翔の「今日の一枚」

写真付きで日記です。
毎日、写真を1枚アツプします。

「無言館(戦没画学生慰霊美術館)を訪ねて」

2011-08-26 18:12:00 | 日記
 *(晴れ)*今日から快晴で、青空と夏雲・秋雲が混在しこの処無い情景を醸し出してくれていました。

 今日は前々から予定していた長野県上田市にある「無言館」と言う美術館を訪ねるため、日課のウオークは午前5時起きし歩いてきました。*(足)*

 この時間帯はまだお日様が顔を出していないため、爽やかといった空気感が歩くのに最適で気持ちよく朝の空気をすってきました。*(笑顔)*

 今日、訪ねた無言館は「戦没画学生慰霊美術館」とも言われ、戦争中、画家になることを夢み、生きて帰って絵を描きたいと叫びながら死んでいった多くの画学生が遺した作品と遺品が収められた美術館です。*(シャイ)*

 私は終戦の年には国民学校5年生で、まだ子供だつたため戦争に対する罪悪感はまったくありませんでしたが、ここ10年は毎年終戦記念日に戦争って何だったのだろうと考える場所を訪ね歩いています。*(うるうる)*

 無言館を訪ねるのは、これで三度目になりますが、何時も心に痛みを感じ帰ってきます。*(シャイ)*

 *(うるうる)*この美術館で特に印象に残ったのが、恋人を描いた「裸婦」という作品です。
 
 作者の日記には
「あと五分、あと十分この絵を描かせてくれ・・・小生は生きて帰らねばなりません。  絵を描くために・・・。」一度だけでいい、あなたに見せたい絵がある・・・。

と言い、戦地に向かったという、この作品は、未完のまま「無言館」に飾られています。
 
*(デジカメ)*「今日の一枚」は棲家からは2時間くらいかかりましたが、心に残る美術館ということで「無言館(戦没画学生慰霊美術館)を訪ねて」としました。*(デジカメ)*

PS
 「無言館(戦没画学生慰霊美術館)を訪ねて」を次のURLでスライドショーとしてアップしました。
  http://p.tl/0XXd
 

photo by shawt from OCNフォトフレンド
photo by shawt from OCNフォトフレンド