大掃除の傍らの年末雑記/ネットで見た某誌の記事によれば、カジノ利権疑惑で逮捕されたAは、やはり蜥蜴の尻尾切りだったそうだが、そもそもダブルAが、令和おじさんと2F氏の尻尾切りをしようと画策しているのだとか。Sに同情の余地はないが、記者会見を見ていると、「泣いて馬謖を斬る」ならぬ、「ほくそ笑んで馬謖を斬る」状況に遭いながら、まだ矢面に立ち、生殺しにされているようにも見える。そして、マスコミのタイアッ . . . 本文を読む
「NHKの受信料支払いは義務」と閣議決定!「N国が話題になったり、ネットを中心に、NHKに対する批判が高まってきていますが、なるほどこういう手を打たれましたか。この決議は二重のメッセージになっていると思います。ひとつは、NHKの報道関係者への叱咤激励です。つまり、今後とも今まで通り、忠実に政府の広報活動を担ってほしい、一部の反体制国民の声に靡いて政権に不利なニュースを流したらあかんぞ、と釘を刺して . . . 本文を読む
人格も信用も著しく損なわれているのに、外遊で名誉挽回を図ろうと浮かれている御仁もいるようだが、とても浮かれるような気分ではない。ワインぐらいは飲むけど。/私の選ぶ今年の漢字一文字は「嘘」、三文字なら「嘘八百」。私利私欲、党利党略まみれで、嘘に嘘を上書きする権力の横暴さをこれだけ実感した年もない。よって、「年を忘れる」どころか、大晦日、元旦、三箇日、松の内と、忘れてはならないことが、いつにも増して明 . . . 本文を読む
「臭いものに蓋」の限界:NHKニュースを中心に、少なからぬマスコミが、現政権による悪行の数々を極力、放送せず、国民に知られないように、周到に蓋をし続けている。「放送機関は社会の公器たるべし」という倫理観さえ臭い物扱いされ、しっかり蓋をされている。しかし、もう「権力の腐臭」は放射性物質さながらに社会に漂っており、「なにこの明らかに嫌な感じ?」とみな顔を顰め始めている。にもかかわらず、日々、「放送禁止 . . . 本文を読む
「どちらかと言えば、政治のことはいままで敬遠していた、という人は少なくないはず。自分も遅きに失した組である。それにしても、ここ数か月のうちに、国政と自分自身を直に結び付ける当事者意識が、多くの人々のなかに芽生えたのではないか。しかも、一度生まれたその意識は、簡単に消えはしない。投票率の低い選挙が、間接民主主義がどれほど多くの災禍を招くのかが次々と明らかになり、権力というのはしっかりと監視しておかな . . . 本文を読む
『現代日本版アンデルセン童話 裸のA様』/「同時代を生きる、唯我独尊、我田引水、排他的利己主義の極北たる人物・A様。」「A様は、平民より政について囂々たる非難を浴びながらも、ことごとく馬耳東風でやり過ごす一方、「A様応援団」に阿られ、慰められ、崇め奉られながら、自己嫌悪や恥の意識は皆無のまま、完璧な自己肯定感と身心のバランスを奇跡的なまでに保ちつづけてきた。しかし、平民の潮のごとき怒りはすでに熱を . . . 本文を読む
嘘、隠蔽、誤魔化しが束になった底なしの負のループと、それに伴う論理の破綻を日々、見せつけられてきた。そのことに疲れた脳は、勢い物語的発想へと向かう。/「いま世間では多くの人々の口元から、静かな怒りの唸り声が漏れ出し、それらがまるで地響きのように拡大し始めている。テレビの前で、電車の中でスマホを見ながら、バイト先で、職場の片隅で……、多くの人が言葉にならない低い唸り声や呻き声を発している。」/日本社 . . . 本文を読む
言葉をぞんざいに扱う者は、言葉の罠に嵌まる。言葉の価値を傷つける者は、言葉の仕打ちを受ける。言葉の用法を糊塗する者は、言葉に苛まれる。言葉の意味を破壊する者は、言葉によって崩壊する。/言葉は物ではなく、過去の人間の営みから生まれた厖大な叡智。「そんなの関係ねぇ、俺たちがルールだ」ってか?/いくら神ってみせたところで、言葉の亡霊には太刀打ちできない。言霊は、大型シュレッダーでは裁断できないし、いつで . . . 本文を読む
現下の日本は、近代史を身近に感じやすい。/デジタル大辞泉で改めて、「大本営発表」と引く。「①太平洋戦争中、大本営が国民に向けて発表した、戦況に関する情報。末期には、戦況が悪化しているにも関わらず、優勢であるかのような虚偽の発表を繰り返した」。次に、「②転じて、政府や有力者などが発表する、自分に都合がよいばかりで信用できない情報」。/②は、いま日々、私たちが目にしてることそのもの。現代版大本営発表が . . . 本文を読む