shawtの「今日の一枚」

毎日一枚の写真付きで記憶の片隅を書き散らします。

中国 江南の水郷の街 鳥鎮(うーちん)

2015-12-31 16:18:05 | 日記

 鳥鎮(Wu Zhen)は上海と杭州の中間にある古い運河の街でした。


 その歴史をたどると唐代にに鎮として設置されたことから始まり、すでに千三百年以上の時空がこの街を形づくっています。また、中国の著名な現代文学の作家である茅盾の出身地としても有名です。 街は清代初期の特徴を残して民家や昭明太子読書処、修真観劇台などの名所旧跡が多く、江南水郷の一つとして人気の観光地でもあります。


 
  鳥鎮は河に沿った町並みを丸ごと保存して、古きよき時代を売り物にしたテーマパーク風な感じがしました。(街に入るには入場料が必要)。そうは行っても現在もここに住んでいる人もいますので、街の外から見物に入ることは可能です。街を保存するためか、かなりの部分が博物館等に改造していますが、単に観光地としているわけではなく文化財産としての位置づけもしているようで、おみやげ屋も昔の家屋を利用していても、あくまで周囲の景観を壊さない配慮がされており、写真撮影やスケツチなどで一日いても飽きないにレトロの街でした。

 

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中国の代表作家「魯迅」の生誕地を訪ねて

2015-12-30 15:48:54 | 日記

 

     * 魯迅の彫像・・・「魯迅紀念館」にて

 魯迅の生家は、中国のお酒で有名な紹興市の南部にあり、現在は生家の一帯が「魯迅故里」と呼ばれ一つの博物館になって保存されている。

「魯迅故居」は魯迅の書籍を展示した「魯迅紀念館」、魯迅が子供の頃に通った塾である「三味書屋」などがあり、街並みも昔の雰囲気を残している。

 魯迅(本名:周樹人)の生い立ちは、1881年9月25日に紹興で生まれ、幼少の頃は裕福だったものの、子供の頃に没落し、社会の冷たさを味わったと言う。1902年には来日し、1904年に医学を志すために仙台医学専門学校に留学した。

「魯迅故里」には、魯迅紀念館があり、魯迅の小説や写真等が陳列されている。(上海の魯迅紀念館よりも規模が少し大きい)、館内では、「故郷」の一場面が再現されていた。閏土の作り話を聞く魯迅である。小説の中で、「ああ、閏土の心は神秘の宝庫で、私の遊び仲間とは大違いだ。」と魯迅は語っている。

また「三味書屋」は魯迅は12歳から17歳まで、ここで学んでいる。魯迅が使用していた机と椅子が保管され、自由に使うことができるようになっていた。

魯迅紀念館の近くの魯迅中路には、魯迅の小説に出てくる「咸享酒店」があり、今までも繁盛し、昼間から紹興酒を楽しんでいる観光客で混雑していた。

魯迅は中国はもとより、アジアの近代にとってもっとも重要な作家の一人で、『狂人日記』や『阿Q正伝』等の作品によって中国文学に新しい息吹を吹き込み、近代中国を代表する思想家として活躍した作家でもある。

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書の最高峰「王羲之(おうぎし)」の「蘭亭」を訪ねて

2015-12-28 16:08:18 | 日記

 漢字離れを危惧する声は今もありますが、中国の紹興市を訪ねた折に、中国で最も有名な書作品で、王羲之が「蘭亭序(らんていじょ)」を書いた場所の蘭亭を訪ねました。

     * 蘭亭

「蘭亭序」(らんていじょ)は、流麗な筆さばきで書かれた行書28行324文字。

 書の最高傑作といわれています。 

     * 御碑亭 王羲之の「蘭亭序」の全文が碑に彫られた石碑です。

 作者は、4世紀の中国で活躍した王羲之(おうぎし)で。行書、草書を、洗練された美しい書体に仕上げた最大の功労者です。中国では、いまなお“書聖”として崇めています。

 不思議なリズム感で書かれた「蘭亭序」の文字は、空海を通じて、日本の書にも大きな影響を与えたといわれています。

     * 入り口の壁にかかれた「蘭亭序」の説明

    * 「蘭亭序」の前半部

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諸葛孔明が誕生した村

2015-12-27 15:14:08 | 日記

  日中関係が今の様に、ギクシャクしていない10年位前までは、中国の奥深い歴史を知るため、何度も旅をしてきました。

 日中の複雑な情勢とは関係なく、中国9000年の歴史には魅力を感じますが、今の中国人の物の考え方には何故か違和感を持つのは私だけではないと思います。

 年末までには大掃除ついでに、少しでも昔の写真を整理しようと、取り掛かりましたが、「中国江南紀行」というファイルに当たり、整理作業は中断されてしまいました。

 そんな事で、この時立ち寄った「諸葛八卦村」の写真を少しだけ載せておきます。

* 諸葛八卦村の案内図

 三国志で知られる「諸葛亮孔明(しょかつりょうこうめい)」は、181年~234年に生没した蜀(しょく)の天才軍師です。

* 諸葛孔明の彫像

 よく言われる「三顧の礼」は、劉備(りゅうび)が自軍の軍師として孔明を迎えたいと願い、一度目、二度目共に孔明に会えず、劉備はこれをあきらめず、三度目にしてようやく孔明に会うことができましたが、孔明は劉備のこの熱意にうたれ、劉備に仕えることになったと言う話です。

 ここで一言、目上の者が目下の者に礼を尽くして、何度も出向いて頼むことを「三顧の礼」といいますが、日本でも戦国時代に実際の例がありました。
 
 他に「天下三分の計」などの面白く、今でも役立つ話がありますが、次回にしたいと思います。

*村中心の鉮池

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菜の花の狂い咲き

2015-12-26 15:35:03 | 日記

 ここ数日、風邪気味で体調不良でしたが、昨日も家内の病院への送り迎えで、日課のウオーキングをお休みしました。

 でも、小春日和の今日こそ歩かないと勿体ないと、意を決し「信玄堤コース」を歩くことにし、午前9時半頃に家を出る。

 カメラを肩にノンビリ歩行は私には、精神的に最高・ストレス解放に最良、こんな日は何か全てに目線が違うのか、及第点の作品が半分以上撮れ気分は最高に高揚。

 そんな事か、行に気ずかなかつた菜の花を帰りに発見、今年二度目の菜の花とのお見合いで、時間を少々オーバー。

 遠く南アルプスを背景に「菜の花ちゃん」を記念撮影する。・・・来年の春はどうなるのだろう ?

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