詩絵里(★シェリー★)の星の囁き達

尾崎詩絵里(★シェリー★)の自作恋愛小説及びポエム、写真専用部屋です。掲載文の引用、転載は固くお断りいたします。

☆青春恋愛小説「恋花~KOIBANA~」第六十五話「二人きり」

2014年11月10日 | 恋愛小説「恋花~KOIBANA~」
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第六十五話 「二人きり」

庄司君の部屋・・・
彼氏の部屋でたった二人きり
両親もおにいさんも出かけていて、物音ひとつしない家の中で
心臓は、もうこれ以上ないくらい早鐘を打っている。
耳の廻した庄司君の手も心なしか震えている。


瑠のせつなく甘いラブソングがゆったりと流れている。
初めてのKISS。
小さいときからあこがれていた
初めてのKISSは、大好きな彼と・・
自分が好きで、好きで、しかたがない人にささげたいと・・・

今どきの若い子が
と言われてしまうかもしれないけれど
中途半端に好きな人とはしたくなかった。

庄司君の顔がゆっくりと近づいてくる
長い睫
綺麗な顔立ち
とおった鼻筋
こんなに端正な顔立ちをした素敵な憧れの王子様と
今、二人きりで彼の部屋にいるなんて・・・

思っただけで蕩けてしまいそうだった。
庄司君を最初に見たときのあの電撃が走ったような恋の始まり・・・

片思いから始まった恋が
こんな風に成就していく・・・

目・・・目をつぶらなきゃ・・・
私は、息をとめたまま
ゆっくりと目を閉じた

庄司君の手に少し力がこめられ
庄司君の肌の暖かさが空気を通じて感じられる
そして・・・・・

第六十六話「瞬間」
へつづく



※恋愛小説「恋花」は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。

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