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詩絵里(★シェリー★)の星の囁き達

尾崎詩絵里(★シェリー★)の自作恋愛小説及びポエム、写真専用部屋です。掲載文の引用、転載は固くお断りいたします。

恋愛小説「途中下車~ちょっと大人の恋物語」NO.28

2011年07月08日 | 恋愛小説「途中下車」
恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。

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第十八章 そして再び二人でむかえる朝~NO.28~

俺は、ロレツも回らなく、一人で歩くことすらできない、百合菜をどうしていいかわからずに、タクシーを拾ってひとまず俺の部屋まで連れてきた。
百合菜の目は、飲みながら泣いたせいか、少し腫れていた。
でも、そんな百合菜が俺には美しく見えた。
真っ直ぐな心、いつもは強がっているくせに本当は、弱くて繊細な心の持ち主。
俺は、百合菜を自分のベッドに横にさせると、自分はテレビの前のソファーにゴロっと横になった。
目を瞑っても眠気は襲ってこない。俺も百合菜につきあってそうとう飲んだはずなんだけれど、百合菜から聞いた過去の衝撃的な話が、グルグルと頭の中を回り、何もしてやれない自分の無力さ、ふがいなさに腹がたった。

大学時代の悪友の俊介から、メールが来た。
気がついたら、まだ、23時を回ったところだった。
いい日本酒があるから今から俺の部屋で飲みたいと。
言い訳を考えるのが面倒くさかった俺は、今の状況をそのまま俊介に伝えた。
すると

『いいな~早速、女連れこんでいるのかよ!うらやましいぜ!!今夜は熱い夜を過ごせそうだな!!俺もして~ぇよ!!』

そうだろうな、普通の成人男子だったら、こういう状況をそう理解するんだろうなと俺は、頭の片隅で思った。でも、もちろん俺には、そんな気持ちは全くなかった。
それよりも、俺は百合菜の心を救いたい、救ってやりたいと・・・そんなことばかり考えていた。


**NO.29 第十九章「告白」へつづく**
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恋愛小説「途中下車~ちょっと大人の恋物語」NO.27

2011年07月07日 | 恋愛小説「途中下車」
恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
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~NO.27~

「でも・・・その人は、約束を破った。2年早く就職したその人は、同じ会社で新しい彼女ができていた。でも、姉とも別れずに、いわゆる二股を掛けていたの。その人、その会社の常務のお嬢さんだったんだって。きっと出世に、目がくらんだのかも知れない。それで、妊娠を告げた姉に『本当に俺の子なのか?結婚もしていないのに子供ができたなんて会社での立場が悪くなるから、俺は結婚できない。俺には、お前よりも好きな女がいて、そいつと結婚するつもりだ。』って
姉にとっては、その人は、その・・はじめての男性だったんだよね。それなのに・・・・
あまりにも態度のおかしい姉の態度に、家の両親は何度も姉に詰問をした。
前にも言ったようにうちの両親、学校の先生だから、昔から厳しかったんだよね。いろんな意味で・・・人としては絶対に許されない行為なんだけど、姉のことを心配するあまり、
親は、姉の部屋に勝手に入り、姉の日記を読んでしまった。
事実を知り、両親は、当たり前だけど激怒して、姉に相手の男性がだれなのか問い詰めた。
でも、姉は、決して相手の男の名前を言わなかった。
親も親だけどね。娘が男の人と付き合っているのに全く気がついていなかったんだから。
まぁ二人とも仕事の忙しい人たちだから仕方ないんだけど。」

百合菜は、一旦そこで息をつくと、コクリと一口ビールを飲んだ。

「そのときには、もう既に子供は堕ろせない状況だった。絶望した姉は・・・・故郷の海に身を投げた。それが2年前の今日」

「お・・・お姉さんの冥福を心から祈るよ。」

俺は、どんな言葉を百合菜にかければいいかわからずに月並みなセリフを言った。

「ありがとう。やっぱ、松岡君は優しいね。それで、私は未だにバージンってわけ」

ブッ・・・俺は、思わず口に入れたビールを噴出してしまった。
目を白黒させている俺に百合菜は言った。

「両親が、姉の件でものすごく落ちこんで、そして懲りてしまって、私には、結婚するまで、SEXするなってさ・・・」

俺は、研修中に百合菜の部屋に泊まった時に、百合菜がいった言葉を思い出した。
(本気だったんだ・・・俺、手を出していたらマジぶっ殺されていたかも・・・)

「さ~て・・・今日は、とことん飲むよ~松岡君よろしく!!」

というと百合菜は、呼び鈴を押して、お酒の追加を頼んだ。
ビールに日本酒にウィスキー、百合菜の飲み方は無謀だった。
まるで姉の自殺を止められなかった自分を責めているかのように・・・

**NO.28 第十八章 「そして再び二人でむかえる朝」へつづく**
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恋愛小説「途中下車~ちょっと大人の恋物語」NO.26

2011年07月06日 | 恋愛小説「途中下車」
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第十七章 百合菜の姉~NO.26~

「お姉ちゃん?献杯って・・・・」
「私のお姉ちゃん。2年前の今日、なくなったの。」
「・・・・・。」
「姉と、本当は、神崎のお墓参り一緒にしようねって約束していたんだ。
私が、大学卒業したら、二人で東京に来て、神崎のお墓参りしようねって。」

二度目の言葉で百合菜は、下を向き、大粒の涙がこぼれた。

「やだな・・・もう泣かないって決めたのに・・・・。なんでだろう・・・」
「松井さん・・・・」

俺は、いつも2枚持っている、予備のほうのハンカチを百合菜に差し出した。

「俺の前でよければ、遠慮せずに泣いていいよ。慰めの言葉とか上手く見つからないかも知れないけど。」
「うん。ありがとう・・・・」

そういうと百合菜は、2杯目のビールを少し口に含み、遠い目をした。

「姉は、自殺したの。」
「!!」

俺は、百合菜の話の展開にびっくりして思わず息を飲み込んだ。

「姉には大学時代からお付き合いをしている人がいたの。同じ大学だった、2歳年上の人。姉も私も女子校だったから、はじめてお付き合いをした人だったのね。その人が・・・・」

俺は、どんなリアクションをしていいかわからず、ただビールに口をつけていた。

「姉は、もちろん大学を卒業したら、その人と結婚するつもりだったし、その人も姉が大学を卒業をするのを待って、結婚しようって言っていたみたいなの。その当時は。」
「うん。」
「大学を卒業する1ヶ月前、姉の妊娠がわかったの。3ヶ月だった。姉は、卒業するまでは親に黙っていてその後、その人を親に紹介するつもりだったんだよね。
私は、姉の様子がおかしいから、訊いたら素直に認めて。私は、大学2年生だったけど、
妊娠とかよくわからなかったけど、きっとつわりがひどかったんだろうね。いつも青い顔をしていたから。」

百合菜の瞳は、一層悲哀の色に染まった。

~NO.27へつづく~




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恋愛小説「途中下車~ちょっと大人の恋物語」NO.25

2011年07月05日 | 恋愛小説「途中下車」
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~NO.25~

「あぁ・・・若くして亡くなった、伝説のロックシンガーだろう?」
「うん。十五でデビューして、26歳という若さで亡くなった、私がもっとも愛するアーティスト。彼、よくここからの風景を目にしながら、たくさんの曲を作っていたんだって。」

ふとこの歌碑に記されている「黄昏」という曲が、頭の中を回りだした。

「伝説のロッカーっていう割には、これは、淋しい曲だよね。」
「うん。神崎龍は、もちろんロックンロールもすごかったけど、彼の生み出すバラードは、
人の心の奥底に流れている、本当の悲哀を歌っていて、聴く人の心を震わせることができるの。彼はね。生まれも育ちも東京。でも、ものすごく海が好きだった。この東京湾の夕日を見ながら、遠い海の向こうに思いを馳せていた。で、彼の生前の希望で、ここにお墓が作られたの。」

というと百合菜は、かばんから線香を取り出し、火をつけた。
そのまま、お墓の前にしゃがむと長い間、目をつむり、手を合わせていた。

やがて百合菜は顔をあげると、俺のほうを向きながら、微笑んだ。

「おなか、すいちゃった。何か食べて帰ろう。」
「う・・・うん。」

居酒屋に入るまで、百合菜は一言も口をきかなかった。
俺たちは、ゆっくり話ができるよう、個室のあるお店を選んだ。
やがてビールがくると、百合菜は、ジョッキを軽く持ち上げて言った。
「お疲れ様。そして今日は、ありがとう・・・」と

一杯目のビールを一気に飲むと、百合菜は、俺の目を真っ直ぐに見つめた。

「今まで、行きたくても行けなかったんだ。神崎龍のお墓参り」
「なぜ?」
「お姉ちゃんと、最初に、行く約束をしていたから。」
「じゃあ・・・なんで、今日、俺と?」
「だって、もう、お姉ちゃんと行くことはできないから。」

運ばれてきた二杯目のビールを軽く持ち上げると百合菜は言った。

「大好きだった、お姉ちゃんに献杯。」


**NO.26 第十七章「百合菜の姉」へつづく**
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恋愛小説「途中下車~ちょっと大人の恋物語」NO.24

2011年07月04日 | 恋愛小説「途中下車」
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第十六章 神埼龍~NO.24~

お墓の横には、綺麗に磨かれた歌碑があった。
若い男の人の顔のレリーフと一遍の詩が、刻み込まれていた。

「黄昏」 作詞:作曲 神崎 龍

秋風を受ける波のように
寄せては返す心の痛み

氷のように凍てつく心

誰かが捨てていった空き缶一つ

君は、両翼をもがれた天使のように
小さく海辺でうずくまる。

失くした愛のカケラを一つずつ波に流すように
そして自分の心までも海の泡とともに消し去ろうかとするように・・・

遠いところから流れてきた流木たち

あてどなくただよう海草達

君は涙と悲哀と孤独と絶望でかたち造った舟で漕ぎ出すのだろか?

あの夏が残した恋の爪あとをオールにして

僕の傍においでよ・・・
傷を癒すことは出来ないけれど・・

せめて一緒に泣いてあげよう

人は哀しみが深いほど
真実の扉が見えてくるから・・・

僕の胸でおやすみよ

偽りの愛に惑わされずに、本当の愛を探しに行こう
心のコンパスが指し示す光を頼りにして・・・

過去の荷物は、海におろせば、波が全てを洗い流してくれるさ

涙で心を洗ったら
街の中へ戻っておいでよ

夏の暑さを残したアスファルトが
心地よい暖かさを残して君のことを待ってるよ

海の夕日は、淋しいけれども
都会の黄昏は明日への扉

君の傷が癒えるまで
僕が傍にいてあげるから・・・

この黄昏の中で
失くした夢や希望が見つかるように
君の心の翼になろう・・・

真実の愛が見つかるまでは・・・・

俺は、その名前に見覚えがあった。
「神崎 龍。知ってる?」
百合菜が、すこし悲哀に満ちた目で俺を見つめた。

~NO.25へつづく~
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恋愛小説「途中下車~ちょっと大人の恋物語」NO.23

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第十五章 約束~NO.23~

SAB株式会社は、自社工場をもっていて、その工場が、ゴールデンウィーク中は稼動しないことから、俺達は、10日間の休みを与えられた。
まぁ、会社にいったところで取引先の会社もほとんど休んでいるから意味がなかった。
俺は、10日間の間、ほとんど寝て過ごしてた。
外にでる気力は全くなかった。街にあふれた恋人同士の姿を目の当たりにしたら、それこそ発狂しかねないと思った。
パソコンのオンデマンドでいくつもいくつも映画を見た。
夏帆と付き合いはじめていてからずっとやめていたタバコも吸い出した。
でも酒もタバコも俺の心は決して慰めてくれなかった。
「男のほうが、失恋するとひきずるって何かの本で読んだけど。本当なんだな。
俺って、こんなに女々しい奴なんだ」

長かった、ゴールデンウィークが明けて、本当の意味での仕事が始まった。
新入社員は、覚えることがたくさんある。ビジネスマナーから、挨拶周りまで
毎日毎日、先輩社員についてまわりたくさんのことを教わった。
仕事をしているほうが気が楽だった。
夏帆のことを考えずにすむからだ。

それから2週間が過ぎた頃だった。
終業終了時刻近くに、俺の内線が鳴った。
「はい、営業一課松岡です。」
「松岡君?久しぶり?松井です。」
受話器の向こうから、懐かしい声が聞こえた。
「あ・・・。おぅ・・ひ・・久しぶり」
「内線じゃ、しゃべりにくいから、お昼休みに携帯に電話くれない?」
というと松井は、すばやく自分の携帯の電話番号を俺に告げた。

俺は、昼休みを告げるチャイムを耳にするとすぐに百合菜に電話をした。
「あ、もしもし、松岡君。明日、会社帰りちょっと付き合ってくれない?残業自粛日でしょ?」
うちの会社SAB株式会社は、社員のリフレッシュのために毎週金曜日は、残業自粛日だった。
「あぁ・・・いいけど。どこに?」
「研修の最終日に約束したところ。じゃあ、会社終わったら、最寄駅で待ってるね」
「了解。」

百合菜と俺は、会社の最寄駅から、電車に乗って、東京湾の見える駅で降りた。
高層ビルの間から磯の香りがした。

「ずっと、前から来たかったんだけど。なかなか、一人でくる勇気がなくて・・・」
いつもより、明るめの色のスーツを着込んでいる百合菜のあとを俺は、黙ってついていった。
ちょうど、夕暮れ時だった。夕日に照らされて俺たちの影は、アスファルトの上に長い影を作っていた。

長い階段を上り終えると、そこは、目の前に東京湾が広がる遊歩道だった。
百合菜は、その少し小高い丘の真中のお墓の前で立ち止まった。

**NO.24 第十六章「神崎龍」へつづく**
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恋愛小説「途中下車~ちょっと大人の恋物語」NO.22

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第十四章 それでも朝は来る~NO.22~

ひどい頭痛で目が覚めた。喉の渇きを激しく感じた。
「やばい!寝過ごした!!」
俺の枕もとには、目覚まし時計なんて昔の長物はないため、携帯で時間を確認すると8:0だった。
配属早々遅刻するわけにはいかない!俺は、勢いをつけてベッドから起き上がった。
ズキン!!頭の痛みだか、心の傷みだかわからない強烈な痛みにめまいがした。
俺は、松井と駅で別れてから・・・・そうだ、最寄駅についてから、1軒・・・2軒
とにかく飲みたかった。なにもかも忘れてしまうくらい深く深く・・・・
壁の日めくりカレンダーが、4月29日になっていた。

「そっか、今日からゴールデンウィークだ・・・」
すっかり忘れていた。研修が、終わって配属発表してすぐにゴールデンウィーク。
変な会社だなと昨日、松井と話していたっけ。
(松井にも悪いことしちゃったな。俺、取り乱していて自分のことしか考えていなくて)

「ピー」とけたたましい音が携帯電話からした。電池切れのサインだ。
俺は、無言のまま、電源を切った。
俺の携帯電話のアドレスと電話番号を知っているのは、夏帆とあと数人の学生時代のダチだけだ。男同士でマメにメールのやりとりなどするわけもなく、夏帆からの着信がなければ携帯なんてただの箱だ。

『ねぇ祐樹、最初のお給料でたら、小旅行にでもいかない?ゴールデンウィークあたりに・・今まで、学生だったし、自宅から通っていたから旅行なんてできなかったじゃない?』
ふいに夏帆の言葉が、くっきりと頭の中で蘇った。

「そうだよな。俺、SAB株式会社に入社できたことで有頂天になって、研修の事しか頭になくて・・・すっかり夏帆の言った事忘れていたよ。ごめん。夏帆」

口の中が苦かった。心の中は後悔の念でいっぱいだった。
でも・・・もう取り戻せない。
人の心は、決して自分の思い通りにはならない。失ってみて初めて俺は、心の中での夏帆の存在の大きさに気づいた。

**NO.23 第十五章「約束」へつづく**
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恋愛小説「途中下車~ちょっと大人の恋物語」NO.21

2011年06月29日 | 恋愛小説「途中下車」
恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。

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~NO.21~

そのまま15分位、無言の時間が過ぎた。
夏帆は、決して、明るい女性ではなかったけど、古風で物静かで、俺はそんな穏やかな関係が好きだった。まだまだ、先のことだろうが、将来は結婚してもいいと思っていた。
その夏帆が、不倫だなんて。

「松岡君・・・とりあえず、今日のとこは帰ろうか?それとも、一人でいたくないなら、私、もう一軒くらいつきあうけど」
「ごめん。松井さん、今日は、一人になりたいんだ。」
「そ・・・そうだよね。わかった。」

百合菜が化粧直しのために席を立ったときに、胸のポケットで携帯が振るえた。
とりだしてみると夏帆からだった。

『さようなら』

たった一言だった。
俺は、何を送っていいかわからず、携帯をにぎりしめたまま、瞳に涙がたまっていくのを感じていた。
夏帆との2年間の恋人時間が、たった5文字の言葉で終焉を迎える。
震える指で
『ごめん。きちんと話がしたい。』
とやっとの思いで打ち込み送信ボタンを押すと・・・

やがて送信エラーメッセージが、無情にもディスプレイにうつしだされた。
(アドレスを変更したか、受信拒否されたか)

俺は、携帯を、その磨かれて光っているレストランの床にたたきつけたい衝動にかられた。
その時
「松岡君、お待たせ。帰ろう」
立つ気力もない、俺の腕をそっと百合菜がひっぱりあげた。

**NO.22 「第十四章 それでも朝は来る」へつづく**




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恋愛小説「途中下車~ちょっと大人の恋物語」NO.20

2011年06月28日 | 恋愛小説「途中下車」
恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
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~NO.20~


「松岡君?どうしたの顔真っ青だよ。」
心配そうに百合菜が俺の顔を覗き込んでいる。

(1ヶ月もメールも、電話もない。二人で旅行?奥さん?)

俺は、目の前にいる百合菜の存在すら忘れ、さっきの夏帆の言葉を頭の中で反芻していた。
ふいに吐きがして席をたとうとしたとき、ちょうど帰るところで歩き出した夏帆の連れの男にぶつかった。
俺は、よろめいたところをその男に支えられた。

「大丈夫か?君?」

上品なスーツを着込んだ30歳半ばの男性だった。綺麗にそられた髭、イヤミにならない程度に整えられた髪。まさに大人の男だった。

「祐樹?」
夏帆が俺に気づき、男とからませていた腕をはずした。

「夏帆、誰?知り合い?」
男は、少し眉間に皺をよせた。

「さっき、話をしていた、1ヶ月電話もメールもしてこなかった、元カレ・・・」
「ち・・ちょっと、夏帆何をいっているんだ?元かれって?」
「自然消滅よ、自然消滅。でしょ・・・1ヶ月も彼女ほっといて、今さら彼氏面しないでよ」
伏目がちになった夏帆の両目にうっすら涙が浮かんだ。

「ごめん。謝るよ。だから俺、今日メールを」
「祐樹だって、女連れじゃない。」
「いや・・・彼女は・・・」

「初めまして。松井百合菜と申します。松岡君とは、同じ会社の同僚で、今日、配属が決定したので、そのお祝いに食事を一緒にしているだけです。私が、強引に誘っちゃって。ごめんなさい。」
「ごめん、祐樹。私、今、この人と付き合っているの」

夏帆は、再び隣の男の腕に腕をからませた。
俺は、その男の左手の薬指に、指輪が光っているのを見逃さなかった。

「夏帆・・・付き合っているって、こいつ既婚者じゃないのか?お前まさか不倫・・・」
「いいじゃない。もうほっといてよ。私と祐樹は、もう終わったの。」
というと夏帆は、男の腕をぐいぐいひっぱりながら出口へと向かった。

「追いかけなくていいの?」
その場で佇んでいた、俺に、百合菜が心配そうに声をかけた。
「追いかけるってたって。」
俺は、頭をかかえながら、席に座った。


~NO.21へつづく~



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恋愛小説「途中下車~ちょっと大人の恋物語」NO.19

2011年06月24日 | 恋愛小説「途中下車」
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~NO.19~
俺達は、会社から20分程度歩いた、イタリアンレストランに入っていった。
オードブル、パスタ、ピザ、サラダ
どれも価格はリーズナブルなのに味はおいしかった。

「じゃあ、次は、赤ワイン頼もうか?」
「いいけど・・・松井さん大丈夫なの?ビール飲んだ後、すでに白ワイン一本あけてるんだよ。」
「大丈夫、大丈夫♪私、ウーロン杯とか焼酎系だと悪酔いする体質みたいなんだけど、ワインとビールなら結構大丈夫だから」

というとふふふと微笑みながら空のグラスの足を指先でつまんだ。

「うちの両親、教師なんだ。二人とも。だから結構厳しくて、20歳になるまでお酒飲んだことなかったんだ。でも、20歳になって初めてお酒飲んだら、結構イケル口なんだな~って思って」
「そうなんだ。」

百合菜は、お酒のせいかいつもより饒舌だった。
二本目のワインを半分まで飲んだところで、聞き覚えのある声が、俺の耳に飛び込んできた。

「そうなんだよ。最低でしょ?1ヶ月よ1ヶ月。1ヶ月全く連絡無し。メールも電話も・・・でもさ、研修だっていうから、こっちから邪魔しちゃ悪いかなって思ってさ~」
「こらこら・・・悪い癖だぞ、お酒入るとすぐにそうやって元カレの悪口言うの。
いくら昔の男だって、俺だってヤキモチやいちゃうぞ」

一瞬、俺の聞き間違いかと思った。
頭から冷水をあびさせられたかのように、次第に胸のあたりで冷たさが広がっていく。

「そうよね。広之さんは、あいつとは違って、毎日メールくれるし、毎日電話もくれる。
私、幸せ者だよね~」
「そうそう。ほら、夏帆、家まで送ってやるから、もう帰ろう・・・」
「え~もう帰っちゃうの?私、今夜は、広之さんと一緒にいたい~」

お酒のせいか、いつもより若干鼻にかかったような声になっているが、間違いなく夏帆の声だった。

「ほら、ほらいい子だから、だだこねないの。そんなにだだっこだと来月の旅行とりやめちゃうぞ・・・」
「いや~ん。でも、大丈夫なの、奥さんにばれない?」
「大丈夫だから、ほら行くぞ」

~NO.20へつづく~
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恋愛小説「途中下車~ちょっと大人の恋物語」NO.18

2011年06月23日 | 恋愛小説「途中下車」
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第十三章 夏帆~NO.18~

俺は、配属発表が終わると、自分の新しい職場への移動時間に久しぶりに夏帆にメールを入れた。
『配属先決定。本社の営業部だよ。今日、時間あったら久々飯でも行かない?』


午後は、忙しかった。新しい職場への挨拶周り。自分の机の整理、PCを初めとするIT環境の整備。気がついたら、終業時刻の18:00になっていた。
俺は、携帯を確認したが、夏帆からのメールは来ていない。

『レス、無いみたいだから、また今度、声かける』

と再度メールを送信した。
俺は、基本的に携帯のメールは苦手だ。夏帆には冷たいといわれながらも、結局いつも用件だけを手短に記入するだけだ。もちろん、絵文字も顔文字も使わない。
(なんで女は、あんなにメールに執着するんだろう。メール、電話。携帯電話が普及してから便利にもなったけど、これじゃ首に縄をつけている犬と変んないな)

「松岡君!」

本社ビルをでたところで、グレーのスーツに身をつつんだ松井に声をかけられた。

「ねぇ、このまま真っ直ぐに帰るの?」
「あぁ・・」
「松岡君って一人暮らし?」
「そうだよ。大学んときから、ずっと」
「そっか~。よければ夕食でも食べて帰んない?配属決定のお祝い会って感じで。
実は、私、この会社に決まってから、東京で一人暮らし始めたんだけど、ずっと研修所に宿泊だったじゃない?なんか今日、せっかく配属発表になったのに一人で、まっすぐにあの部屋に帰るのがイヤで・・・」
「あ~あ。いいよ。どうする?どこ行く?」
「近くにちょっと小洒落たイタリアンレストランがあるんだけど・・・そこでもいい?
いつも前を通って行きたいな~って思っていたんだけど、なかなか一人では入りづらくて」
「いいよ。俺は別にビールが飲めれば」
「ビールも飲めるし、ワインもあるみたいだよ。」
「いいな~きりりと冷えた白ワイン、ピザにパスタ・・・よし決定」

~NO.19へつづく~↓
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恋愛小説「途中下車~ちょっと大人の恋物語」NO.17

2011年06月21日 | 恋愛小説「途中下車」
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第十二章 配属の朝~NO.17~

SAB株式会社の本社会議室は、まだ着慣れないスーツをきた新入社員達であふれていた。
今日は、それぞれの配属の辞令公布の日だ。

俺の配属先は、本社営業部第一課。高井の宣言どおり、営業部配属だった。
大学も理工系を卒業し、できればこのSAB株式会社で、技術部の要となりたく思っていた俺だったが、まぁこれも会社が決めたこと。
どんな経験も今後の肥やしになると思い、心を落ち着けた。

「よぉ~同士!おまえは何課だ?」

高井がなれなれしく俺の肩に手を回した。
俺は、乱暴にその手を振り払いながら、高井に辞令書をつきつけた。

「おぉ第一課か。どこまでも縁のある奴だな。俺も第一課だ。よろしくな。」

というと大きな、ごつい手を差し出した。

「あぁ。よろしくな」

俺は、力の限り思いっきり高井の手を握ってやった。
高井は顔色ひとつ変えずに言った。

「同期入社で東京配属は、150人。そのうち、本社勤務は25人。仲良くやろうや。
営業部配属は、第一課が俺とお前。第二課が同じクラスだった。松井百合菜と綾部友香だ、第三課に、粕谷、第四課に、渡部だ。営業部は、今年は6人すくねぇな。でも、売上次第では、どんどん上がっていけるからまぁ営業部はいわや花形だな」

「SAB株式会社は、IT企業なんだから、技術部が花形だろう。」

「いくら技術部がいいシステム開発したって、売れなきゃ企業経営はなりたたねぇんだよ。俺達は、SAB株式会社というブランドに誇りを持って、自社製品をガンガン市場に売り出していかなきゃならないんだからな」

「・・・・」
(こいつ、ただの女ったらしだと思っていたら、結構やる気あんのかも知れないな)

「おはよう。松岡君。同じ営業部だってね。あぁ高井君、さっき中森さんが探していたわよ。」

「おお・・ありがとう。松井もこれからよろしくな。」

というとさっき俺にしたように高井は同じように百合菜に手を差し出した。

「こちらこそ、よろしく。第一課さんとは、同じ企業内とはいえ、売上を競い合う、ライバルの担当だから・・・お手やわらかに」

といいながら、百合菜は軽く高井の手を握り返した。



**NO.18 「第十三章 夏帆」へつづく**↓
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恋愛小説「途中下車~ちょっと大人の恋物語」NO.16

2011年06月17日 | 恋愛小説「途中下車」
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~NO.16~
「大丈夫?だいぶうなされていたけど。
今日、退寮の日だし、もうそろそろ、部屋戻ったほうがいいよ。
中森さんもさっき帰ってきたみたいだし。」

「あ・・・ごめん。それにゆうべはありがとう」
「うん。それより松岡君大丈夫?あまり小泉さんのことで思いつめないほうがいいよ。
いるんだよ。松岡君からしたら信じられないかも知れないけど、ああいう女子も」
きっと百合菜も昨日の夜、晴美の部屋から漏れ聴こえてきた声に気づいていたのだろう。
「大丈夫だよ。本当にありがとう。」
「例の約束、忘れないでね・・・・・」
「例の約束?」
「うん。配属決まったら、ちゃんと付き合ってね。一緒に行くって約束だよ」
「わかってるって」
(一体どこに行くんだろう・・・・ってか俺夢の中で、高井が・・・晴美と・・・いや・・・松井とあんなことをしていたから動揺したのか?だめだ、俺、おかしいよ。やっぱり、夏帆という彼女がいながら、おとといは晴美の部屋で夜明けを迎え、今朝は、松井の部屋で・・・いや何もしてないけど)

その時、初めて俺は、研修で寮に入ってから一度も夏帆にメールも電話もしていなかったことに気がついた。

大慌てで、部屋に戻ると高井がニヤニヤしながら、俺を待っていた。
「よう!同士!!おまぇもやるな~夕べは、晴美は柴崎抱え込んでいたから・・・
お前は、また他の女と・・・くぅ~うらやましすぎるぜ!!」
俺はまた、一瞬、頭に血が上りかけたが、こんな奴相手にするほうがバカバカしくなって、
だまって部屋に入り、荷物を詰め始めた。
「よう・・・同士。俺とお前は、明日から同じ営業部の同僚みたいだからよろしくな。」
と言った。
「営業部?いつ発表された?」
「あ~あ。明日会社に行けばわかるけど、柴崎情報だよ。あいつ人事部だから。」
(松井のいうことは本当だったんだ)
俺は、百合菜を組み伏せている夢の中の高井を思い出し、口の中に苦いものが広がっていく感じがした。

**NO.17 第十二章「配属の朝」へつづく**
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現在、
純愛小説「Dear my・・・」
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恋愛小説「途中下車~ちょっと大人の恋物語」NO.15

2011年06月16日 | 恋愛小説「途中下車」
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第十一章 悪夢~NO.15~

百合菜の部屋は、ちょうど中森と晴美の部屋のまん前だった。
百合菜の部屋の前で彼女が、鍵を開けるのをまっていると、晴美の部屋から大きな喘ぎ声が聞こえた。
(これじゃ・・・昨日のことばれてもしかたないか)
俺は、苦笑しながらも、柴崎の腕の中で乱れていく晴美の姿を想像し、軽い嫉妬を覚えた。

百合菜の部屋は、きちんと片付いていた。そしてゆうべ晴美の部屋でかいだような、女性独特の部屋の匂いはしなかった。
「じゃあ、とりあえず、松岡君は、そっちのベッドで寝てね。言っとくけど」
「わかってるって、手を出したら殺すでしょ・・・」
「誰も殺すとまでは言ってないけど・・・ってか私、なんかこういう言い方するとお高くとまっているようでイヤなんだけど、いきなり男の人とそういうことできないから。」
最後の方は、小さな声になり、言い終わるなり、布団をかぶって寝てしまった百合菜をみて意外な一面をみたような気がした。
「ありがとう・・・」
俺は、素直に百合菜にお礼をいった。
「いいわよ。同僚が凍え死ぬとこなんか見たくないからね。おやすみ!!」
いつもの気の強い百合菜の口調に戻っていて、ほっとした。

その夜、俺は変な夢を見た。俺の部屋で高井と中森が裸で抱き合っている。
俺はそれを止めようと必死に水の中でもがいている。
するとその白い裸体は、晴美の身体に変り・・・・・
息苦しくなって手足で水から顔を出そうとするとそれは、百合菜の泣き顔に変った。

「・・・く・・・ん・・・つおか・・くん・・・松岡君!」
ガバ!!
「どうしたの、うなされていたみたいだけど」
俺は、誰かに揺り起こされて目が覚めた。気がつくと体中、汗びっしょりだった。
「松岡君?」
目の前には、心配そうに青ざめた百合菜の顔があった。

~NO.16 つづく~




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恋愛小説「途中下車~ちょっと大人の恋物語」NO.14

2011年06月10日 | 恋愛小説「途中下車」
恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。

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第十章 夜更けの再会~NO.14~

二次会もつつがなく終わらせて、俺は、歌っても、酔ってもやるせない気持ちを引きずったまま、一人で寮に帰ってきた。
どうせ部屋には戻れないのだからと思って、喫茶店に寄ったが、23:00には閉店をしてしまい、マン喫を探したがみあたらず、しかたなく寮まで戻ってきた。

(さてとどこで時間を過ごそうか・・・食堂・・・あそこなら確か自動販売機があったし、
まだ、鍵が開いているかも)

食堂まで来ると、自動販売機の淡い光に誰かの影が浮かび上がっていた。

ガチャン・・・自動販売機からお茶のペットボトルをとりだすと彼女は、俺の姿をみつけビクっとした。

「松岡君?どうしたのこんな時間に・・・・」
「松井さんこそ、こんな時間に・・・」
「あ~あ、私はちょっとお酒のみ過ぎちゃったから、これ買いに来たとこ」

というと今、買ったお茶のペットボトルを俺に見せた。

「そっか・・・高井君に部屋追い出されたんだ・・・中森さんがお泊りしてるんだって」
「・・・!なんでそれを知ってるの?」

俺は、夕べ、俺が晴美としていたことまで、松井はお見通しではないかと思い、あせった。

「あ~あ、それなら、飲み会の席で女子達が騒いでいたから。恭子上手くやったねって。」
「上手くって?」
「高井君って高井工機株式会社の跡取り息子よ。うちの女子。特にコネ入社の子達って、腰掛けっていうか、それなりの旦那を探すためにきているの多いからね。中森さんの友達の小泉さんだって?彼女も、柴崎君に目をつけたみたいだし。」

晴美の名前が、百合菜の口から飛び出て、今度こそ本当に俺の心臓が飛び出そうになった。

「し・・・柴崎って」
「あ~あ。あいつ代議士のコネ入社。この研修終わったら、本社人事部決定って噂よ」
「・・・・松井さんって、あまり女子と一緒に話していないみたいだけど、詳しいんだね」
「まぁ、松岡君が、あまりにもその辺に疎いだけなんじゃん」

というといたずらっぽく微笑んだ。

「でどうするの?」
「まぁ、しゃあないから、この食堂で仮眠でも取るよ。」
「でも、4月とはいえ、まだ寒いよ。ここ暖房効いてないし。」
「まぁしかたないよ。」

俺は、いつ百合菜の口から『なんでそこまで高井君のためにするの?』という言葉が飛び出してくるのかひやひやしていた。
う~ん。
しばらく百合菜は、腕を組みながら、俺の顔をじっとみつめるとふいにこう言った。

「じゃあ、しかたないから、私の部屋に泊めてあげる。私の部屋、人数の関係で二人部屋なのに一人で使っているから」
「・・・・!!」

まさかの展開に俺は、びっくりして言葉もでなかった。

「でも!手を出したら承知しないわよ。強姦罪で訴えてやる」
「ち・・・ちっと待ってよ。そんな・・・ってか泊まれないよ。女子の部屋になんて」

ふっと百合菜は、訳知り顔で微笑んだ。

(だめだ・・・こいつには、きっとゆうべの晴美とのことばれているんだ)
「その代わり今度、研修終わったら付き合って欲しいところあるんだ。いい?」
「いいよ。いいよ。」

俺は、足元から伝わってくる寒さに耐え切れずに、こうなりゃどうでもいいや!という
半分自暴自棄の気持ちでうなずいた。



**NO.15 第十一章「悪夢」へつづく**




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