バイトの店長

今月から、一年一緒に働いた店長さんが転勤になった。

そんなに遠くではないが、とにかく一緒には働かなくなった。

しかし、バイトを始めた当初、目標としていた一つとして、

本業の顧客を増やすということが、最後に達成された。

変わって行ってしまったので、今後継続されるかどうかは疑問ではあるが、

嬉しいことである。

そして、新しく変わってきた店長が、元の店長ある。

一年前、かなり軽視され頭にきていた店長であるので、

元々退職の意向は伝えてあったし、丁度都合が良いと思っていた。

しかし、今月は辞めてはいないものの、シフトインはしていないので、

そのうち辞める手続きに行こうと思っている矢先に、

向こうから連絡だあった。

何の用事かと思えば、シフトインしていないので、

転任の挨拶と有給の消化のことであった。

何日か有給はあったのだが、なかなか申請しずらいので、

残したまま辞めようと思っていたら、

気を利かせて、わざわざ連絡をいただいたのであった。

単純なもので、良くしてもらうと、人の評価は変わってしまう。

悪いひとから良い人になってしまった。

さらに、手続きに行ったついでに話をすると、

気楽に話せて、楽しくもあった。

ただ今回の背景には、彼は来月退職するからということもある。

もう自分の会社での評価は関係ないので、

やめる前に少しでも周りの人に良い人と思われて辞めたいのがあるのかもしれない。

どちらにせよ、人との付き合いは、周りの環境に左右されることも多いと思う。

仲良く出来ないと思うひとでも、出会う環境が変われば、変わるかもしれない。