンパンにオレンジジュースを注ぎ「ミモザ」というカクテルに、ケーキと即席でつくったカナッペをテーブルに並べグラスをかるくあげて言った。




「20歳のお誕生日おめでとう」

「ありがとう・・ミナ。今日は、君と一緒に祝いたかった」

「ねえリュウ、このカクテルの名はミモザ・・・あなたのデビューシングルと同じ名前よ」

「ああ・・・ミナは言っていたよな。いつかリュウが売れたら絶対ミモザでカンパししようって」


「あの頃は、楽しかったよ。自分の思うままに、心から湧き出る言葉をノートに書きなぐり、ギターを片手に曲をつくり、路上で歌ったり、ライブでみんなで熱唱したり、手を伸ばせば俺の歌を本当に愛してくれる奴らと一緒に熱い空間、時間を作り上げていたから」



そういうとリュウはミモザを一気に飲み干した。

私はもうひとつのフルート型シャンパングラスにシャンパンを注いだ。

「シャンパンは、シャンパンを注いだときに、グラスの底から気泡があがってくる様子が、とっても綺麗でうっとりするでしょ
ひとすじの泡が綺麗に上にあがってくるのが、良いシャンパングラスなのよ。
シャンパングラスの中には、内側の底の部分に小さな傷をつけて、綺麗な泡を立ち上らせるようにしてあるものもあるの。わざとね・・・」

「リュウは、今までもたくさんの人に助けられ、でも時には、裏切られ、傷ついたこともあるよね。でもだからこそ他人の痛みがわかり、心に影をもち、なにかにおびえ、不安な気持ちを自分でだきしめている人たちの共感をよぶ歌が作れたんじゃないの?
このシャンパンの泡が、人々の心に感動を呼ぶように・・・・
私だって、私だって・・・リュウの歌が無かったら今頃生きていなかったわ・・・」

3年前・・・・当時愛していた人にふられ、身も心も傷つき、秋の誰もいない海を眺めているうちに、失った愛を求め、さまようように海に入っていった私を、海を眺めながら作詞をしていたリュウが見つけ全身ずぶ濡れになりながら助けてくれたのだ。



当時17歳だった彼に抱きかかえられ、砂浜に座らされた私に向かい、彼は、歌いだした。

  今はもう秋 誰もいない海
  知らん顔して 人がゆきすぎても
  私は忘れない 海に約束したから
  つらくても つらくても
  死にはしないと

  今はもう秋 誰もいない海
  たった一つの 夢が破れても
  私は忘れない 砂に約束したから
  淋しくても 淋しくても
  死にはしないと

  今はもう秋 誰もいない海
  いとしい面影 帰らなくても
  私は忘れない 空に約束したから
  ひとりでも ひとりでも
  死にはしないと

  ひとりでも ひとりでも
  死にはしないと
  ルルル ルルルル
  ルルル ルルルル

透き通ったそして少し寂しげなきれいな歌声だった。

「1968年(S.43)トワ・エ・モアが歌っていたうたなんだ。

http://www.hi-ho.ne.jp/momose/mu_title/daremo_inai_umi.htm

俺は、人の心にしみる詞を書き、自分の心の叫びを曲に載せて世に出したいんだ。」

車で来ていたという彼は、その後、また、自殺をしかねない私を心配し、マンションまで送ってきてくれた。

その夜、私は泣いた。

その日出逢ったばかりの無名のシンガーの胸の中で、体中の水分すべてがなくなるほど・・・・

泣き疲れて眠る私を、ずっとリュウは、髪をなでつづけてくれた。

朝日のまぶしさで目がさめると彼は、寝室にはいなかった。

耳をすませると、リビングからギターの音がかすかに聞こえた。

*******つづく********


★恋愛ポエム小説最終章~完結編~(コナン劇場)★

2007年10月29日 | 短編小説
★コナン劇場 恋愛ポエム最終章★

完結編

※完全フィクションオリジナルバージョンです※


☆片想いから始まった恋愛も、ライバル出現で苦い失恋を・・
最後に幸せを手に入れるのは誰か。

心はボール

狙いはゴール

ボールが、自分の心ならゴールは彼女の心だろう


オープニングは「願い事ひとつだけ」で・・・

【あれから二年後】

★予備校の帰り

園子:蘭・・・どうだった全国模試・・・・

蘭:一応志望大学は合格圏内だったよ

園子:よかった・・じゃあ・・・また、大学も一緒に通えそだね

蘭:うん・・・

園子:で・・・あんたの旦那は???

蘭:なんか、新一の両親がうまくやって、夏休みとかの補講PCの授業で受けさせてくれて、どうにか出席日数ごまかしてくれたみたいよ・・・大学は、通信学部に入学するみたい。。。でも卒業名簿には名前は載せないでくれって・・
なんかよくわかんないんだけど・・・

園子:そっか・・・好調も、教頭みんな、工藤有希子の大ファンだったもんね

中村:毛利、鈴木・・・聞いたか?武田のこと

二人:あ、中村先輩・・・・武田先輩とリサコの結婚のことですか?

中村:そうそう・・・武田がねばってねばって、結局、リサコのハートのゴールにシュートをいれたのは、タケだったってわけよ・・・・

中田:いつもシュートのこぼれ球のごっつぁんゴールばかりのタケも今回は真剣。PK勝ちってとこだな・・・

蘭:そういえば、中村先輩も、中田先輩も武田先輩と同じ大学ですよね???

中村:そうだよ・・・それからというものメキメキとタケも腕を上げてきて、今じゃうちの大学のエースだよな・・

中田:まあ・・・KAZUは、サッカーで海外行っちゃったしな・・・

園子:まあ、確かに、りさこ、遠恋に耐えられるタイプじゃないし、いいんじゃいかな???

蘭:リサコも武田先輩と大学に推薦入学決まっているから、じゃ・・・学生結婚ですか???

園子:素敵いいな~どうせなら、ウエディングドレスは、若いうちに着たいしね・・・

蘭:学生結婚か・・・うちの両親みたい・・・

園子:蘭のことみたいにならなきゃいいけどね・・・・

蘭:園子



平次:じゃかしいわ・・・ぐたぐた抜かすんじゃねえ!あほんだら!!!

和葉:だって平次がいきなり東京いくなんてゆうから・・・心配なんよ・・・・

平次:いつまでもこどもじゃないんやから・・・まったくうちのおとんもおかんも・・・・

蘭、園子:服部くんに和葉ちゃんどうしたの?こんなとこで

和葉:あ・・蘭ちゃん、園子ちゃん・・・あのな・・平次がな、工藤君の傍にいたいから、東京の大学受験するっていいだしてな・・・

平次:それでうちのおかんが、監視役に和葉に同じ大学行けって言い始めたから、もうそんな子どもやないんやから、
大丈夫やっていっとるとこや・・・

和葉:まあ・・・・うちが監視役ちゅうわけやね・・・・でも、そしたら、東の大学生探偵が二人になっちゃうやん

蘭:なるほどね・・・新一からは、あいかわらず、メールや電話は頻繁にくるけど、また、いまやっかいな事件にかかわっているみたいで・・・・

園子:蘭、そろそろ、結婚式の着る洋服見に行かないと・・・

蘭:そうだね・・・じゃまたね・・・服部君、和葉ちゃん
  バイバイ・・・・





オリジナルポエム

「幸せの始まり」


いつも見ている君の笑顔が
ひときわ今日は輝いて見える。

透き通るような白い肌
真紅の唇
純白のドレスに包まれた君が

ゆっくりと
バージンロードを
歩いてくる

幸せは訪れるものではなく
二人で築いてゆくものだから

心と心の扉を開けて
互いの荷物を一緒に背負おう。

長い人生いろいろあるさ

苦しみや悲しみや辛いことも
君がいれば大丈夫

君のすべてが僕だからの

自分で選べる唯一の家族として
僕は君を選び
君は僕を選んでくれた。

今日が、二人のスタートライン

大海原に漕ぎ出してゆこう


険しい山道だって登ってゆけるさ

今日が一番幸せではなく
毎日どんどんより幸せになろう

一緒に泣いて
一緒に笑って
一緒に感動してゆこう

僕の心の半分が
常に君のそばにいるように

すべての愛を形にして、互いの心を、愛を、指輪にこめて
交換しよう

この世で一番愛する君と
幸せという言葉の意味が
今こうしてわかったよ





オリジナルポエム「HAPPY WEDDING」

透き通った空
そよぐ風
すべてが二人を祝福してくれる

時には迷い
時には遠回りしたけれど
私はあなたと今は歩いていきたい

あなたの腕の中で眠り付き
朝目覚めてのMorningKiss

世界中の幸せすべてを
薔薇に変えて
二人の部屋に飾りましょう

幸せは二倍に
苦しみは半分に

真っ白なキャンパスに
幸せ絵の具で描く未来

輝く指輪に誓う幸せ

永遠に続く幸せな時間

病めるときも
健やかなる時も

二人で手を取り
乗り越えてゆける

Because I Love You

今日が二人で歩む人生の
記念すべき第一歩





光彦:でも良かったですね・・・雨降って地固まるって感じじゃないですか?

元太:なんだその雨降ったら血が固まるって・・・余計にながれちゃいそうじゃねえかよ

歩美:まあ、なにはともあれよかったわよね
モトサヤって感じで・・・歩美もあこがれちゃうな幸せな結婚

哀:甘いわね・・・あんな夢物語の詩みたいに現実の結婚生活が上手くいくなんて思っていたら、どこかの芸能人みたいに1年もたないわね・・・

コナン:おめぇあいかわらず夢ねぇな・・・

哀:(私だって、お姉ちゃんのように、普通の大学生生活を送っていたら・・・・)

  昔からいうでしょ・・・


・結婚前には両目を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ。byフラー

・結婚とは、熱病とは逆に、発熱で始まり悪寒で終わる。
   byリヒテンベルグ

・すべての悲劇というものは死によって終わり、すべての人生劇は結婚をもって終わる。byバイロン

・正しい結婚生活を送るのはよい。しかし、それよりもさらによいのは、ぜんぜん結婚をしないことだ。そういうことのできる人はまれにしかいない。が、そういうことのできる人は実に幸せだ。 byトルストイ

・独身者とは妻を見つけないことに成功した男である。
   byアンドレ・プレヴォー
てなとこかしら・・・?

ま・・・江戸川君のところのご両親は、うまくいっているみたいだから

・日曜学校のクラスに金髪の美しい少女がいた。私は一目ぼれだった。妻となった今も私の気持ちは変わっていない。 
 byハリー・S・トルーマン

・ねえ、あなた。話をしながらご飯を食べるのは楽しみなものね  by永井荷風

てな感じかしら

歩美:なんか哀ちゃんむずかしくて歩美よくわからない・・・

哀:大丈夫よ・・・結婚適齢期・・・そう結婚できるように
なってからゆっくり考えれば・・・・
まあ・・・あと10年たっても小学校一年生のままだけど)

コナン:今回、作者の陰謀でいきなり小学3年生にされたけど
また、月曜日には、1年生に逆戻りだもんな・・・どうせなら、一度くらい大学生にしてほしいよな・・どうせフィクションなんだからよ・・・

哀:馬鹿ね・・・今回は、私達が主役じゃなくて恋愛ポエム
の連作だったんだから・・
想像力ゆたかな人が、大学生にでも59歳のおじいさんにでもしてくれるかもよ・・・・あなたが望めばね・・
でも私はパス!!今だって大変なのにこれ以上は、苦労をしょういこみたくないから・・・


★★恋愛ポエム小説 第6弾~失恋~★★

2007年10月29日 | オリジナルポエム
【第一弾からずっとストーリー性をもたせたポエム特集です。
よければ第一弾からお読み下さい】


恋愛ポエム第6弾

いろんな思いが交錯してかなり自分でも泣けました
人は何故恋をするのだろう?
寂しいから?孤独だから?
知らぬうちに恋に落ちて
苦しんで心はボロボロ

そんな苦しい失恋ポエムを2つほど



【失われた時】

君を失った時に
僕は一人暗闇に堕ちた

二人で作り上げた
砂上の楼閣は
もろくも跡形もなく
崩れ落ちた

君の名を叫んでも
風の音にかき消され
雑踏の中で孤独をかみしめる

君が去った瞬間に
心の時計は止まったまま

読み捨てられた
ペーパーバック
ふと蹴飛ばした空き缶一つ

あの景色も
流れる曲も
助手席にさえも
君との想い出あふれてつらい

苦しくて
悲しくて

死の淵にたたずみ
ため息ひとつ

もう何も見えない
もう何も聞こえない

風景は色をなくし
冷たい風が心の風穴
吹き抜ける

この空洞を
どうやってうめればいいのだろう

君への想いは
出口を無くし
空色の涙と化して
僕の心を流れ落ちる

胸が苦しくて
張り裂けそうだ!

今になって気づいたよ
君が僕の心の支え
僕の魂のすべてだったと…

君の存在がなくなって
僕のHeartは仮死状態

両翼をもがれた
渡り鳥のように

もう僕はどこにも
飛び立つことができないよ

街を歩けば
片寄せ歩く恋人達

僕の右側には
もう君はいない

僕の気持ちを察するように
空を見上げれば
降り出す秋雨

涙が雨かわからぬように
もっと激しく降っておくれ

あてどなく歩いて
見つけた雑草のように
傷つけられても
踏みつけられても
起き上がれる強さが欲しい

僕の手が 唇が
そして心が
今でも君を求めている

時計の針を戻したら
もう一度僕達
やりなおせるのだろうか

僕の気持ちだけ変わらぬまま

愛する気持ちを残したままで

君だけ 僕の前から消えてしまった





【エピローグ】

朝 携帯をオンにして
いつものモーニングメールが
無い事で
君の不在を改めて知る

泣き濡らした枕は乾き
眠れぬ夜に
朝日がまぶしく

昨日と同じ一日が
始まっていくのに
君がいない

心の傷は時間が解決してくれるさ…

いつも友人に言っていた言葉も
自分にとっては慰めにも
なりゃしない

人の心は何故変わるのだろう?

あんなに愛し合っていたのに

あの囁きも幻だったの?

心が涙で満たされて
あとからあとから
頬を伝う…

君と過ごした
あの日々だけが
僕の人生から
デリートされる

真っ黒な
絵の具で塗りつぶされる

君の事を
想い出す度
胸はチクチク
心はズキズキ痛み出し
真紅の涙が流れ出す

つらい夜も
寂しい夜も

もう
メールも電話もできないなんて…

メールに溢れる愛の言葉を
読み返す度に
なつかしい日々を想い出す

すべてを壊して
捨て去って
どこか遠くに旅にでたい

こころの傷は見えないから
想い出を海に捨てに行こう

人魚姫の伝説のように
海の泡となり
もくずとなり
君の前から消え去りたい



個人的には次の日の方がつらいな~

次回は

シリーズ最終回

乞うご期待


★恋愛ポエム小説 第5弾★~さよなら★

2007年10月29日 | オリジナルポエム
【恋愛ポエム第5弾】
~さよなら~


もう私達終わりにしましょう
瞳を閉じても
あなたの面影浮かばない

確かにあなたを愛していたわ
苦しいほど
切ないほどに

嘘偽りのない真心で

でも夏が終わり
秋が訪れるように

季節はめぐり
人の心も変わる

闇の世界を彷徨っていた
私を
明るく照らしてくれたのは
あなた

霧の世界で出会った
たった一人の私のナイト

あなたに出逢えた運命を
心の底から感謝してる

でも…
逢えない時間を埋めたメールも
今は何も意味を持たない
文字の羅列

逢えない日々のさみしさが
白い雪のように降り積もり

あなたへの想いを凍てつかせた

今の私には
あなたの手のぬくもりすら
想いだせない

さよならと言う言葉は
嫌いだから

涙の別れは
イヤだから

互いの幸せ願いつつ

心の中で
乾杯しましょう

涙で満たした
別れの杯で

私の愛した
笑顔のままで…


★★恋愛ポエム小説第4弾~サヨナラの序章~★★

2007年10月29日 | 短編小説
「恋愛ポエム小説 第4弾~サヨナラの序章~」


結!滅!結界すら解いてしまう悲しい序章!

コナン劇場スタート!

【オープニング】

女心と秋の空
人の気持ちは日々変わる
今日のテーマはさよならの序章


君は、どちらのポエムに共感するか

~曲はTRUTH で~

【プロローグ】

キンコンカンコ~ン

★北澤さん
「お~い!毛利、鈴木!武しらないか?」

☆園子
「あっ北澤先輩!」

☆蘭
「武って、サッカー部の武田先輩の事ですか?」

★北澤さん
「そうなんだよ。地区大会近いのに、この頃練習でて来なくって」

☆園子
「そういえば、この頃、練習で見かけないですよね。そういえば、リサコサッカー部のマネージャーやめたんですって?」

★北澤さん
「そうなんだよな。あいつらつき合っていたから、なんかあったのかと思って。設楽と同じクラスの毛利達ならわかるからと思って」

★中田、三浦
「お~い!北澤!練習始まるぞ!」

★北澤さん
「カズ、ヒデ悪りい!今いくよ!
悪いけど武見かけたら練習でるように言ってくれるか?じゃ!」

☆蘭と園子
「はい。」

☆園子
「あいかわらず、北澤輩は、さわやかで、素敵よね 」

☆蘭
「また~園子ったら!京極さんがいるでしょ!」

☆園子
「はあ~あいかわらず真さんは、海外いきっぱなしだし
それより。なんか蘭隠してない?」

☆蘭
「さっきは、言えなかったんだけど、実は、三日前、ポワロでお父さんとコナン君と久々にランチしていたら…いきなり小銭、たぶんコーヒー代をテーブルに叩きつけて、雨の中に飛び出していった後ろ姿が武田先輩に似ていて…」



☆園子
「それで?」

☆蘭
「私もちらりと見ただけなんだけど、リサコ、三浦先輩といい感じだったんだよね」

ポエム1【さよならの序章】

雨宿りのために入った喫茶店
聞き慣れた声と笑い声

そっと後ろを振り向くと
君が誰かと語らっている

久々に見た君の笑顔に
狂おしいほどのジェラシーが

手と手を取り合い
見つめ合っている二人の姿

夢であって欲しいと願いつつ
頬をつねってみたけれど
心の痛みで現実と知る

声をかける勇気もなく
店を飛び出し
どしゃ降りの雨に打たれて走る

猜疑心と不安な気持ちが

いつしか嫉妬の炎と化して
僕の心を焼き尽くす

激しい雨に打たれながら心にひびが入っていく

息が苦しく
このまま雨の中で溶けていきたい


ポエム2【別れの予感】

●メールって返事が来なけりゃ独り言

君への想いを綴っても
レスが来るのが遅くなる

電話をしても
留守電に
心に暗雲立ち込める

気づいているのに
気づかぬふりして
君をデートに誘おうか?

ぎっちりつまった
スケジュール帳に
白紙の部分が多くなる

「さよなら」の言葉を聞くのが怖くって
携帯握りしめ
たたずむ夕暮れ

恋の終わりは
突然訪れる

君のせいでも
僕のせいでもないのに

二人の歯車さびついて

今君の心はどこにあるの?

星空に問うてもみても
月も星も答えてくれぬ

バイク飛ばして
君の部屋を見上げたら
薄明かりの中に
二つのシルエット

僕の気持ちは
変わらぬままで
独りぼっちで
取り残されたまま

部屋の窓の灯りが消えて

僕の心も
暗闇に墜ちていく

星のかけらが
一粒一粒
涙となって流れ落ちる

●優しさは想う気持ちの表れで愛去りし後は 残るは苦しみ


【エンディング】

☆歩美
「え~なんで?なんで?あんなに仲良かったのに!どうして?」

★光彦
「歩美ちゃん。大人の世界にはまだまだ僕達に理解できない部分が多いんですよ」

★コナン
「人が人を大切に想い愛する気持ちは、理解できるが、人を傷つける気持ちは俺には理解できないからな!」

☆哀
「そうね。でも一番女心を理解していない、鈍感な誰かさんには言われたくないかもね」

★高木刑事
「はあ~女心と秋の空ですか。なかなか難しい問題ですね 」

★元太
「高木刑事にとっては、犯人つかまえるより難しいんじゃねえのか?」

☆歩美
「そうそう!佐藤刑事のハートをがっちり捕まえる方がね 」

☆佐藤刑事
「ほら!高木君!何しているの!急いでいくわよ!あら、あなた達。ごめんね緊急無線はいったから現場直行よ!」

☆哀
「まあ、あの二人の場合。気持ち捕まえるとかじゃなく」

★コナン
「完全に尻にひかれているからな~ハハハ

よし俺たちも事件なら行ってみるか!」

★元太
「少年探偵団出動!」

★光彦、歩美「お~!」

ネクスト日記ヒント

内緒

お楽しみに(笑)

【シェリーの独り言】
あくまでもフィクションですが、

●メールって返事が来なけりゃ独り言

は実際に元カレに送ったメールです

1日60通もメールが来るほどだったのに、だんだんメールが少なくなり
最後は、ジエンド

別に向こうに彼女ができたわけじゃないんですが

めちゃくちゃ落ち込み
ハートはひび割れ
泣き暮らした毎日でした
まあそんな元カレとは、今は仕事の相談したり、時々飲みに行ったりする友達になれたから、かけるんですが~

恋愛はそれぞれですから

君と僕とは違ういきものだから
とコナンのオープニングにもあるようにね

でも失恋も次へのステップの大事な一コマだと思えば前向きになれるかな(笑)

まあ、今、傷も癒えたからいえるんですが ・・・・・



★コナン劇場と恋愛ポエム小説第3弾★★~両思い女性編~

2007年10月29日 | 短編小説
★オープニング(コナン風に)★

今日のテーマは、両想いポエム女性編 読み終わった後に君は誰を思い浮かべるか
それとも男性編と読み比べるか
OP: 涙のイエスタデー~


「ハッピータイム」
~オリジナルポエム~

降り出した大粒の雨に
傘を開いて
私の肩を抱き寄せる貴方

肩越しに感じるぬくもり
貴方の優しさ

私が濡れないようにする度に
貴方の肩は濡れていく

そんなさりげない優しさに
私の胸は熱くなる

貴方といれぱ、
雨の日も
雪の日も
たとえ嵐の夜でさえ
すべてが輝く毎日に

綺麗な夕日も
紫がかった朝靄も
目に映るすべてを
あなたと共有したい


そっと
後ろからしがみついた大きな背中

私のheartが幸せ色に
貴方色に染められていく

「愛している」の囁きは
飽和した心の中から
溢れ出した愛のしずく

貴方を好きになっただけなのにどうしてこんなに苦しいの?

ただ貴方に見つめられるだけで
どうしてこんなにドキドキ するの?

人は人を愛することにより
優しさや思いやりや慈悲の心を知る

そして
逢えない日のせつなさや
自分よりも大切な人がいることに気づく

もっと私を見つめてほしい
もっと私にキスしてほしい

貴方に抱きしめられた時

二人の鼓動はシンクロし
愛の若葉は大きく育ち
虹色の花を咲かせるだろう

星の数ほどの人波の中で
たった一人あなたに出逢えた
この奇跡

互いに手を取り
歩いて行こう

二人でいれば怖くない


人を愛することは
自分を愛すること

貴方に愛され
私は、さなぎから蝶になる

愛さえあれば心は満たされ
貴方の愛が自信をくれた

尊重しつつ、尊敬しあい、一緒に成長していこう。

二人で寄り添い
助け合い
幾多の試練を乗り越えよう

貴方と一緒にいるときが
私にとっては
Happiest Time

一分一秒離れたくない

今までたくさん恋をしてきたけれど
それは貴方に出逢うまでの
長い長いプロローグ

貴方の愛に満ちた
熱い魂~ソウル~が
私の心を溶かしていった

貴方がもっと輝くように
ピクシーダスト(妖精の粉)
を探しに行こう

太陽のようなエナジーで
月のようなやさしい光で
いつも貴方を照らしているから

貴方に守られるだけでなく
私も貴方を守るから

人という字の語源のように
互いにたよって
寄りかかれる
そんなピュアな愛を育みたい

愛の言葉を語るより
そっと手と手を重ねていたい

言葉なんかにしなくても
瞳と瞳で感じる想い

伝わる愛情
ほとばしる感情

いつしか心が重なりあい

ゆったり流れる
この世で一番幸せな時間

★エンディング★

☆蘭
「今回は、シェリーが女性編を書いてみたんだよね 」

☆シェリー
「でも、結構女性編って恥ずかしいんだよね(*^.^*)でもフィクションだからね
それと豊の影響で詩がどんどん長くなる(笑)」

☆園子
「いいな~私も真さんとこんなラブラブ したいな
蘭も旦那から音沙汰無しなんでしょ?」


★NEXT日記ヒント★

「窓のあかり」

☆元太
「街の明かりが全部消えたら停電 」~ブルーライト横浜風~

☆コナン
(嘉門さんかよ 古 )

☆光彦
「今年の夏は酷暑だったので、電力供給量もギリギリなんですから。あまり洒落にならないですよ!」

☆歩
「何はともあれ、今日のポエムも一行でも共感してもらえたらうれしいな とシェリーお姉さんが言っているから、良ければコメ書いてあげてください」

☆少年探偵団
「よろしくお願いします 」

★★恋愛ポエム小説第二弾★★~両思い(男性編)

2007年10月29日 | オリジナルポエム
★★恋愛ポエム小説第二弾★★~両思い(男性編)

前回片思いポエムを書いたから
恋愛ポエムで、ひとつのストーリーを作り上げたいなと思います

一行でも共感できるところがあればうれしいな



オリジナル恋愛ポエムシリーズ 第二弾
両想い編

「やすらぎの時」

僕の手のひらに
すっぽり包まれる
君のやわらかな小さな手

僕を見つめるときの
少し上目遣いのはにかんだ笑顔
そのすべてを愛してる


きつく抱きしめると
折れてしまいそうな
華奢な体

そっと唇を重ねてみる

君をこの手で守りたい
君を誰にも渡したくない
君を心から愛しているから
君の瞳にうつるのは
僕の笑顔だけにしておくれ

君に出逢って初めてわかった
人を愛するという気持ちが
真実の愛というものが

朝おはようのメールから、夜おやすみのメールまで
いつも君を感じている
君のすべてを奪うより
君にすべてを与えたい

やさしさも
おもいやりも

そして僕の心のすべてを…

君と一緒にいる時間
それが僕の至福の時

僕ら二人のやすらぎの時間を天使達が祝福してくれる
君に逢う時を生きがいに
僕は毎日暮らしてる

君に逢いたい今すぐに
君が欲しい
すべてが欲しい

そして
君を守りたい
君を傷つけるすべてのものから

君の強さも弱さも
むじゃきさも、もろさも
すべてを包み込んでしまいたい

君さえいれば
僕は強くなれる

守るべきものを手に入れた時
すべての愛が無限の力になるから

愛してる
愛してる
愛してる

心からあふれでる想いは
もう誰にも、とめられない

さみしがりやで
甘えん坊で
少しわがままな
僕の大切なお姫様

僕が君のナイトになろう

この冷たい世間の風から
汚れきった無関心で無機質な社会から

君を守るバリアになろう

本当の愛を教えてくれた

愛しき君のために…


★恋愛ポエム劇場 VOL.1★~片想い~

2007年10月29日 | オリジナルポエム
視線が合えば
胸はドキドキ

体中が熱くなる

笑顔を見れば
心ウキウキ
心のシャッター切っている

君のまわりの
空気だけ
いつもキラキラ輝いて

そばによれば感電しそう

話ができれば
それでハッピー

君の言葉をメモリーに

輝く瞳
濡れた唇

君のすべてが好きなんだ

メールをすれば
レスくるまで長く感じ

着信有りに小躍りしてる

君の優しい眼差しが
僕の心を射抜いてしまった

片想い

でもこの気持ちを伝えたい

キザなセリフは言えないけれど
僕の真心伝えたい


神様お願い
力を貸して

誰より彼女を愛しているから

「好きだ」という勇気を与えてほしい

朝目が覚めて、夜寝るまで
ずっと彼女の事だけ
思っている気持ちを伝える
勇気を