電車で今日も今日とて『今日のミトロジー』(中沢新一著、講談社選書メチエ、2023年)。「ウクライナの戦争」「音楽はどこからやってくるのか」をはじめ、各文は短くとも意味深長、版型は小さくとも重厚多彩。読了したくなきゆえ遅読力を大いに揮いて候。これ、美酒をけちけち吞む所行に近しきこと也。|待読:①『小さき者たちの』(松村圭一郎著、ミシマ社、2023年)☞水俣で、すでに亡くなってしまった患者や医師の方々から、直にお話をうかがったことを思い出しながら読みたい。②『ものがわかるということ』(養老孟司著、祥伝社、2023年)☞『唯脳論』の頃からのファンだが、だからと言って「うまく××××できる」わけではなかったと思い知らされたことを思い出しながら読みたい。先生は早口で、しかも話の展開も早かった。講演会やテレビやネット、CDブックでお話を聞いてて、語り口はわかっちゃいた。けれど結局、頭で判ってても、身体は解ってなかった。「頭で判っている」ということの頼りなさよ。
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