詩絵里(★シェリー★)の星の囁き達

尾崎詩絵里(★シェリー★)の自作恋愛小説及びポエム、写真専用部屋です。掲載文の引用、転載は固くお断りいたします。

恋愛小説「Dear my・・・」第七章

2011年05月30日 | 恋愛小説「Dear my・・・」
恋愛小説「Dear my」は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
(作者が、3年前に友人の依頼で作成したもので、当時、登場人物の名前に困った
ため嵐メンの名前を少し拝借させていただきました。)
純愛をテーマにしているので年齢関係なく読める恋愛小説になっています。
よければ、気軽にコメントください。

現在、
純愛小説「Dear my・・・」
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/36dc3b25fe93b904b6f974663cce0a4c
とちょっと大人の恋物語「途中下車」
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/c45e8109514fc86cd817de86c809fa80
を適宜掲載しております♪よければ両方読んでみてください★

小説の感想、ポエムのリクエスト、感想もお待ちしております。
よければ、気軽にコメ下さい。
(以前、H系及び中傷コメがあったため、承認制になっております。)

*****************
ご訪問ありがとうございます♪
最初からお読みになる方は、こちらからお願いいたします。
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/36dc3b25fe93b904b6f974663cce0a4c


*********************

第七章 夏合宿


いやな合宿が始まった。あれ以来俺は櫻井を避けていた。合宿当日、櫻井は、青白い顔をしていたが、それが憂愁を誘い、より綺麗な顔をより一層美しくみせていた。

(謝らなきゃ・・・謝らなきゃ、最低なバンドになっちまう・・・)

頭ではわかっていた。でも行動が伴わなかった。
櫻井のほうを見つめて考え事をしていると、突然櫻井がこっちを向いた。
やべぇ・・・でも、視線がそらせなかった。
彼女の視線は、憂いにおびてはいたが、臆することなく、まっすぐに俺を見ていた。

「手伝うよ・・・」

自分でも素直なくらいに声がでて重そうに持っていた櫻井のkbdに手が伸びた。

「あの時はごめん。いいバンドを作りたいからよろしくな・・・」

おれは空いている右手を知らないうちに差し出していた。

「ううん・・・私こそ・・・」

初めて触れた櫻井の手はひんやりと冷たく、でもとても小さく頼りげなく感じた。

「やった!!仲直りだな」

松本と相葉が俺の肩をポンポンとたたいた。
恥ずかしそうに笑った櫻井の唇から真っ白い歯がこぼれた。


~第八章 感謝へつづく~
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/2193be617b6cba9cb0a89739111372b6




*********************
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(純愛)へにほんブログ村
↑よければポチしてください♪

日々つぶやきブログもよろしく!
★シェリー★の輝きの小部屋~chez moi~
http://blog.goo.ne.jp/shelly0324
**************************:

過去の小説一覧
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/7a68ca5ccfad81ab3cc156c0c126dc98
よければこちらにも遊びにいらしてください♪

************************

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。