goo blog サービス終了のお知らせ 

Shimmyブログ

♬音楽といろいろ.....♪♪

「かつて僕らは兄弟だった」を見た。

2020-10-25 | 音楽
公開2日目の土曜日、観客は10人ぐらいかな。
皆んな、「ザ・バンド」フリークなのかしら??
なんとエンディングは「オフェリア」でした。

上映してくれたユナイテッドシネマに、感謝!!

今更僕が力むことでもないんだけど、
日本では相当なロック、音楽好きにも名前ぐらい
しか知られていません。
だから大物を引き合いに出すしかない。

【エリック・クラプトン】
ザ・バンド1968年の処女作「Music From
Big Pink」に憧れ、参加したくてアメリカに渡り、
「アメリカンミュージック」にはまっていく。(
サイドギターでいいからと頼んだと語っていた。)
その夢は叶い76年、ザ・バンドのスタジオでレ
コーディング。




【ローリング・ストーンズ】
アルバム「ベガーズ・バンケット」に
Music From Big Brownの文字が。以後、
音楽性はアメリカ南部に向かう。


【ボブ・ディラン】
フォークから「アメリカンミュージック」に転向
する重要な時期にツアー、レコーディングに専属
のように使っていたのがザ・バンド。65ー67
年にはウッドストックのザ・バンドのスタジオに
引きこもりセッションを繰り返していた。その録
音は「ベースメントテープス」として有名。



すでに超大物だったディランが生活費の面倒をみ
ていたのかしら?
純粋に音楽的アイディアはどちらが出していたん
だろう? 僕は、ザ・バンドの影響が大きいんじ
ゃないかと想像してしまう。


「Music From Big Pink」は「アメリカンミュ
ージック」の概念を打ち立てている!!


【アメリカンミュージック】
西部開拓時代のヨーロッパ由来の民謡
田舎のカントリー
アメリカ南部のブルース、ジャズ
30年代禁酒法時代の都市のショービズ的音楽
40年代カリブ海からのラテン音楽
50年代ロックンロール、R&B
等々。

ブルースだフォークだとせまい「点」で捉えるの
でなく、音楽をアメリカの伝統、歴史性「線」で
捉える、さらには地域性も加えて「面」で捉える。

2010年グラミーが使うようになってからは「ア
メリカーナ」の言い方が一般的となった。




ザ・バンドの頭脳としてロビー、ガースの評価が
高い。だけど、もういない「無頼」の3人、ベー
スのリックとドラムスのリボンなくしてはあのサ
ウンドはできなかったでしょう!!

ロビーによる回顧録だけど、、
その奇跡、ありがたさをロビーは語ってるのかな。

The Band - Music From Big Pink 1968

未だにこれを超える白人の音楽はない!!僕には。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 音楽って、食べ物と同じなの... | トップ | 2020最後のリトモスだけど、、 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

音楽」カテゴリの最新記事