いつもお世話になっている公園の日没後の情景。
まだ富士山が良く望遠でき、背景が茜色に染まっている。
足元の公園の街頭には灯がともり、夜の準備に入っている。よく見ると甲府盆地の夜
景も目に入る。
風も無く寒さもそれ程感じない穏やかな日没の中に暮れ行く公園の姿 !
夕景から夜景への移ろいの時間が、公園を幻想的に演出しているように見える風景で
した。
2022年11月30日
甲斐市龍王・赤坂台総合公園にて
山の中の小さな湖"矢木羽湖"の湖畔から、晩秋の富士山を望遠して見た。
湖畔の西側からは、四季やり折りの表情を見せる富士山が望遠できるが、晩秋の今は
半分以上が雪に覆われた、厳しい冬の情景が望遠できる。
この時期、天気は比較的良いものの、寒さが厳しく湖を訪れる人は皆無で、晩秋富士
を独り占めできる絶好のチャンスかも知れない ?
2022年11月29日
甲斐市牛句・矢木羽湖にて
山梨県立美術館は、ミレーの作品で名を知られていますが、管内の展示作品だけでな
く、庭園も一見の価値があります。
日本庭園で深まる秋の紅葉を楽しむのも良いのですが、芝生広場には彫像やモニュメ
ントも楽しむことが出来ます。
紅葉を背景にしたステンレス球のモニュメントは、近代的な彫刻で佐藤正明氏の”ビ
ッグアップル”と言う作品で、一見の価値がありました。
2022年11月28日
甲府市貢川・山梨県立美術館にて
秋も深まると共に紅葉の風景も、華やかさから寂しさに移り変わっています。
富士吉田市の「ふじさんミュージアム」の敷地内にある古民家も紅葉が終わりに近づ
き、軒先につるされた「干し柿」も寂しげの表情を見せていました。
古民家も周囲の樹々と一緒に、四季折々の表情をを見せてくれていましたが、冬まじ
かを迎え、どこか哀愁が漂っていました。
2022年11月27日
富士吉田市上吉田・ふじさんミュージアム(歴史民俗資料館)にて
晩秋の山の中の小さな湖"矢木羽湖"は、この秋最後の美しい表情を見せていてくれま
す。
湖は数人の釣り人以外に滅多に人影が見られず、相変わらず静寂そのものです。
湖畔に佇み季節の移り行くさまを独り占めし、自分一人の晩秋の湖の風景を楽しんで
きました。
2022年11月26日
甲斐市牛句・矢木羽湖にて
