SHEI日記

OKSストミール・オルシティン(ポーランド1リーガ)の柴村直弥の日記

4月2日(無観客試合)

2014年04月02日 14時55分24秒 | Weblog

こんにちは

 

更新が滞ってしまってすみません

 

少し前になりますが、Jリーグで初めて無観客試合が行われましたね。

 

僕も2012年のACLの試合で無観客試合を経験したことがありますが、ボールを蹴る音とピッチの声がただただスタジアムにこだまし、本当に寂しい感じでした。

 

その試合の映像がこちら↓

 

https://www.youtube.com/watch?v=dWyOllqcBK4&feature=youtu.be

 

ボールを蹴る音と選手たちの声が響いてますよね。

 

2012年のACL、アウェーのサウジアラビアのジッダのスタジアムでのアルイテハド戦です

 

この試合、前半早々にうちのセンターバックのサーシャが退場になり、苦しい展開を強いられました。

しかも、この試合の数日前にはW杯アジア3次予選の最終戦、豊田スタジアムでの日本対ウズベキスタンの試合があり、うちのチームからは6人の選手たちが代表に選ばれており、そのうち4選手(MFマグデーエフ、MFアンドレーエフ、MFキリチェフ、MFイスマトラエフ)がその試合に出場するために日本に行っていました。

クラブとして必要不可欠であり、クラブを優先するために日本戦を招集されながらも代表を辞退した(ウズベキスタンはすでに最終予選進出が決まっている状況だったため)FWファラとGKティムはコンディション調整ができましたが、その4選手のコンディションも良かったとは言えない状況でした。

そのようなチームとして苦しい状況の中、僕もフル出場しましたが、普段ならサポーターの方々の声援が僕らを後押ししてくれるのですが、当然無観客試合なのでそれはなく、改めてサポーターの方々の声援に支えられているんだと感じた試合でもありました。

 

というのも、2011年、僕がラトビアのヴェンツピルスでUEFAヨーロッパリーグ3回戦を戦ったとき、相手はレッドスター・ベオグラードでしたが、セルビアのベオグラードのマラカナスタジアムで行われたアウェーでの第2戦では、5万人の相手サポーターに対してラトビアからおよそ30人のうちのチームのサポーターの方々が応援に駆けつけてくれました。

 

その試合の映像はこちら↓

https://www.youtube.com/watch?v=bn_QM-mIFqU

 

この試合も、左サイドバックで出場していた僕の前の左MFのポジションであったうちのラトビア代表MFルガ(昨年の日本対ラトビアの試合でも出場していた彼です。)が前半で退場になり、10人での厳しい戦いを強いられていました。

 

しかも第1戦で僕らはレッドスターに1−2で負けていたので(http://www.plus-blog.sportsnavi.com/nogomet/article/372)、2−1以上での勝利が必須というリードされている状況でした。

 

そんな中、アウェーの5万人の相手サポーターの大声援の中でも声を枯らして30人で応援し続けてくれたサポーターの方々を姿や声援は僕らのプレーを後押ししてくれましたし、力になりました。

 

この2つの対照的な雰囲気の試合を経験して、サポーターの方々の存在と声援の大きさを改めて再確認しましたし、僕らがプレーさせてもらえる上で間違いなく必要不可欠な存在でもありますし、今後無観客試合というものが日本でもどこの国でも行われることがないようになっていったらいいなと思います。そして、そうなるように選手も含めてみんなでルールを守って作っていかなければいけないなと感じました。

 

世界ではこれまでも無観客試合という試合はありましたが、Jリーグでは初めてのことでしたので、今回の件でみんなが考えるキッカケになったと思いますし、みんなで前を向いて一歩一歩進んでいけたらいいなと思います

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1 コメント

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サポーターとは… (まめぞー)
2014-04-05 00:23:55
たいへん久しぶりのコメントです。
SHEI選手、お元気ですか?

無観客試合はとても残念なことでした。
SHEI選手が書いた文章を読んで、サポーターとは選手にとってどんな存在であるかを知りました。だから、私はサポーターとして、常に選手の背中を押す追い風みたいになりたいと思います。

自分の考えや客観的な見方をわかりやすく書いてくれたり、行動で発信してくれるSHEI選手のような存在はカッコイイですよね。

これからも応援しています。
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