ザッピング受験生の日記~権藤権藤雨権藤~

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スター・ウォーズ~ネタバレ注意4~

2005年07月13日 20時22分56秒 | 映画
SW Ep3/シスの復讐

4.シスの徒弟
Part 1:帝国の誕生

惑星ムスタファへ向かうアナキン、コルサントに戻るオビ=ワンら、そしてついにパルパティーンは皇帝を僣称して銀河帝国を興します。



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分離主義勢力のリーダー達は、マグマに覆われた惑星ムスタファにある本拠地に終結していた。強固に守りが固められたこの施設は、1万のジェダイの攻撃にも耐えうる。また、施設内にはテクノ・ユニオンによって建設された、液体鉱物から貴金属を抽出するための完全自動化されたマグマ鉱業場がある。

分離主義勢力のリーダーにダース・シディアスからホログラムの連絡が入り、ドロイド軍団の機能を停止するよう命じる。ドロイド軍団の停止はクローン大戦の終結を意味する。

ヌート・ガンレイらは自分達の身の安全の保障を心配するが、「彼らの面倒を見るため」に自分の弟子を送るとシディアスが告げると安心し、ドロイド軍団を停止させることに合意する。

その後、ジェダイ寺院での初任務を終えてアナキンが戻ってくる。パルパティーンは続いて彼を惑星ムスタファへ行き、そこに潜んでいる、ヌート・ガンレイを始めとする分離勢力のリーダー達を掃討するよう命じる。

◇◇◇◇◇

アナキンは惑星ムスタファへ旅立つ前にパドメに別れを告げるため、ジェダイ・スターファイターで彼女のアパートに立ち寄る。

アナキンが降りた後、C-3POはスターファイターに搭載されたR2-D2と会話を交わす。C-3POは、ジェダイが抹殺されたという物騒な噂を耳にしたとR2-D2に伝える。

C-3PO 「何か重大なことが起こっているようだ。物騒な噂を耳にしたよ。」

パドメと再会したアナキンは、ジェダイによる反乱を鎮圧したこと、そしてメイス・ウィンドゥを始めとするジェダイ・マスター数名がパルパティーンを暗殺しようとしたと話す。また、オビ=ワンは恐らく生きていないであろうとも伝える、アナキンは、ジェダイは反逆者であり、「対処を必要としていた」のだということをパドメに納得させようとする。
そして、パドメの身の安全は保証されるとアナキンは彼女へ話す。パドメが何故そのように言い切れるのか問い掛けると、それは彼女が彼の妻であるからだとアナキンは答える。パルパティーンと相談した結果、2000人の使節団と関わらない限り、パドメは保護されるとのことだ。パドメは、パルパティーンが2人の結婚のことを知っていた事実に驚くと、パルパティーンはシード宮殿の知人を通じて昔から知っていたとアナキンが明かす。

アナキンはこれから自分が惑星ムスタファへ向うことを告げる。「この戦争を終わらせるため、これからムスタファへ行かなければならない」

アナキンが旅立つ前、2人は抱き合う。アナキンの別れの言葉は「愛しているよ、待っててくれ・・・」

パドメがパルパティーンによる独裁への道に対して強い懸念を抱く一方で、アナキンが依然として彼に忠実であるため、2人の間で緊迫した空気が流れる場面も。しかし、それでもお互いに混乱し傷ついているものの、相手を深く愛していることは疑いようもない。

◇◇◇◇◇

タンティブIVが惑星コルサントに近づく。ブリッジにはパイロット2人の他に、ベイル・オーガナ、ヨーダ、オビ=ワンの姿がある。

パイロットの1人は、コルサントから通信を受信しているとの報告がある。(恐らく、ジェダイ寺院からのホーミング・ビーコンの通信)

タンティブIVがプラットフォームに着陸すると、ベイルは元老院議場へ、オビ=ワンとヨーダはジェダイ寺院へと向かう。

◇◇◇◇◇

元老院議場では、緊急に議員達が招集されていた。

ショック・トルーパーに警護されながら、変わり果てた姿のパルパティーンが登場し、演説を行う。

パルパティーンは、つい先頃、メイス・ウィンドゥが自分を暗殺しようとし、ジェダイが誠に銀河を裏切る行為に出たと語る。また、分離主義勢力のリーダーであったドゥークー伯爵もかつてはジェダイであったことを指摘し、ジェダイが密かに分離主義勢力を支援していたに違いないと主張する。度重なる戦いの結果、何百万という命が失われ、いくつもの文化が滅ぼされたのは全てジェダイが原因であると。アナキン同様、パルパティーンは銀河で起きている問題の全ての根幹にはジェダイが関係しているかのように語る。

そして、遂にパルパティーンは皇帝を僣称する。共和国は滅び、帝国が華々しく産声を上げた・・・。皇帝としての最初の指令は、ジェダイ騎士団の解体とジェダイの抹殺である。また、パルパティーンに対して反逆的な議員のリストが作成されつつあった。

静観していたパドメ、ベイル・オーガナ、モン・モスマなどパルパティーンの独裁に反対していた議員は、成す術もなく、事の成り行きに驚きを隠せない。ベイルは急いでその場を立ち去る。

◇◇◇◇◇

元老院議会場を出たベイルは、待ち受けていたクローン兵に拘束されそうになる。ベイルは自身の紅いスピーダーが停めてあるプラットフォームを目指して走る。クローン兵が彼を追撃する。スピーダーのところに到着したベイルは、ブラスター弾を避けるためにスピーダーの陰に隠れ、何発か放って応戦した後、スピーダーに乗ってコルサントの夜空へ脱出する。

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4.シスの徒弟
Part 2:決別

分離主義勢力の最期、そして真実を知ったヨーダとオビ=ワンの決意。



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アナキンが惑星ムスタファに到着する。

フードをしたアナキンは、ムスタファにある施設内を分離主義勢力のリーダーらが待機している会議室を目指して進む。会議室には分離主義勢力のリーダー、サン・ヒル、シュ・マイ、ルーン・ハッコ、ワット・タンボー、ヌート・ガンレイの他にニモイディアンの護衛兵などがいる。

サン・ヒルがシディアス卿の弟子を歓迎する、「ようこそ、ヴェイダー卿!独立星系同盟を代表して、まず私が・・・」。しかし「よかろう。ではまずはお前からだ。」とアナキンは遮ると、フードをめくり、ライトセーバーを起動すると、「お前はアナキン・スカイウォーカー!」とサン・ヒルは驚きの声を上げる。アナキンは素早くライトセーバーをサン・ヒルの胸の突き立て一言、「見掛けは当てにならない」。続いて他の者に向き直る。

「褒美を貰える約束だ、手厚い報酬をな!」とシュ・マイが叫ぶと、アナキンは「私がその褒美だ。手厚く葬ってやろう。」と応じる。シュ・マイの首が飛ぶ。

ルーン・ハッコが恐怖の面持ちで叫ぶ、「やめろ!もう十分だろう!降参というのがわからないのか?それを血も涙もなく殺すなんて有り得ない!」。しかしアナキンは「そうかな?」と冷たく言い放つ。ルーン・ハッコはまだ説得を諦めていない、「我々は丸腰だ!降参だ!お、お願いだ、お前はジェダイではないか!」。「ジェダイを抹殺しようと戦争を仕掛けたのはお前たちだ。」とアナキンは言うと、ルーン・ハッコを切り倒す、そして一言、「目的は達成された、おめでとう。」


続いてワット・タンボーも命乞いをする、「お願いです。何でも上げよう・・・何が欲しい?」、アナキンは素早くワット・タンボーの腕を切り落とすと、続いて首もはねて、一言、「ありがとう」。

最後に残ったのは通商連合の総督ヌート・ガンレイだ。彼は涙をながしながら、弱々しい声でつぶやく。

ヌート・ガンレイ 「戦争・・・戦争は終わった・・・シディアス卿は約束した・・・我々を見逃すと。」
アナキン 「私が解放してやろう。」

ヌート・ガンレイも一刀両断される。

任務が完了したアナキンは、その旨をホログラムでパルパティーンへ報告する。◇◇◇◇◇

ジェダイ寺院に到着したヨーダとオビ=ワンは、ジェダイ寺院が何者かの攻撃を受け、中にいた者は全滅したことを知る。大虐殺の現場を見て、2人は驚きを隠せない。

オビ=ワン 「誰がこんなことを・・・?」

ジェダイ寺院の中枢にあるコントロール室に到着した2人はまず、ジェダイ・ビーコンを「帰還せよ」から「避難せよ」に切り替える。やがて監視カメラの映像を確認する2人は、驚くべき光景を目の当たりにする。

そこにはアナキンがジェダイを次々と倒していく映像が映し出される。そして遂に決定的な映像を発見したヨーダとオビ=ワンは息を呑む。

シス卿の前にひざまずくアナキン。

アナキン 「裏切り者は抹殺しました、シディアス卿。アーカイブも確保しました。これで古くから伝わるホロクロンは再び我々シスの手の中に。」
パルパティーン 「よし・・・よし。共にフォースのあらゆる秘密を修得するとしよう。よくやった、私の新しい弟子よ。自分の力が増大しているの感じるか?」
アナキン 「はい、マスター。」
パルパティーン 「ヴェイダー卿、お主の力は過去に存在したどのシスと比べても比類なきものだ。進めよ。進んで帝国に平和をもたらすのだ。」

オビ=ワンは映像を切ると、ショックのあまり床に崩れ落ちる。ヨーダはオビ=ワンに語りかける、「若きスカイウォーカーはダーク・サイドに歪められてしまった。」。

ヨーダは、これまでの出来事が全てシスによって仕組まれていたことであったこと、そしてそれを見抜けなかった自分達ジェダイがいかに愚かであったかを悟る。ジェダイはおのれの力を過信しすぎ、共和国の安泰を疑わず、じわじわとひろがりつつあった腐敗を見抜けなかった。そのお陰で多くの仲間や友を失ってしまった。しかし、まだチャンスは残されている。

ヨーダ 「シスを倒さねばならない、我々は。」

シスを倒すことができれば、事を収めることができるかもしれない。生きて戻れないかもしれないが、死んでいった仲間達のためにも、やるしかないと2人は合意する。ヨーダはシディアス、オビ=ワンがヴェイダーの所へと向かう。

◇◇◇◇◇

オビ=ワンはアナキンの行き先を探るべく、パドメのアパートを訪れる。オビ=ワンが到着し、スターファイターから降りると、C-3POが挨拶をする。

パドメ 「マスター・ケノービ!よかった・・・生きてたんですね!」

オビ=ワンはアナキンがダーク・サイドに堕ちたことをパドメに伝え、ジェダイ寺院の大虐殺やシスへ忠誠を誓ったことについても話す。そしてアナキンの行き先について知っているかと尋ねる。オビ=ワンの話を聞いて悲しみにくれるパドメであったが、オビ=ワンには何も知らないと答える。

オビ=ワンはそれ以上は追求せずにアパートを後にする。だが、パドメがじっとしていられないことを承知しているオビ=ワンは、彼女のナブー・スターシップが停泊しているプラットフォームで待つことにする。案の定、しばらくすると、タイフォ隊長にエスコートされてパドメがやってくる。パドメがC-3POとR2-D2と共にナブー・スターシップに入っていくのを確認したオビ=ワンは、タラップが上がる直前にこっそりと乗り込む。ナブー・スターシップは惑星ムスタファに向かって出発する。

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4.シスの徒弟
Part 3:ヨーダ vs. シディアス

見せ場の一つ、最強のジェダイとシスの戦いです。



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ヨーダはパルパティーンと対決するため、今や帝国元老院と名称が改められた場所へと向かい、議会場の下に位置する最高議長控え室を目指す。

長い廊下の先にある部屋の入り口には真紅のローブをまとったロイヤル・ガードが2名陣取っているが、ヨーダはフォースを使用していともたやすく左右のロイヤル・ガードを気絶させる 。

突然パルパティーンの指先からフォース・ライトニングが放たれる。不意を突かれたヨーダはこれをまともに喰らってしまう。

パルパティーン 「貴様らの時代は終わりだ!シスが銀河を支配する!これから永遠に!」

ヨーダがゆっくりと立ち上がる 。続けてパルパティーンはライトニングで第2撃を放つが、今度はヨーダに受け止められてしまう。

ヨーダはライトセーバーを手にし、起動する。

ヨーダ 「主らの支配は終わる。これでも長すぎた、と言わざるを得んのう。」

シディアスもローブをひるがえし、ライトセーバーを手にすると、いよいよ決闘の火蓋が切られる 。

激しく切り結びながら、次第に二人は部屋の中央に待機してある最高議長の巨大な議席ポッドへと移動する 。ヨーダとパルパティーンが議席ポッドに乗ると、突然、ポッドが上昇し始める 。

議席ポッドが上昇した先はガランとした元老院議会場であった。議席ポッドの中で2人の対決は続く 。議会場中央に位置するポッドからライトニングが放たれる 。

突然、壁に並んだ議席ポッドが次々と動き始め激しくぶつかり合う。いくつかはフォースによって、そしていくつかはコントロール・パネルの操作によって。

パルパティーンが議席ポッドの一つに飛び移ると、ヨーダがこれを追うが、パルパティーンの放ったライトニングの直撃を受け落下してしまう。

疲労したパルパティーンは下のポッドの残骸の中にヨーダを探すが、その姿を確認することは出来なかった。パルパティーンは直ちにクローン部隊を呼び寄せ、元老院は帝国軍によって占拠される。

◇◇◇◇◇

議席ポッドの瓦礫が積み重なる元老院議会場の地下室では、ヨーダが作業用ハッチを通して脱出し、元老院内を猛スピードで走り抜ける 。やがて止まると、ヨーダはコムリンクを使用してベイル・オーガナ議員と連絡を取る 。連絡を受けたベイルはスピーダーを元老院議場へと向ける。

ヨーダはライトセーバーを使用して元老院内の床に穴を開け、地上何百フィートの位置にある、議場の張り出し部分の最下層フロアまでたどり着く。そしてベイルが到着するのとほぼ同時に最後の床に穴を開けてスピーダーに乗り込む。

ベイル 「おけがはありませんか、マスター・ヨーダ?」
ヨーダ 「いや。傷ついたのはワシのプライドだけじゃ。」

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4.シスの徒弟
Part 4:私怨と友情

いよいよ最大の見せ場、アナキンとオビ=ワンの対決。



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惑星ムスタファで一人たたずむアナキン。
ナブー・スターシップが到着する。船を降りたパドメは急いでアナキンの所へ走る。


アナキンと再会したパドメは、ジェダイ寺院の大虐殺について問いただすが、アナキンはそれを否定するどころか、オビ=ワンがまだ生きていることに驚いている。パドメは、オビ=ワンがアナキンを亡き者にしようとするのではないかという懸念を伝えると、アナキンはパドメに自分の行き先をオビ=ワンに教えたかを聞く。パドメは教えていないと答える。

パドメの返答に満足したアナキンは、話題を変え、自分の壮大な計画について話し始める。いずれにせよ共和国は滅びる運命にあった。ジェダイや分離主義勢力が滅び、パルパティーンが帝国の名の下に銀河を統一した後、アナキンがパルパティーンを殺し、その後はアナキンとパドメの2人が銀河を統治するのだ。

しかし、これには賛同できないパドメがアナキンに考え直すよう説得しようとした時、アナキンはオビ=ワンがナブー・スターシップから降りてくるのを発見する。

「お前・・・」アナキンは低い声で言い、目が黄色く燃える。

驚いて振り向いたパドメの目には、近づいてくるオビ=ワンの姿が写る。オビ=ワンは冷静な声で「パドメ、彼から離れるんだ。」と言う。

「オビ=ワン?だめ!」と驚きの声を上げたパドメはアナキンに目を戻すと、アナキンは今にも怒りが爆発しそうな激しい視線で彼女を見つめている。

アナキン 「君が・・・君がヤツをここに連れてきたのか!?」

突然、パドメが苦しそうにあえぎ始める。アナキンがフォースで彼女を窒息させているのだ。懸命に息をしようとするパドメを見つめながら、アナキンはいかに彼女を愛しているかを語りかける。アナキンはパドメが自分を裏切ったと思い込み、全ての原因はオビ=ワンにあると信じている。

オビ=ワン 「彼女を離せ。」
アナキン 「彼女を俺から奪わせはしない。絶対に!」

パドメが気を失うと、オビ=ワンが駆け寄り彼女の脈を確認する。わずかだがまだ息はある。アナキンは昔のよしみでオビ=ワンを見逃してあげると言うが、オビ=ワンはシスの殲滅が自分の使命であると言う。

アナキン 「やってみるがいい。」

アナキンとオビ=ワンはお互いにライトセーバーを手にして起動する。それを横目に、R2-D2とC-3POがパドメを船内へと運ぶ。

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遂にアナキンとオビ=ワンの対決が始まる。

かつて友人同士であった2人は激しく斬り結び、合間にはキツイ言葉が交わされる。2人の戦う場所は広い範囲に渡り、ムスタファ施設の様々な箇所で展開される。分離主義勢力リーダー達の死体が転がる会議室でも行われ、机やコントロールパネルにお互いが叩きつけられることもある。

2人の戦いは、開いたままの扉から外へと移動し、やがて溶岩が間に流れる峡谷に到達する。

アナキンはケーブルをつかみ反対側へ渡ろうとすると、オビ=ワンがこれを追う。二人はケーブルにつかまったままライトセーバーをぶつけ合う。

反対側に到達した2人の戦いは続く・・・

オビ=ワンは前方へ回転し、溶岩の間にある黒い砂に覆われた土手を見下ろす崖の端に立つ。アナキンはうなり声を上げると、ジャンプしてオビ=ワンの背中を狙うが、一瞬遅い。オビ=ワンは回転してアナキンを迎え撃とうとライトセーバーを振るう。しかし、オビ=ワンのライトセーバーはアナキンのライトセーバーではなく、彼の片足をヒザの所で切断する。返す刃でもう片方の足もヒザで切断すると、オビ=ワンはさらにアナキンの左腕をヒジの所で切断する。

アナキンは堪らずライトセーバーを落とすと、残った機械の腕で崖の端をつかむ。しかし、握力が強すぎるために崖の端が崩れ、黒い砂の斜面を滑り落ちていく。アナキンの切断された両足と腕は溶岩の中に落ち、一瞬にして燃え尽きてしまう。アナキンは必死に滑るのを止めようとするが、砂をつかもうとすればするほど、どんどん落ちていく。砂そのものも高温であり、グローブや身に付けたローブが次第に燃え始める。

オビ=ワンはアナキンが落としたライトセーバーを手にして、自分自身のものと比べる。アナキンはオビ=ワンのものを参考に製作したため、二つは見た目が非常に似ている。

「オビ=ワン・・・」とアナキンが下の土手から助けを求める。アナキンのローブは燃えつづけ、髪は炭化し始めている。

オビ=ワンはアナキンに叫ぶ。「君は選ばれし者だったのだぞ!君がシスを倒すとされていたのに、自分がシスとなってしまった。君がフォースに均衡をもたらすはずだったのに、闇で覆われてしまった。君は私に取って兄弟のような存在だった。君のことは愛していたが、だが救うことはできなかった。」

空を見上げたオビ=ワンは、大気圏に突入するセータ級シャトルの姿を確認する。その時、アナキンの体が炎に包まれる。アナキンは「お前なんか大嫌いだ!」とオビ=ワンに向って絶叫する。

ジェダイの掟で禁じられている無益な殺人を避けたいオビ=ワンは、アナキンにとどめを刺さずにその場を後にする。

◇◇◇◇◇

オビ=ワンは急いでナブー・スターシップに乗り込み、間一髪のところでムスタファを脱出する。

その直後、パルパティーンを乗せたセータ級シャトルがムスタファ施設の着床に着陸し、瀕死の状態で溶岩の流れの間に横たわっているアナキンを回収する。シャトルに収容されたアナキンは救急カプセルに入れられ応急処置が施される。彼はかろうじて一命を取り止める。

Vウィング戦闘機に護衛されたセータ級シャトルは惑星コルサントを目指す。

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スター・ウォーズ JAPAN

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