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詩絵里(★シェリー★)の星の囁き達

尾崎詩絵里(★シェリー★)の自作恋愛小説及びポエム、写真専用部屋です。掲載文の引用、転載は固くお断りいたします。

恋愛小説「途中下車」NO.61

2011年09月20日 | 恋愛小説「途中下車」
恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。

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第三部 第五章「跡」~NO.61~

どうやって自分の部屋まで帰ったのか覚えていなかった。
私は、自分の部屋の鍵を開けるや否や、バスルームにかけこんだ。
たくさんのボディーソープをあわ立て、熱いシャワーでゴシゴシ洗っても
あのイヤな感覚は、身体のあちらこちらに残っていた。
「裕樹・・・・裕樹・・・・」

私が、生まれて初めて「愛している」と思った人・・・・
その人に、まさか他の男とのあんな汚らわしい行為を見られたなんて・・・
(私から誘ったなんて・・・絶対に嘘だ・・・・)
でも、記憶の片鱗もないので、不安になってくる。
お酒の勢いで・・・・・
イヤ絶対にそんなことは・・・・

よくネットとかで、お酒を飲んで、朝目が覚めたら知らない男が横にいた
なんて書いてあるけど、まさか私に限ってそんな・・・・・

お酒は強いほうだった。今まで、お酒は飲んでもお酒に飲まれたことはなく、
記憶をなくしたのも初めてだった。
だから余計に自分の記憶がない間に自分がどんな行動をとったのか、自信がなかった。

でもゆうべあったことは、夢ではなくて現実。

そう・・・・高井のベッドシーツの上には
乾いた血の跡があった。

そして私の身体にも
痛みと不快感の跡が残っている・・・・・・


**第三部 第六章「携帯」~NO.62へつづく**
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恋愛小説「途中下車」NO.60

2011年09月15日 | 恋愛小説「途中下車」
恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
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第三部第四章「残骸」~NO.60~

私は、必死になって高井から逃れようとした、でも高井の力は強かった。
男の人の力ってこんなに強いんだ。
再び恐怖が全身をつつむ。

「ほら・・・・もっと力を抜けよ・・・」
「お前は、もう俺のものなんだよ。ゆうべ、俺の女になったんだ・・・」

今、自分がしていることをもし、もう一人の自分が見ていたら
きっと舌をかんで死ぬだろう・・・・

「あ・・・・・」
再び、痛みが下腹部を襲う・・・・・
昨日のような激痛ではないが、高井の動きにあわせて
痛みが身体を貫く・・・・・

下唇を強く噛み締めたせいか、口の中にさびた鉄の味が広がっていく。
いつの間にか泣いていたのだろう・・・次から次へと暖かい涙が
頬を伝わる。

痛みと恐怖と嫌悪感が混ざり合った地獄の時間。
どんな拷問だって、今の私よりはマシだろう・・・・・・

やがて高井の全身から力が抜け、私の隣にゴロリと転がった。

「どうした・・・・松井・・・いや、今日から百合菜って呼ぶことにするよ。
もっと、身体の力を抜いて、感じろよ・・・せっかく抱き合っているんだから。
俺はお前が気に入った。お前は、もう俺の女だ。誰にもわたさねぇからな。
松岡にも・・・・」
「ま・・・松岡君は?」
「あぁあいつもこの部屋に泊まっていたけど、お前と俺が抱き合っているのを見て、逃げ出していったぜ・・・・・」
ふと部屋の入り口を見ると砕けたコップの残骸があった。

**第三部 第五章「跡」~NO.61~へつづく**
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恋愛小説「途中下車」NO.59

2011年09月14日 | 恋愛小説「途中下車」
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第三部 第三章「再び」~NO.59~

高井の手が私の髪に伸びてきた。
私は、思わず身をすくめる。
「そんなに、怖がることないだろう。なぁ
ゆうべのお前が本当に積極的でびっくりしたよ。」
高井がニヤニヤしながら髪をなでる。

「言っとくけど、ベッドに誘ったのはお前のほうからだからな・・・・」
高井が神妙な顔で私を見つめる。

「嘘・・・・」
「嘘じゃねぇよ。俺が、様子を見に来たら、お前が一人で寝るのは寂しいって言って、
俺がベッドに入ったらお前からKISSしてきたろう」

頭がズキズキする。
ゆうべは・・・・みんなで飲んで。高井君の焼酎を間違えて飲んで、裕樹が心配そうに私の顔を見つめていて・・・・・・
その後・・・・・・
だめだ。記憶が無い。でも、誰か闇の中で私の身体に・・・・・

「お前が、あまりにもかわいくねだるから、二回も抱き合ったんだぜ俺達」
また、高井がニヤニヤしながら私の顔を覗き込む。

(抱き合うって・・・・)
頭の中が真っ白になり、心臓がバクバクし、パニックに陥った。

「しかたねぇな。あんなに積極的だったのに、覚えていないなら、もう一度、愛し合おうぜ」
というやいなや、高井が、私の身体におおいかぶさってきた。
「イヤ!!!!!!」
高井の身体を私の身体から離そうとし、腕に力をいれようとするけれど、力がはいらない。
(イヤダイヤダイヤダ!!!)
私は、自分の全身を悪霊にとりつかれているような、耐え難い気分になってきた。

**第三部 第四章「残骸」~NO.60~へつづく**


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恋愛小説「途中下車」NO.58

2011年09月09日 | 恋愛小説「途中下車」
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第三部 第二章「朝」~NO.58~

朝日が、まぶたを通じて差し込んでくる。
(いやな夢・・・・)
身体を起こそうとすると、また激しい頭痛と吐き気に襲われた。

「起きたのか。松井」
聞きなれない声が耳元でする。
(誰・・・・)
昨日の悪夢を思い出し、また全身に鳥肌がわきたつ。
「・・・だ・・・だれ・・・」
言葉を発した瞬間、唇が唇でふさがれる。
タバコのにおいと酒の残り香。
昨日の恐怖が再び脳裏をめぐる。
ぬるりとした舌が、私の口の中に割り込んでくる。
私は必死に、手でその物体を押し戻そうとする。

「ふふふ」
不気味な忍び笑いが聞こえ、その物体の片手が私のからだをまさぐり始めた。
全身にまわる嫌悪感。恐怖感。
私は、自分の口の中でうごめくその舌を思いっきり噛んだ。

「いて!!」
その物体は、起き上がり、私の胸を思い切りつかんだ。
「痛い・・・・。やめて・・・・・。」
そのとき、私は、自分が何も身につけていないことを悟った。

やっとの思いで目を開けるとそこには・・・・・
同期入社の高井昌樹の顔があった。


**第三部 第三章「再び」~NO.59へつづく**
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恋愛小説「途中下車」NO.57

2011年09月07日 | 恋愛小説「途中下車」
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途中下車 第三部
第一章「闇」~NO.57~

下腹部に激しい痛みを感じて目が覚めた。
いや
目が覚めたように感じただけなのかも知れない。
激しい頭痛と吐き気。そして身体が自分のものではないようなふわふわした感覚。
誰かに押さえつけられているような圧迫感。

目を開けようとしても開けられない。激しい睡魔と戦いながら
もう一度目を開けようとすると、また、激痛が走る。
自分の中に何か異物が紛れ込んでいるような気持ちの悪さ。

朦朧とした意識の中で、ふっとタバコと酒のにおいがする。

誰かが、私の上に覆いかぶさっている。
(誰・・・・?何・・・?)
そして続く激痛。
何かにとらわれている恐怖感。逃げ出そうとして身体に力をいれようとするけれども
身体が言うことをきかない。
「い・・・いや・・・」
やっと声が絞りだせた。
身体をその上に覆いかぶさった物体から逃げ出そうと試みる。
(痛い・・・痛い・・・)
ゾワゾワといびつな虫が身体中をはいまわっているような嫌悪感。

思い切って目をあけようとしたとき・・・・・
冷たい液体が、口の中に流れてきた・・・・・・
(だめ・・・・このまま意識を失っては)
また、混沌とした暗闇の中で意識が薄れていく・・・・
(誰か助けて・・・・裕樹・・・・)
ガチャン!
何かが割れた音がかすかに聞こえる
薄れ行く意識の中で松岡裕樹の怒った顔が、ふいに脳裏をよぎる・・・・・

**第三部 第二章「朝」NO.58へつづく**
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恋愛小説「途中下車」NO.56

2011年09月06日 | 恋愛小説「途中下車」
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第二部 第十七章「砕けたグラス」~NO.56~

眠っている女
それも処女の女を抱くのは始めての経験だった。

俺が、松井の中に自分自身を埋めたときには、すでに汗だくになっていた。
「う・・・・あ・・・・」
松井の顔が、痛みのためにゆがむ。
(かわいそうだ)
と一瞬思ったが、俺は、そのままゆっくり動き始めた。
松井が、痛みでゆがんだ表情のまま、ゆっくり目を開けようとした。

まだ、薬が効いているであろう状態のまま、少しずつ俺の下から逃れようとする。
本能だろうか・・・・

「い・・・・いや・・・・」
松井の声が次第にはっきりしてくる。

俺は、松井の上におおいかぶさったまま、その唇をKISSでふさいだ。
これ以上声をだされては計画が台無しになるから、俺は、口に含んだ、液体に溶かした
睡眠薬を松井の口に流し込んだ。

ガチャン
グラスが床に落ちて割れる音が響いた。
(やっと来たか・・・・・)
ベッドルームの入り口を振り向くと、そこには、呆然と立ち尽くす松岡の姿があった。
表情は暗くてわからないが、きっと青ざめているだろう。

(これで社長の椅子が俺のものだ)
俺は、松岡のほうを向いてニヤリと笑うと再び松井の上で動き始めた。

**第三部へ続く**




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恋愛小説「途中下車」NO.55

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第二部 第十六章「月の明かりの中で」~NO.55~

俺のベッドルームにはカーテンはつけていない。
窓からベッドに月の明かりが差し込んでいた。

ベッドの上の松井から規則正しい寝息が聞こえている。

俺は、まず、ベッドの横に立ち、布団をどけ、ゆっくりと松井の洋服を脱がしていった。
女の衣服をはぎとるのには慣れている。でもそれは、合意の上で女もじらしながらも
脱ぎやすい体勢をとっているからであって、寝ている人形のような洋服を脱がせるのは
手間だった。

絶対に意識があったら、どんなことがあっても俺の手には落ちない松井。
松井の白い肢体がすこしずつ月明かりのもとにさらされていく。
青白く輝くその裸体に俺はだんだん魅了されていった。

たばこを好む中森の肌とは違い、松井の肌は、きめがこまかく綺麗だった。
そしてその黒髪も・・・・・

何か汚してはいけない神々しい存在の女神が、俺のベッドに横たわっているような感覚に襲われた。

「う・・・ん」
松井が、甘いため息と同時に寝返りを打った。
その瞬間、俺は、体中の血が、噴出すのではないかというほどの興奮を覚えた。

俺は、松井の頬、首筋にすこしずつキスをしていった。
処女を奪うだけのことなのだから、そんな手順は踏まなくてもいいはずだったが、
俺は、この目の前にいる純粋な女にいとおしさを感じるとともに、この身体を堪能したい
と思い始めていた。


**第二部 第十七章「砕けたグラス」NO.56へつづく**
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恋愛小説「途中下車」NO.54

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第二部 第十五章「焼酎」~NO.54~

俺は、上手く、松井と松岡を二次会に誘い出し、綾部から聞いた、松井が苦手な焼酎を上手く飲ませるように隣に座った。
そして、松岡がトイレにたった瞬間、俺は、同じグラスについである、松井の日本酒と俺の焼酎を取り替えた。
同じグラスに同じ透明な液体。
かなり酔っていた松井は、なんのためらいもなく俺の焼酎を飲み干した。

ちゃくちゃくと計画は、順調に進んでいる。
俺は、心の中でほくそえんだ。

そして松岡に会計を頼んでいる間に、俺は、悪友からもらった睡眠薬をウーロン茶に混ぜ
松井に飲ませた。

眠気と闘おうとしながらも、次第に松井の身体は睡魔に襲われていく。
俺は、松井と松岡を俺の部屋に招きいれた。

(もう少し・・・もう少し)
俺は、はやる気持ちを必死に抑えた・・・・

そして・・・・
松井を俺の寝室に寝かせ・・・・
松岡が寝入ったのを確認をしてから、俺は、まず第一の計画を実行するために
ベッドルームに入った。


**第二部 第十六章「月の明かりの中で」NO.55へつづく**
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恋愛小説「途中下車」NO.53

2011年09月01日 | 恋愛小説「途中下車」
恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。

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第二部 第十四章「そして計画実行」~NO.53~


俺は、俺の手で、僻地に追いやった粕谷の送別会を利用することにした。
運がいいことに、あのい邪魔な松岡は、残業で遅れてくるようだった。
俺は、なるべくさりげなく、そして自然に、集まったメンバーに酒をどんどん
薦めていった。

粕谷は、泣き出し、俺は、心のなかでは「ざまあみろ」と思いながらも
松井の前でいい人を演じ、警戒心をとくために、粕谷を思いつくすべての言葉で慰めた。

両親が、教師だからか、性格なのか、松井も熱心に粕谷をなぐさめていた。
俺は、そんな松井のことが少しかわいいとさえ思ってきた。
(だめだ。ヤツはあのにくいあの男の・・・・・)

俺は、少しずつ酔ってきている松井の横顔を眺めていた。
通った鼻筋。肩よりすこし長いセミロングの髪から、いい香りがしてきていた。
真面目なんだろう。髪の色は、真っ黒のままだった。
俺は、茶色くそめた枝毛だらけの中森の髪を見比べていた。
色白い松井の頬には、やがて赤みが差してきた。
(あと・・・・少し)

そのとき、俺の大嫌いな松岡が遅れて宴会の席にやってきた。
(よし、これで役者はそろった。)
俺は、笑いをかみしめるのが、大変だった。


**第二部第十五章「焼酎」NO.54へつづく**
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恋愛小説「途中下車」NO.52

2011年08月31日 | 恋愛小説「途中下車」
恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
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第二部 第十三章「計画実行準備」~NO.52~


俺は、姉の不倫を脅しのネタにして、松井について綾部からいろいろと訊いた。
そういう形で計画を実行するにしろ、情報は多い方がいい。
俺は訊きたいことをすべて訊くと、綾部にその不倫の証拠写真とデジカメのデータ媒体を渡した。
綾部のうちは、父親までうちの会社だから、このネタは、綾部から情報収集するのに
うってつけだった。
不倫か・・・・・
昔は、浮気は男の甲斐性だって言われていたけど、今は、不倫スキャンダルひとつで
政治家を首になったり、会社の出世に響いたりとイヤな時代だ。
でも、俺も松井を利用して、この会社のトップにたったら、絶対に、愛人の一人や二人
持とうと思っていた。
俺にとって、松井と結婚することは、復習計画のため。
性的欲求不満は、別のところで処理すればいい。

「そのまえに・・・・・」
俺は、後々やっかいな存在になるであろう中森とさっさと別れなくては
と思った。

松井の姉が自殺した経緯は詳しく聞いた。
そして松井が苦手とする酒も・・・・

「酒か・・・・・」
俺は、いいアイディアが頭の中でパチンと付いた豆電球のように
ひらめいた。

**第二部 第十四章「そして計画実行」NO.53へつづく**
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恋愛小説「途中下車」NO.51

2011年08月30日 | 恋愛小説「途中下車」
恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
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第二部 第十二章「綾部」~NO.51~


青ざめた顔の綾部友香が俺の目の前にいた。
「大丈夫だ。俺が、今から質問することに素直に答えてくれれば、この件は、内緒にしてやるよ。柴崎にも話してないからな。」

友香は、目の前にある、三枚の写真から目を離さなかった。
俺は、その横に携帯のmicroSDカードを差し出した。
「コピーはとってない。それぐらい、俺を信じろよ。」
俺は、あえて笑顔で綾部に微笑みかけたが、綾部の表情は変わらなかった。
「お前から聞いたなんて誰にもいわねぇから大丈夫だよ。それとも・・・・・」

「やめて・・・・それは・・・・」
「おねぇちゃん思いの妹を持って、お前の姉貴も幸せだな・・・・・」

俺は、松井に狙いを定めると、仕事じゃないが、ターゲットの情報収集をすることからはじめた。
中森の話だと、綾部は、同じ大学出身で一番仲がいいらしい。
社内では、全くそんなそぶりを見せなかったから、中森の話を聞くまでは全く知らなかった。
ただ、女の友情というのは、男の俺からみると結構面倒くさい。
学生時代からの友達ともなれば、そうそう簡単には、松井の情報を俺にしゃべるはずなどなかった。

そこで、俺は、まず、情報源にしたい綾部の周りを、大学時代の悪友で、現在うさんくさい探偵事務所をやっている慎吾に調べさせた。
そこででてきたのが、この写真だ。

けばけばしい、ネオンに縁取られた、休憩6000円の文字。
その前を肩を組みながら入っていこうとする男女。
そして休憩後、人目をきにしながらも、手をつなぎながら出てきた写真。合計3枚。

女は、綾部静香・・・友香の姉。男は、妻子ありの人事部課長 高橋秀樹

**第二部 第十三章「計画実行準備」NO.52へつづく**
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恋愛小説「途中下車」NO.50

2011年08月26日 | 恋愛小説「途中下車」
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第二部 第十一章「名案」~NO.50~


横で、中森が軽く寝息をたてて寝ている。
何でも俺の言いなりになる中森は、電話をすると喜んで俺を受け入れた。

俺は、さっきから寝付けずに、タバコをたてつづけに吸っていた。
そういえば、俺、おとといもここで中森を抱いていたんだったな。
そう、あの時、松井と松岡の話を聞いたときは、ただ単に面白がっていただけなのに・・・・・

松井が処女・・・・
そのとき、俺の頭の中におととい、言った言葉が浮かび上がった。
「そりゃ・・・ずいぶん、古風な話だ。いいじゃん。さっさとやっちゃって既成事実作って結婚すりゃ・・」

「既成事実・・・・」
俺は、タバコをくゆらせながら、呟いた。
(松井が、処女で、結婚するまで男としないって言っているのが、事実ならば・・・・
先に、奪ってしまったらいいんじゃないか。そう。松岡より早く・・・・)

俺は、このふいに思いついた考えで一気に血が体中をかけめぐる気がした。
(そうだ。あいつの処女を奪って、運がよけりゃあいつを妊娠させれば、俺は、この会社の社長になれる。)

短絡的な発想と言ってしまえば、それまでかも知れないが、せっかく入手した情報を活用しないなんてもったいないことはできない。

俺は、いつもの冷静さをとりもどし、それを実行するための計画を緻密に考え始めた。


**第二部 第十二章「綾部」NO.51へつづく**
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恋愛小説「途中下車」NO.49

2011年08月25日 | 恋愛小説「途中下車」
恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
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第二部 第十章「情報」~NO.49~

「知っているのは・・・・副社長くらいじゃねぇか?俺の就職の世話をしてくれた代議士の叔父が、
副社長と仲よくてな・・・・そっからの情報だ。
人事部でも俺しかしらない情報だから、絶対に言うなよ。」

「い・・・いわねぇよ・・・・・」
俺の背中をつめたい汗が伝わってきた。

「じゃ・・・今日は、高井のおごりってことで・・・」
「あぁ・・・・」
俺は、一刻も早く一人になりたかったから、伝票を手に取ると柴崎を促して出口に向かった。

(松井が、冴場社長の娘で・・・・俺の大嫌いな松岡とつきあっている)
頭が、ガンガンしてきた。

冴場社長もいい年だ・・・・早く手をうたないと
俺の計画は、また一からやり直しだ。

店を出ると俺は、タクシーを拾った。
タクシーの中で中森に電話をして、今からいく旨を伝えた。
こんな夜は、一人でいたくない。
女でも抱かなきゃやってられない気分だった。





**第二部 第十一章「名案」NO.50へつづく**





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恋愛小説「途中下車」NO.48

2011年08月24日 | 恋愛小説「途中下車」
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第二部 第九章「嫉妬」~NO.48~

女より男の方が嫉妬心は強いもかもしれない。
それも仕事という世界においては。

どす黒い感情が、次から次へと胸の中に渦巻いてきた。

柴崎が、淡々と語り始めた。

「冴場社長の一人娘が、松井の母親。松井は父親の姓だ。
冴場社長の強引な非道な仕事のやり方に小さい頃から反発していた松井の母親は
大学時代に知り合った男とかけおち同然で結婚をした。
二人とも教育学部を卒業し、教師となった。
一時期音信不通だった、松井の両親と冴場社長は、松井の誕生をきっかけに仲直りをした。

株式会社とはいえ、冴場社長のワンマン会社だ。将来、松井に婿をとらせて、この会社を引き継がせるため入社させた。ただし、ひとつだけ条件をつけて。
松井の両親が、冴場社長に約束をさせたそうだ。

松井と冴場社長の関係は、時期がくるまで秘密にする。
そうすることによって、松井の実力は正しく評価される。
松井も、出世するなら、実力を認められて出世したい。と冴場社長に言ったそうだ。」

ここまで一気に話をすると柴崎は、残った日本酒を一気に空けた。

「こ・・・この話を知っている奴は?」

俺は、震えている声に気がつかれないように、酒をあおりながら訊いた。


**第二部 第十章「情報」NO.49へつづく**


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恋愛小説「途中下車」NO.47

2011年08月23日 | 恋愛小説「途中下車」
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第二部 第八章「衝撃」~NO.47~


「どうしたんだよ。まさかお前、あの松井狙いだったのか?
小泉はどうしたんだよ。」

「小泉となんてとっくに別れたよ。そんなことより・・・松岡。
あいつ、出世とか全く興味がねぇヤツだと思っていたのに。伏兵ありって感じだな。」

俺は、柴崎の言っている意味が全くわからなかった。

「なんで、松岡が出世に興味?そりゃ、あいつも今回一緒に係長になったんだから。確かに営業部から今回課長昇進の候補にもあがってはいるだろうが・・・」

「そんなレベルじゃねぇよ。もしかしたら松岡が狙っているのは、SAB株式会社の社長の椅子かも・・・・」
「おい、柴崎、俺にもわかるように・・・・・まさか・・・・」
「あぁ。松井は、冴場社長の孫娘だ。もちろんトップシークレット。人事部でも知っている人間はいない。」
「・・・・・・・・。」

俺は、あまりの衝撃で、一気に酔いが覚めた。
松井が、SAB株式会社の会長兼社長の孫娘!SABは、株式会社とはいえ、まだまだ社長のワンマン体質だった。ただ、その冷徹で強引な冴場社長の辣腕が冴え、ここまでのし上がってきた会社だ。

「ちょっと待て・・・・だって冴場と松井って。それにあいつの両親は、教師じゃねぇのか?」
頭がガンガンしてきた。俺が一番狙っていた、この会社の実権。それを同期の中でも一番嫌いな松岡が一番近い場所にいるなんて

**第二部 第九章「嫉妬」NO.48へつづく**




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