昨年末に所用で上京した折、「小石川後楽園」の夜間庭園が解放されているのを知り
、立ち寄ってみました。
小石川後楽園は、江戸時代初期に水戸徳川家初代藩主・徳川頼房が、江戸の中屋敷に
築造し、2代藩主・光圀により完成した江戸の大名庭園で、現存する最古の庭園です。
小石川台地のに日本各地の景勝を模した庭造りがされ、日本と中国の名所や古典にな
ぞらえた見所を配した「後楽園」と命名されたそうです。
ライトアップされた庭園の情景は水面にも映り、大都会の中に会って、大自然を感じ
ることが出来、歴史的な遺産としての儒教の心を感じることが出来ました。
因みに、後楽園の名は、中国宋の儒学者笵仲淹の中の「先天下之憂而憂 後天下之楽
而楽」から取られたとされています。
2025年1月4日
東京都文京区後楽・小石川後楽園にて
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